『デッドマウント・デスプレイ』崎宮ミサキ役・水瀬いのりさんインタビュー|「カラダがひとでなしになる反面、心はどんどん人らしく」【第2クール連載第11回】
衝撃の異世界転生ノワールファンタジーとして、2023年4月からスタートしたTVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』。その第2クールが10月よりスタートした。
とある異世界から現代の新宿に転生した四乃山ポルカ。大事な仲間たちと平穏を望んでいたが、彼らの周りには、レミングスや火吹き蟲といった「厄ネタ」や、ソリティアのような奇術使いなど、とてつもなく強い上に個性的なキャラクターたちが集まってきてしまう。第2クールでは、さらにヤバいキャラクターたちが登場し、ポルカたちの生活を脅かす。第2クールもいよいよ佳境。どんな結末を迎えるのか、楽しみにしてほしい。
アニメイトタイムズでは第2クールの放送と連動した連載も再スタート! 第23話放送後となる第2クール連載第11回は、屍神殿によって幼生吸血鬼となり、さらに強くなった崎宮ミサキを演じる水瀬いのりさんが登場。繰屋 匠を助けるために戦った阿牙倉百矢とのバトルも圧巻だった第2クールを振り返ってもらいました。
ミサキの中にある人間味を意識しながら演じていました
――第2クールの『デッドマウント・デスプレイ』はいかがでしたか?
水瀬:共闘のアツさ! 個ではなく共に闘う姿はアツく、演じていても熱が入りました。独りではないことに1クール目からの変化を感じ、それぞれのキャラクターの強さの成長も魅力的でした。
――第2クールになって、演技面で変化などはありましたか?
水瀬:本格的にひとでなしになったミサキですが、カラダがひとでなしになる反面、心はどんどん人らしくなっていったように思います。蝙蝠ミサキの中に確かにある人間味を、2クール目では意識していました。
――2クール目で印象的だったシーンはありますか?
水瀬:自分より強い相手との対戦にワクワクしちゃうミサキがとても好きです。強敵との対戦を前にワクワクするという好奇心こそが、ミサキらしさ。その言葉に引っ張ってもらい、私も戦闘シーンを楽しむことができました。
――かなり登場キャラクターも増えてきましたが、第2クールで気になるキャラクターはいましたか?
水瀬:(阿牙倉)マジリさん! まず見た目がとても好きです。あとこういうぶっ飛んじゃってるお姉さんが大好きです。優しい声音や口調の中に確かにある圧とカリスマ性に痺れていました。不安定が安定なマジリさんワールドの虜です。