『聖剣学院の魔剣使い』リーセリア役・石川由依さん、レギーナ役・洲崎綾さんインタビュー|「由依ちゃんの声は正ヒロイン」【連載第4回】
強くてカッコいいリーセリアの姿をぜひ見ていただきたい
――アニメの映像をご覧になっての感想も教えてください。
石川:キレイ! 本当にその一言に尽きます。背景や建物が壮観なんですよね。映像の力もあって物語の重厚感もより増しているように思います。そして女の子もレオくんもかわいいです。
洲崎:由依ちゃんと同じく、本当にキレイで、あと描き込み量がすごいと思いました。シャーリやレギーナなどのメイドをはじめ、この作品って装飾品などを付けているキャラが多いんです。それも細かく描かれていて驚きました。瞳もグラデーションでカラーがついていて、髪の毛もキレイ。あと、エンディングが素晴らしいですね。
石川:みんなかわいいよね!
洲崎:自撮りしているレギーナとか、スカートを履いている咲耶とか、カラオケの部屋にいるみんなとか……ひとつ、ひとつのシーンがすごくかわいい!
――本作は「聖剣」を駆使して戦うキャラクターが多いですが、おふたりが作品の世界にいたら、どんな「聖剣」の力に目覚めると思いますか?
洲崎:絶対にアタッカーだと思います。治癒とか遠距離射撃じゃなくて、両手剣とかでガンガン敵を切っていくタイプ。前衛だろうな。
石川:私はめっちゃ慎重で、石橋を叩いて強固にしてから進む人間なので、トンカチとかかな。
洲崎:うそ!? ちょっと戦闘力低めじゃない(笑)?
石川:そこは、大きくしたり投げたりして頑張ります(笑)。
――トンカチの「聖剣」は見てみたいです(笑)。レオニスは10歳の姿で目覚めますが、おふたりは10歳の頃、どんなことをして過ごしていましたか?
石川:人見知りではあったのですが、児童会の書記に立候補したり、オーディションもある学芸会の主人公役に立候補したりと、当時はまだ積極性がありました。
洲崎:その頃からお芝居が好きだったんだね。
石川:もう劇団に入っていたから、好きだったかな。いつの間にか積極性はなくなって、手も挙げない感じの子になっていきました(笑)。
洲崎:私も前に出るのが好きで、学級委員長とかやっていた気がします。あと好きな子をいじめるタイプの子で、男子トイレの前まで追っかけていました。好きだからこそ、からかいたくなっちゃうんですよね。
――当時から役者になりたいと思っていましたか?
洲崎:そのときはまだそういう気持ちはなかったと思いますね。確か中学1年生くらいのときに声優さんに興味を持って、この業界を意識し始めた気がします。小学生の頃はお花屋さんになりたいと言っていたんじゃないかな。
石川:かわいい!
――小さい頃の貴重なエピソードもお話いただきありがとうございました。最後に、今後の注目ポイントを教えてください。
洲崎:10話で天使の姿をしたヴォイドが登場しました。それに関係していそうなネファケスが見上げていたのは、いったい何だったのか。とある言葉に反応するレオニスの葛藤も見どころですので、ぜひ注目してください。
石川:ヴァンパイアクイーンとなり、レオくんからドレスと骸骨のストラップをもらったリーセリアは、お父様の家来だった人たちの亡霊と共に、ヴォイドに立ち向かいます。先陣を切って戦うことは、彼女が思っていた、望んでいた強い自分の姿なんじゃないかな。そういう強くてカッコいいリーセリアの姿をぜひ見ていただきたいです。
[取材・文/M.TOKU]
『聖剣学院の魔剣使い』作品情報
あらすじ
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。
だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!
「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」
<聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。
未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。
聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。
魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!
キャスト
レオニス:井上麻里奈
リーセリア:石川由依
レギーナ:洲崎綾
エルフィーネ:五十嵐裕美
咲耶:黒木ほの香
シャーリ:仲田ありさ
ブラッカス:池添朋文
ロゼリア:加隈亜衣
魔王レオニス:平川大輔
TVアニメ「聖剣学院の魔剣使い」公式サイト
https://seikengakuin.com/
『聖剣学院の魔剣使い』公式X(@SEIKEN_MAKEN)
https://twitter.com/SEIKEN_MAKEN