『この素晴らしい世界に祝福を!3』AnimeJapan 2024スペシャルステージレポート |カズマパーティ4人がAJに初集結! 待望の3期放送に「俺たち多分前世でもパーティ組んでたんじゃないか」「今世でもパーティでいてくれてありがとう」
2024年3月23日(土)・24日(日)、東京ビッグサイトで開催の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」(以下、AJ)。24日(日)、GREENステージにて「TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』AJスペシャルステージ」が行われました。
角川スニーカー文庫より書籍が刊行中の暁なつめ先生のライトノベルを原作とするアニメシリーズ『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』。スピンオフを含むと3度に渡るTVアニメ化、さらに映画化も行われている大人気シリーズですが、原作本編のTVアニメは『この素晴らしい世界に祝福を!2』から約7年ぶりとなります。
そんな待望の第3期の放送が間近に迫るなか実施された、メインキャストが勢揃いとなったステージイベントの模様をレポートします。
登壇者
福島潤さん(カズマ役)
雨宮天さん(アクア役)
高橋李依さん(めぐみん役)
茅野愛衣さん(ダクネス役)
百花繚乱さん(MC)
福島さんと雨宮さんのやりとりがカズマとアクアそっくり
『このすば』関連イベントではすっかりおなじみの百花繚乱さんがMCを務めた今回のステージに出演したのは、福島潤さん、雨宮天さん、高橋李依さん、茅野愛衣さんの4人のキャスト陣。
福島さんは作中のカズマそのままの緑のジャージ、雨宮さんは青、高橋さんは赤、茅野さんは黄と、演じるキャラクターをイメージした色の衣装に身を包んでの登場で、雨宮さんの時には「駄女神ー!」とコールした福島さんに「駄女神じゃーない!」と雨宮さんが返す、作中のカズマとアクアそのままのやりとりも行われ、集まったファンを喜ばせます。
2023年は『この素晴らしい世界に爆焔を!』、2019年の映画『この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』と、定期的にAnimeJapanでのステージが開催されている『このすば』シリーズですが、パーティメンバー4人のキャスト陣が勢揃いしたのは意外にも今年が初めて。
2019年のステージにスケジュールの都合が合わずに出演できなかった雨宮さんは、「悔しくて(当時は)ちょっとマネージャーと喧嘩しました笑」と語るほど、『このすば』イベントの出演を楽しみにしているのだとか。
また、AJ2024のKADOKAWAブースの『このすば3』の展示コーナーでは、ジャイアントトードに入って記念撮影が行えるようになっており、福島さんと高橋さんはすでに撮影を済ませたのだとか。二人によると、めちゃくちゃ写真映えするスポットとなっているそうで、作中のめぐみんが飲まれたシーンを再現しようとして角度の調整に拘った話や、作中の粘液は再現されているのかなど、ジャイアントトードについての話でしばらくもちきりに。
その様子を見ていた百花繚乱さんが「オープニングからカエルの話でこんな盛り上がるステージはたぶん他にない」とツッコミを入れるなど、開幕から『このすば』らしさ全開のトークが繰り広げられていました。
その後は、現在公開中の第3期のPVが改めて上映され、『このすば』に帰ってきたという安心を感じられるとその心境を明かすキャスト陣。
さらに第3期では、アイリス、クレア、レインといった新キャラクターも登場しますが、新キャラクターの印象について尋ねられた福島さんは、「レインは普通。クレアは嫌い。アイリスは好き」という、カズマ視点でのコメントをし、「クレアから刺されますよ」と高橋さんからツッコミを受けていました。
アイリス達は、アプリゲーム『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』などに先行して登場していますが、アニメではそこからさらにテンションや言い方の面白さが加わっており、アプリとはまた違った魅力が表現されていることも語られます。
また、百花繚乱さんから、『このすば』はアドリブが多い収録現場でもあるだけに、新しく参加するキャスト陣から「どこまでやっていいか」という相談をされることはないのかという質問が。しかし、新キャスト陣も現在の『このすば』の空気感を読んだ上で役作りをしてきてくれていると、雨宮さんや高橋さんは感じている様子。
ただ、その心構えで来た上で、さらに「おかわり」を求められるのが『このすば』の現場でもあり、金崎総監督については「結構な欲しがりさん」「笑顔で無茶振りされることが多い」といったコメントが上がっていたほど。よくその様子を後ろから見ていたという福島さんは「役者として本気で戦っている」とも振り返っていました。