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『変人のサラダボウル』高田憂希(永縄友奈役)インタビュー【第4回】

『変人のサラダボウル』各話後オフィシャルインタビュー:第4回は、永縄友奈役 高田憂希さん |イジメ問題が、暗くなりすぎないように描かれていたのは、友奈ちゃんの根本の強さと清々しさがあったから

出てくる登場人物が変人ばかり!? 平坂 読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、TVアニメ『変人のサラダボウル』。貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢った魔術を操る異世界の皇女サラ。そして、サラを追ってきた女騎士リヴィア。2人は予想の斜め上をいく日常を過ごしていく。

第4話は、イジメの調査を引き受けることになった惣助が、 中学生の少女、永縄友奈と出会う。自分がイジメられていることを否定する友奈だったが、ある意味空気を読まないサラと安心感のある惣助に徐々に心を開いていく。

アニメイトタイムズでは、各話後にキャストのオフィシャルインタビューをお届け! 作品の魅力や楽しさを語ってもらった。

第4回は、他界した父親の影響で、三国志をこよなく愛する永縄友奈を演じている高田憂希さん。

 

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貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢ったのは、魔術を操る異世界の皇女サラだった。なし崩し的にサラとの同居生活を始める惣助だが、サラはあっという間に現代日本に馴染んでいく。一方、サラに続いて転移してきた女騎士リヴィアは、ホームレスに身をやつしながらも意外と楽しい日々を送る。前向きにたくましく生きる二人の異世界人の姿は、惣助のほか、鬼畜弁護士、別れさせ工作員、宗教家といったこの地に生きる変わり者達にも影響を与えていき――。作品名変人のサラダボウル放送形態TVアニメスケジュール2024年4月4日(木)〜2024年6月20日(木)TBS・BS11ほか話数全12話キャスト鏑矢惣助:古川慎サラ・ダ・オディン:矢野妃菜喜リヴィア・ド・ウーディス:M・A・Oプリケツ:大地葉皆神望愛:藤田茜愛崎ブレンダ:沼倉愛美永縄友奈:高田憂希閨春花:真野美月草薙勲:上田燿司タケオ:立花慎之介鈴木:鳥海浩輔スタッフ原作:『変人のサラダボウル』(著:平坂読/小学館「ガガガ文庫」刊)キャラクター原案:カントク監督:佐藤まさふみシリーズ構成・脚本:平坂読 山下憲一キャラクターデザイン:福地和浩美術監督:越膳滝美色彩設計:勝田綾太 山本真希CG監督:沼尻勇人撮影監督:坂井慎太郎編...

 

前回はこちら

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意外と子供は親を見ている…境遇が似ているからこそ共感したポイント

 

ーー『変人のサラダボウル』という作品の印象からお聞かせください。

高田:テープオーディションの段階で原作小説を読んだら面白くて、結構読み進めてしまったんです。オーディションは期限もあるし、時間あるかな?と思ったけど、サクサク読めてしまうくらいリズム感が良くて、テンポ良く読めた印象がありました。いろいろなネタも盛り込まれていて、このネタって何だろう?って元ネタを調べたくなるような作品で、ファンタジーなんだけど、ネットミームみたいな、すごく知っている言葉とかも出てきたりして、親近感が湧きました。

ーー異世界に行くのではなく、異世界から今の日本に来るというのも親近感に繋がるかもしれませんね。

高田:確かに。日本のサブカルチャーをサラちゃん(CV.矢野妃菜喜)がスポンジのように吸収していくのが気持ちよくて(笑)。

 

 

ーー高田さんが演じている永縄友奈には、どんな印象を持ちましたか?

高田:すごくネタが多い作品だと思ったからこそ、友奈ちゃんが出てきたときは、作品が変わったのかな?と思いました。イジメという現代の問題をピックアップして描いている感じだったので。

その中で友奈ちゃんは、お母さん思いのとても優しい子で、自分を犠牲にしてもお母さんを守ろうとする強さがあるんですよね。魅力はたくさんあるけど、中学1年生だからこその危うさも持った子で、そのあたりも意識しながらオーディションやアフレコをしていました。

 

 

ーー危うさというのは?

高田:私も友奈ちゃんと境遇が似ていて、母子家庭なんです。子供って、大人が思うよりも大人のことを見ているじゃないですか。私も小学生のときから、お母さんの帰りが遅いなと思っても、わがままを言ったら困らせちゃうだろうなって考えられていたんですよね。それが無意識に出来上がっていくというのを経験しているぶん、友奈ちゃんともすごくシンクロしたというか。見ていてわかる!みたいなところが結構あったんです。だから大人に頼るとか、誰かに助けてと言うことが難しくなっちゃったんだろうなって思ったんですよね。そこが危うさでもあるのかなって。

だから破天荒で自由に楽しく今を生きているサラちゃんと惣助さん(CV.古川 慎)が現れてくれて嬉しかったです。友奈ちゃんの悩みから救ってくれる存在が来てくれて良かったね~って、親心のような気持ちで見ていました。

 

 

(C)平坂読/小学館/「変人のサラダボウル」製作委員会
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