小山内さんがかわいすぎて、赤ちゃんになっちゃう!? “小市民ッション”で魂の訴え! 夏アニメ『小市民シリーズ』先行上映会に小鳩常悟朗役・梅田修一朗さん、小山内ゆき役・羊宮妃那さんが登壇
アニメ化された『氷菓』の古典部シリーズなどでおなじみのミステリー作家・米澤穂信さんの『小市民シリーズ』のTVアニメが2024年7月6日より放送開始!
中学時代から「知恵働き」と称して謎解きに励んできた小鳩常悟朗は、中学時代の同級生である小山内ゆきと小市民として生きようと互恵関係を結び、平穏な高校生活を過ごそうとしていました。しかし常悟朗の周りには謎がつきまとい、もう一人の親友の堂島健吾との関わりから、自然と謎解きすることになっていく学園ミステリーです。
アニメ『小市民シリーズ』の放送を記念して、先行上映会が行なわれ、小鳩常悟朗役を演じる梅田修一朗さんと小山内ゆき役の羊宮妃那さんによるミニトークショーも開催。本稿では先行上映会の第二部のトークショーの模様をお伝えします。
先行上映会前にトークショーでは、二人が話した心境は「映画館のポップコーンの香り」!?
司会進行役の天津 飯太郎さんが入した後、小鳩常悟朗役の梅田修一朗さんと小山内ゆき役の羊宮妃那さんを呼び込み。第1話が上映されたばかりの今の心境を尋ねられた梅田さんは「この大きなスクリーンで『小市民シリーズ』の記念すべき第1話をご覧になっていただけるかと思うと、ワクワクすると同時にうらやましいです。僕がここでアニメの魅力をどんなに紹介したところで、それを上回る映像が待ち受けていると思いますので、この舞台挨拶を乗り越えて……」と言いかけたところで、羊宮さんと天津さんの視線がすかさず光り、天津さんが「乗り越えて!? 我々は障壁じゃないですよ」とツッコミ。
梅田さんは笑いながら改めて軌道修正しようと「この舞台挨拶を聞いた上で、第1話を楽しんでください」。羊宮さんは「(このアニメは)もう映画なんですよ! あまりにもきれいで、すっと見られると思います。ただ一つ、心苦しいのは、声を出したくなるほどの素晴らしさなのに、他の方の迷惑にならないように声を我慢する瞬間が何度もあると思いますが、見終わった感想をネタばれせずに皆さんに布教していただけたらと思います」。
そして天津さんから『小市民シリーズ』の紹介を促された梅田さんは、最初はスクリーンに映ったあらすじをそのまま読もうとするも「僕の言葉で紹介していいですか」。「かつて「知恵働き」と称する謎解きを得意としていた常悟朗と、あるきっかけで謎解きを封印し、その後、中学生の時に同級生だったゆきと「互恵関係」を結び、「小市民」として生きようと誓い合います。そして「小市民」として高校デビューを飾り、平和な日々を送るつもりでしたが、常悟朗くんは日々の些細なことにも謎を見出してしまいます。それを何とか我慢しようとしますが……という内容です」とわかりやすく説明してくれました。
キャラ紹介に加えたミッションの内容を推理する企画「小市民ッションを推理せよ」。梅田さんに与えられたミッションは「自分を世界一カッコイイと思っている人」!?
その直後、天津さんが「次はキャラクター紹介をしてもらいましょう。ただ普通に紹介してもらうのはおもしろくないので……」と言うと、スクリーンに映し出されたのは「小市民ッションを推理せよ」の文字。そこで梅田さんと羊宮さんは声を合わせて「小市民ッション?」。あまりにも読むタイミングがピッタリすぎたことは置いておいて(笑)、自身が演じるキャラクターを紹介する時に2つのミッションが出され、もう一方の相手にどんなミッションだったのかを当ててもらうというゲームです。
羊宮さんが目を閉じている間に梅田さんへミッション発令し、始まる前には「僕が思うに、会場の皆さんの空気で片つく」と常悟朗の決めゼリフも。そして常悟朗についてのキャラ紹介が始まり、梅田さんは「皆さん、こんにちは梅田修一郎と申します。賢プロダクションからまいりました。10月11日生まれ、AB型です」といきなり、自分のプロフィールを語り始めると腕を組んでキリっとした表情になったり、顔に手のひらを当てて笑ったりと、あからさまに怪しい。そのおもしろい仕草に会場も爆笑。羊宮さんも怪訝そうにその様子を見ながらあごに手を当てて考えつつも梅田さんのおかしな仕草に笑いをこらえるのが大変そう。
羊宮さんの推理は「回りくどく、なかなか紹介をしない梅田修一郎さん」と「自分のことを世界一カッコいいと思っている」で会場は爆笑と拍手喝采でしたが、がっかりして両ひざに手を置く梅田さん。正解は「自分のプロフィールを混ぜる」と「決めポーズをとる」でした。
羊宮さんが人生で初めて発した言葉とは?
梅田さんのミッションを遂行する様子を見て「こういうふうにミッションが課せられているんだなとわかりました」と自信満々の羊宮さんでしたが、ミッションを見た瞬間、「ん!?」。会場からは拍手、羊宮さんは苦い表情に。それでも「ゆきちゃんって、かわいいじゃないですか? はあ……本当にかわいい! はあ」と説明し始めると、梅田さんも「わかるよ!」とうなずきます。
「小動物のようになっているんでちゅかね。はあ、かわいいなあ。かわいいでちゅ」とやり切った羊宮さん。そして梅田さんへ「私の想いをぜひ汲み取ってください」とお願い。梅田さんの推理は「小山内さんがかわいすぎて、赤ちゃんになっちゃうわよ~ん!」。
その様子を見ていた羊宮さんは「梅田さん、思い出してください。箇条書きでしたよ」とアドバイス。それを受けた梅田さんの答えは「小山内さんの限界ファン。2つめは赤ちゃん言葉を混ぜる」と推理。正解は「語尾にでちゅを付ける」と「途中で大きなため息をつく」でした。
それを聞いた梅田さんは「なるほど。でも大きなため息をつくのは限界ファンの証拠です」と食い下がるも、羊宮さんから「梅田さん、見てください! 今日こんなにきれいな衣装を用意していただいて、こんなに素敵な舞台挨拶の中、こんなにたくさんため息をつき、でちゅも初めて言ったんです!」と魂の訴えが(笑)。梅田さんは申し訳なさそうな表情になって、「すみませんでした……」。