吉田莉桜さんが妄想系ASMRに初挑戦！　“攻め攻めボイス”満載の収録に「“こんなに甘い言葉なんて絶対に言えないよ！”って恥ずかしくなったり（笑）」　音声コンテンツ『会社の部下はお料理好きな彼女』リリース記念インタビュー

演じたのは普段の自分とは違う攻め攻めの女の子。いっぱいキュンキュンしてください

――声が生っぽく、挑発的なセリフやかわいらしいシチュエーションがあったりと、聴いていてドキドキしてしまいました（笑）。

吉田：本当ですか？（笑）　ありがとうございます。

――普段のお仕事との違いや難しさを感じた点はありますか？

吉田：声だけで表情や気持ちを表現しなくてはいけないですし、お芝居する時に動きをつけてしまうとマイクがノイズを拾ってしまうので、動かないように演じるのが難しかったです。でも棒読みにもならないように、目線を動かしたり、バイノーラルマイクを相手役だと思って演じました。

――購入された方は基本的にイヤホンやヘッドフォンなどで聴くコンテンツなので、より距離感も近いし、彼に向かってデレるシーンが多いので恥ずかしさを感じることは？

吉田：それはあまり感じませんでしたが、私が普段しないような話し方やセリフばかりなので、いつも応援してくださるファンの方にどう思われるのかが気になるかもしれません（笑）。いつもの私はのほほんとしているし、しゃべる時もこんなに優しくないと思うので、たぶん楽しんでいただけるんじゃないかなと。

――今回、演じられたお話はお付き合いしている会社の先輩のおうちで料理を振舞ったり、耳かきしてあげたりという羨ましい設定ですが（笑）、シナリオの印象や感想をお聞かせください。

吉田：現実には体験することができないような、アニメっぽい設定やシチュエーションだなと思いました。職場恋愛も絶対にしたくないので、職場恋愛をしている女の子はこんな感じになるのかなと想像したり、「こんなに甘い言葉なんて絶対に言えないよ！」って恥ずかしくなったり（笑）。だから自分とは違う誰かを演じているつもりで収録していました。

――演じた女の子は後輩なのに小悪魔的に先輩をからかったり、終始リードしていましたね。

吉田：攻め攻めなのがセリフや口調から伝わってきました。消極的だったり、女の子に引っ張ってもらいたい男性にキュンキュンしてほしいですね。

――収録前にどんなふうに演じてほしいという説明や指示はあったのでしょうか？

吉田：特にオーダーはなくて、「莉桜さんらしくやっていただけたら」と言っていただけたので、ただ私らしく演じるだけでした。ただセリフは素の私なら絶対言えないことばかりでしたけど（笑）。

――具体的な指示がなく、お任せというのは一番難しいのでは？

吉田：そうなんです！　でもとりあえず自分が思う通りにやってみて、違ったら指示やアドバイスをいただけるはずだからと。

――収録で印象的だったことやおもしろかったことなどありましたらお聞かせください。

吉田：演じている時、イヤフォン越しに自分の声も聴こえるんですけど、音が右耳から左耳に変わった時、「すごっ!?」と思いました。もちろん、バイノーラルマイクの周りを左右に移動して演じるわけですが、移動するたびに「次はどっちだっけ？」とあたふたしたり、間違えて思わずひざから崩れ落ちたりして。そんな時は「頑張れ！　頑張れ！」と心の中で自分を励ましながら演じていました。

もしASMRコンテンツを自分でプロデュースするとしたら？

――演じる女の子は料理上手という設定ですが、ご自身は料理をされますか？

吉田：高校が調理科かつ、普段はあまり外出しないので、よく自炊しています。今回演じた女の子は分量を量らないで料理していましたが、そこは私も同じです（笑）。得意な料理はハンバーグとかつ丼です。最近、おろポン（おろしポン酢）にハマっているので、ハンバーグもおろポンで食べています。あと今のマイブームは玉子焼きでもう4カ月続いていますが、卵が高価になってしまって大変です。

