『変人のサラダボウル』各話後オフィシャルインタビュー:第10回は、リヴィア・ド・ウーディス役 M・A・Oさん|完成したフィギュアを姫様に渡したら、いったいどうなってしまうのでしょうか(笑)。
出てくる登場人物が変人ばかり!? 平坂 読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、TVアニメ『変人のサラダボウル』。貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢った魔術を操る異世界の皇女サラ。そして、サラを追ってきた女騎士リヴィア。2人は予想の斜め上をいく日常を過ごしていく。
サラに贈り物をしようとしているリヴィア(悪い予感しかしない)。パチンコをやっても、競馬をやっても、ギャンブルの才能がなさそうなリヴィアは、着実にヒモ&あそびにんへの道を突き進んでいく……。
連載第10回は、リヴィアを演じるM・A・Oさんに、第10話について聞いた。
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リヴィアと望愛のフィギュア制作は、どこへ向かうのか…
ーーリヴィアはかなり波乱万丈な道を歩んでいますね。
M・A・O:そうですね。どうして無事なのかな?と思います(笑)。リヴィアちゃん自身が純粋でポジティブだからか、周囲の優しさにも恵まれましたね。鈴木殿やプリケツ殿には本当に助けられていたなと思いました。
ーー皆神望愛(CV.藤田 茜)とは、複雑な関係性でしたが。
M・A・O:第3話でカルト宗教団体に誘われたときは、リヴィアちゃん大丈夫かな?と心配しましたが、まさか救世主様になるとは思いませんでした(笑)。
ーー教団のおかしさにも気づいていましたからね。
M・A・O:サブリミナルも効果がなく、さすが騎士の洞察力でしたね(笑)。
ーー望愛に慕われ救世主様となったわけですが、そのあとは完全に望愛のヒモとして生きていまして、リヴィアのフィギュアを2人で作り続けています。
M・A・O:望愛殿の愛が大きくなるにつれて、リヴィアちゃんにも戸惑いは出てきましたが、お世話になっているからには、きちんとお返しをしなければ!という気持ちのほうが強いと思います。しかもリヴィアちゃんは、自分のフィギュアを作って、それを姫様への贈り物にするということに夢中なので(笑)。
望愛殿とリヴィアちゃんの掛け合いは、ツッコミ役がいないので、とても不思議な雰囲気を醸し出しています。
ーー誰も指摘しないから、間違った方向に進み続けるんですよね。
M・A・O:おそらく望愛殿はわかってやっていると思いますが(笑)。
ーーリアルなリヴィアのフィギュアを贈ってサラが喜ぶとも思えないのですが、それにも気づかず……。
M・A・O:リヴィアちゃんとしては自分のフィギュアを、姫様に肌身離さず持っていただける! 嬉しい!という気持ちだけだと思います。
ーー再会してから、わりと冷たくあしらわれているんですけどね。
M・A・O:そうですね。完成したフィギュアを姫様に渡したら、いったいどうなってしまうのでしょうか(笑)。