『大室家 dear friends』原作者・なもり先生のスペシャルインタビューが公開!
「コミック百合姫」(一迅社刊)にて連載中の人気漫画『大室家』を映像化した劇場中編アニメーション『大室家dear friends』が、2024年6月21日(金)より公開となります。
この度、原作者・なもり先生のスペシャルインタビューが公開となりました! 『大室家』という作品や、映画本編を観て印象が変わったキャラクターについて、『大室家 dear friends』に期待すること、ファンへのメッセージなどを語っています。
原作者・なもり先生スペシャルインタビュー
――『大室家』は、『ゆるゆり』にも登場する大室櫻子やその姉妹、友達を中心に描いた姉妹作となりますが、『大室家』という作品に対してどのような印象をお持ちですか?
なんでも受け止めてくれる、それこそ「家族」みたいな作品だなと思います。
――『大室家』の中で、なもり先生ご自身と一番似ているキャラクターは誰ですか?またはどんな部分が似ていますか?
難しい!あんまりパッと出てきませんね。もしかしたら部分的に似ている子はいるのかもしれませんが、自分ではわからないです。
――小学生組や高校生組など、『大室家 dear sisters』で初めて声のついたキャラクターも多数登場しました。映画本編を観て印象が変わったキャラクターなどはいますか?
美穂とみさきです。こんな感じの声で話してたのか!と、ちょっと意外でした。もちろん良い意味でですよ!漫画を描いているときに頭の中で声が再生されるようになり、とても楽しいです。
――三姉妹、小学生組、高校生組それぞれの声優陣の演技についての印象をお聞かせください。
キャストの皆様の演技は本当に解像度高くて、もう「すごい」としか言えないです。私はアフレコ現場へは行けなかったので声を初めて聞けたのはアニメが完成したときだったんですけど、もうキャラクターそのまんま!大室家ワールド!って感じで。
小学生組はしっかり子どもですし、高校生組はすごくしっとりしてて大人っぽい。高校生組のあの雰囲気、いつも同じ空間にいるクラスメイトたち大丈夫か?ちゃんと授業に集中できる!?一方、小学生組はすごい安心感があってこの差が心地良い。
そして家のシーンでは、撫子はちゃんと高校生から長女に。花子は花子様から末っ子に変わるんですよね。声優さんの凄まじさを感じました。櫻子も学校にいる時とは違って、次女!って感じなんです。いや、凄い。
――『大室家 dear sisters』では、大室三姉妹と小学生組の歌唱がありました。聴いてみていかがでしたか?
あの曲大好きです!あの歌詞を小学生組が歌ってるのめちゃくちゃ良いです。
――漫画『ゆるゆり』、『大室家』ともにゆかりがあり、アニメの風景モデルにもなっている富山県で、様々なキャンペーンや施策などが行われています。こちらの実施を受けて、どのようなお気持ちかお聞かせください。
シンプルに嬉しいです!関係者の皆様もとても協力してくださっていてありがたい限りです!大勢の読者さんが富山へ足を運んでくださっていて幸せです。皆様ありがとうございます!!
――2作目の『大室家 dear friends』では、高校生組のお話が中心に描かれます。2作目に期待することは何かございますか?
ファンの皆様と出来る限り近いところからアニメを楽しみたくて、監修なども含めて全部お任せしているのもあり、実は内容をなにも知らないんですけど……2作目は高校生組が中心なんですね!それは楽しみ!
高校生組のしっとりした会話をたくさん聞きたいです。
――『大室家』で高校生組のエピソードを描く際に気を付けていることはありますか。
色々ありますが、1番はやっぱり「想像の幅を狭めないこと」でしょうか。ドキドキしながら読んでいただけたらいいなと思っています。いろんな意味で…。
――『大室家 dear friends』を楽しみにしているファンのみなさまにメッセージをいただけますでしょうか。
いつも応援ありがとうございます!1作目観たよ!って方も、まだ観てないよ!って方も、ぜひ劇場へお越しいただけたら嬉しいです!
『大室家 dear friends』作品概要
あらすじ
「やだし。だったらもう――姉妹、やめるし」と花子が怒りをにじませると、その言葉を聞いて櫻子は思わず泣きそうになる。
「そんなに、そんなに...私のお下がりのパーカーがいやか!?」。ケンカの原因は、櫻子が花子にあげようとした“巨大なニワトリ”柄のパーカーだ。
それを見ている撫子にいたってはいつもと変わらないクールな表情。櫻子にパーカーを当てられそうになると華麗に身をかわす2人。
誰ももらってくれないパーカーの長所を必死にアピールする櫻子だが、温かいこと以外の良さが見つからない。
しまいには2人に、「そのパーカー、失敗したね?」「確かに着てるの1回も見たことないし」と図星を突かれてしまう。
あきれる撫子と花子、1人うろたえる櫻子。おそらく今日も大室家は平和である。
キャスト
(C)なもり・一迅社/「大室家」製作委員会