――先輩の耳かきをしてあげるシーンがありますが、耳かきをする方orされる方、どちらが好きですか？　

吉田：どちらも好きじゃなくて、自分でやらせてほしいです（笑）。あとひざ枕も好きじゃなくて。

――そうなんですか？

吉田：パーソナルスペースをキープしたいタイプで。好きな人は横にいてくれるだけでいいんです。

――お昼寝するシーンもありますが、お昼寝はされますか？

吉田：お昼寝だけじゃなく、寝ること自体が大好きで、お休みの日はついずっと寝てしまいます。

――お昼寝する時の理想のシチュエーションも教えてください。

吉田：理想というか、絶対条件は1人でいることです。将来、同棲や結婚したとしても寝る時は別々で（笑）。

――もし、またASMRの収録をしたり、企画プロデュースをする機会があるとしたら、どんな設定やシチュエーションでやってみたいですか？

吉田：子供の頃から幼なじみと、恋人になる前からなる瞬間までの期間でやってみたいです。恋愛で一番楽しい時間と聞きますから。そして一緒に動物園に行ったり、登山してみたいです。私が動物や自然と戯れたいので（笑）。バックで木々が風でさやさやする音や動物の鳴き声が聴こえる中で恋人未満の2人が意識し合うという……素敵じゃないですか？

――それは莉桜さんと自然の2つに癒されるということですね？

吉田：そうなったらいいですね（笑）。

――ちなみに好きなアニメやマンガ、最近ハマっている作品があれば教えてください。

吉田：アニメだと『僕のヒーローアカデミア』『夏目友人帳』『NANA』『ご近所物語』をサブスクでよく見ています。どれもマンガ原作があって、矢沢あい先生の作品にも興味があるので、『NANA』のコミックを全巻集めようか、今悩んでいる最中です。。あっ!?　あと『ジョジョの奇妙な冒険』もお気に入りで、シリーズがたくさんありますが、アニメは何とか全部見ました！

普段の私といつもと違う私を堪能して、癒されたり、元気になってもらえたら

――このコンテンツの発売を記念したイベントが予定されています。意気込みやイベントでやってみたいことなどお聞かせください。

吉田：この時点ではどんなイベントになるのか決まっていませんが、まず来てくださった皆さんが笑顔で楽しめるイベントになったらいいなと思います。個人的にはこのコンテンツを聴いた感想を直接お聞きできたらいいなと。あとはどんな場所や時間で聴くのかなど、皆さんがどんなASMRコンテンツを聴いているのか気になりますね。

――莉桜さんの声のお芝居についての感想も気になりますね。

吉田：それはちょっと怖いかも（笑）。

――改めて、このコンテンツの聴きどころや注目ポイントをお聞かせください。

吉田：私は割と年下の女の子に見られやすいため、今回演じた女の子とイメージを重ねやすいと思いますが、私が絶対に言わないセリフばかりです。新たな、そしていつもとは違う私を感じてもらいつつ、言い回しや言い方は私らしいので、その両面を楽しんでいただきながら癒されたり、元気になってもらえたら嬉しいです。

――販売方法はDLカードと配信の2種類ありますが、DLカードの有償特典にはチェキが付いています。

吉田：このインタビューの後、まさに収録したスタジオで撮影します（笑）。このチェキを見ながら聴いていただくのもいいかも。

――皆さんへメッセージをお願いします。

吉田：まず応援してくださっているファンの皆さん、いつもありがとうございます。そして、この記事で初めて知ってくださったみなさん、はじめまして、吉田莉桜です。

このたび私にとって初めてのASMRコンテンツの収録に挑戦させていただきましたが、聴いて元気になったり、癒されたり、ドキドキしたり、妄想したりといろいろな形で笑顔になっていただけたらいいなと思っています。また、いつもの私を知っている方には、私が絶対に言わないであろうセリフがたっぷり入っていますし、セリフ量もかなりありますので、じっくり堪能してください。

そして、はじめましての方にはこのコンテンツを聴いて私に興味を持っていただけたら、他の作品を見たり、Twitterなどをチェックしてみてください。私自身はこの作品の主人公の子とは全然違うので、そこはギャップ萌えだと思ってご了承ください（笑）。