『アストロノオト』4月2日(火)開催 先行上映会イベントレポート到着! 斉藤壮馬さん&降幡愛さんが登壇!
オリジナルTVアニメ『アストロノオト』は、総監督を「銀魂」シリーズの高松信司さん、シリーズ構成を「ダンジョン飯」のうえのきみこさんが務めるラブコメ作品。2024年4月5日(金)より、TOKYO MX、BS朝日ほかにて順次放送・配信スタートとなります。
3月22日(金)~25(月)の4日間で行われたアニメイト先行試写会では、1話と2話が先行公開され、上映後には斉藤壮馬さん(宮坂拓己 役)、降幡愛さん(松原照子 役)、高松信司 総監督、春日森春木 監督が登壇。声優陣と監督陣によるトークコーナーが実施され、大盛り上がりのイベントとなりました。
本稿では、そんなイベントのオフィシャルレポートをお届けします。
オリジナルTVアニメ『アストロノオト』先行上映イベント 概要
【日時】4月2日(火)17:55 ~ 開演
【会場】新宿ピカデリー7階 スクリーン3(〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目 15−15)
【登壇者】斉藤壮馬(宮坂拓己 役)/降幡愛(松原照子 役)/高松信司(総監督)/春日森春木(監督)
1話2話の上映が終わった会場は、見終わったばかりのあすトろ荘の住人たちの物語に気持ちが高まり、どこかワクワクした様子でこれから始まる声優陣と監督たちのトークイベントを、今か今かと待ちわびていました。
BGMのボリュームが大きくなり、司会に呼び込まれ登場したのは、斉藤壮馬(宮坂拓己役)/降幡愛(松原照子役)/高松信司(総監督)/春日森春木(監督)の4人。
BGMに負けない観客の拍手の中、斉藤、降幡、春日森監督、高松総監督のあいさつからイベントはスタートしました。
まず朝食付きのアパートを舞台に、クセが強い住人達との共同生活や宇宙人との恋、と様々な要素が詰め込まれた作品の設定について高松総監督が聞かれると「昔ながらのアパートに住人同士が触れ合うことを、この令和の時代にやることがコンセプトでした」と、作品の成り立ちを明かし、春日森監督は「オリジナルなので脚本がゼロからのスタートでしたが、総監督と監督だけで作ったのではなく、キャストも含めてみんなで作り上げました」と、作品に関わるスタッフ全員の力がこの作品を作り上げたことを明かしました。
そんな作品について斉藤は「オーディションの段階で、これは間違いなく好きな設定だなと思いました。でも同時に、一筋縄ではいかないオーラを“アストロノオト”からは感じました」降幡は「たくさんの好きな要素がありますが、やっぱりキャラクターがクセ強なのが素敵だなと思いました」と作品にの良さを振り返ると、再び観客は大きく頷き返しました。
演じるキャラクター・宮坂拓己について聞かれた斉藤は「特別なオンリーワンというよりは、等身大で素敵な人だと思っていた」と台本を受け取る前の拓己の印象を述べつつ、「1話の台本をもらったあとは、こんなに表情豊かなんだと驚きました。第3話以降はもっとすごくなりますよ」と会場の笑いを誘いました。
地下アイドル・テルルンこと、松原照子を演じた降幡は、自身の役について「監督から自然体にと言われていたので、自分っぽさを意識しました」と明かしつつ、アフレコが進むと「もっとはっちゃけていいんだと思うと、とっても楽しかったです」と自身の役とアフレコの様子を振り返った。
そんなふたりにむけて高松総監督は「みなさん飲み込みが早くて、1話から指示をした記憶はなく、本当にぴったりの人が来てくれてよかったと思いました」と、アフレコ時の感想を伝えると、春日森監督も「コロナ禍だったので、バラバラに収録したりしていたのですが、昼の数時間で終わることも多々ありましたね」とアフレコ時の裏側を明かしました。
続いて、斉藤と降幡それぞれが担当するオープニング&エンディングについての話題に。
TVアニメのOPテーマ初挑戦の降幡は楽曲「ホホエミノオト」について、「レコーディングはスムーズに自分らしく歌えました」と演じる際と同じくしっくりときた様子を振り返りつつ、「この曲とともに、アニメを何回も見てもらえるよう熱く歌いました」と楽曲への姿勢でアニメを後押ししたい気持ちを明かした。
斉藤は内田真礼とともに歌うEDテーマ「ココロのカギ」について、「ときめきの入り口を描いているような楽曲になっています。フルで聞くと“こう来るか”という展開が待っていますので、ぜひフル尺で聞いていただきたい」と楽曲からも作品への期待感を感じるコメントが飛び出した。
同じく楽曲について聞かれた高松監督は「何回もきいていると恥ずかしくなるようなテイストの曲」と、すこし照れながら感想を述べつつ、OPテーマを歌う降幡に向けて「80年代のテイストをねらって探していたので、ぴったりの人が見つかって嬉しく思いました」と作品にぴったりの起用を振り返り、笑みが溢れました。
最後に観客に向けて斉藤は「本日はありがとうございました、僕自身も最終回でみなさんがどうなっているのかが楽しみです」と最終回への期待を放送前から煽りつつ、降幡は「素敵な声優陣とスタッフに関わられて幸せです。何度でもおいしい作品なっています」と長く愛してもらえる作品であることをアピール。
春日森監督は「最後まで見ることに“意義”がある作品に仕上がっています。どれかのキャラクターにジーンとくるものがきっとあると思います」とクセ強の住人のキャラクター性に触れつつ、高松総監督は「最初に企画してから8年間かかりました。その軌跡をみなさん一緒に体験してください」と、この物語に掛ける大きな思いを締めのあいさつとし、イベント幕を閉じました。
『アストロノオト』作品情報
あらすじ
キャスト
(C)アストロノオト/アストロノオト製作委員会