『劇場版「オーバーロード」聖王国編』最新情報発表会の公式レポートが到着! 日野聡さん、原由実さん、加藤将之さんらが登壇
2024年9月20日(金)より全国公開となる『劇場版「オーバーロード」聖王国編』。
このたび、7月7日(日)に開催された、本作の最新情報発表会の公式レポートが到着しました!
イベントには、日野聡さん、原由実さん、加藤将之さんら声優陣と、KADOKAWAプロデューサー・菊島憲文氏が登壇。本ポスタービジュアル、本予告などさまざまな情報が解禁となったほか、本編冒頭8分もサプライズ公開され、大きな盛り上がりを見せました。
『劇場版「オーバーロード」聖王国編』最新情報発表会 公式レポート
『劇場版「オーバーロード」聖王国編』情報発表会が2024年7月7日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催。ステージにはアインズ役の日野聡、アルベド役の原 由実、デミウルゴス役の加藤将之、KADOKAWAの菊島憲文プロデューサーが登壇。
『オーバーロード展』が9月14日(土)から29日(日)まで東京ソラマチ5階スペース634で行われること、劇場版の正式な全国公開日が2024年9月20日、そしてIMAX版は1週間早く9月13日(金)に先行公開されること、劇場版本予告の初解禁、劇場版の主題歌をOxTが担当することなど、怒とうのように押し寄せる新情報の数々にファンからは発表のたびに拍手や歓声が! 更に劇場版の冒頭8分間が特別に上映されるなど、サプライズ満載だった情報発表会の模様をレポートします。
劇場公開日が9月20日に、IMAX®の先行上映も決定! 更に本予告&冒頭8分間の公開など最新情報が次々に押し寄せた情報発表会
今年の3月発表されたティザービジュアルに記された「アインズ死す」というキャッチコピーに気をもんでいたファンも多かったはず。その中の最新発表会とあって、ファンからの応募が殺到。入場者は応募抽選で高倍率の中から当選した幸運な400名が集結しました。
開演するとすぐに司会進行役のフリーアナウンサーの中倉隆道がこの日に出演者のアインズ役の日野 聡、アルベド役の原 由実、デミウルゴス役の加藤将之、そしてKADOKAWAの菊島憲文プロデューサーを呼び寄せると、ステージに上がる前、日野は右腕を左胸のあたりにあて、深くお辞儀する気品あふれるあいさつ。そして加藤は「我らが至高の御方の活躍のご一端に触れるということはとても幸せなことだ。せいぜい楽しんでくれたまえ。観客諸君」とデミウルゴスらしいコメント。大きな会場を埋め尽くファンの姿を見た感想を問われた日野は「ナザリックはすごいんです」。原も「私も思っていた以上にたくさんの方が来てくださって、ビックリしました」。
そして「至高の3大解禁」と題して、3つのビッグニュースをどこよりも早くお知らせ。
1つめは『オバロ』シリーズ初の大型展示会となる『オーバーロード展』を9月14日(土)から29日(日)まで東京ソラマチ®5階スペース634にて開催。それと共に展示会のために描き下ろされたメインビジュアルも解禁。TVシリーズの様々な名シーンを体験してもらえる展示を用意している最中ということで、キャスト陣からの要望も。日野は「(黒い)仔山羊に食べられるフォトスポット」、原は「アルベドがはあはあしているベッド(+アインズの抱き枕)」と意見を出すと、加藤が「デミウルゴスのイスは作られるのでしょうか?」と菊島に質問。さらに「ちなみにシャルティアのイスはあるんですか? コキュートスもいるんですけど」と要望が止まらない日野。畳みかけて「外にはスライム風呂を……」と言いかけたところで、「この辺で」と菊島はストップをかけて説明を続けます。数カ所のフォトスポットの設置と、原作の丸山くがね先生の協力をいただいてレアな展示を予定されているということ。ちなみに日野が提案したスライム風呂の入浴剤は現在制作中とのことでした。更に丸山先生への質問企画の募集も始まり、採用されると質問と回答が展示されるそうです。
2つめは劇場版のキービジュアルと最新単体ビジュアルの公開。まずアインズの手のひらに、アインズに助けを求めてきた聖王国のキャラがのっているキービジュアルを見た日野は「メッセージ性のあるキービジュアルですね」、原は「アルベドがいないのは寂しいけど、妄想が広がります」。そして菊島は「ひどい目に遭います」と笑いながらも意味深なコメント。またアインズの新ビジュアルを見た日野いわく「威厳もすごいし、苦労人の部分も出ている(笑)」。魔皇ヤルダバオトのビジュアルを見た感想は原も加藤も「カッコいい」。そしてプレアデスのシズ・デルタの絵を見て、「今回、こんな子だったんだとわかって更に好きになりました」と話す原に重ねて、「今回は大活躍します」と菊島が確約。楽しみです。
3つめは、劇場版の本予告公開。1分の映像ながら情報量の多さに、初めて見た日野は「もう1回見たいです」。また「今回の収録はプレスコだったので、どんな映像になるのか気になりましたがおもしろいことが伝わってきました」と原。ちなみにプレスコ方式の収録になったのは伊藤尚往監督のキャストの声を120%活かしたいという意向が理由とのことでした。またバックには『オバロ』アニメの主題歌ではおなじみのOxTによる「WHEELER-DEAALER」も流れて、これも初公開でした(原曰く「毎回『オバロ』の曲をダウンロードしているので、コレクションがまた1曲増えて嬉しいです」)。
そして予告中に、劇場公開日も2024年9月20日と発表。更に劇場公開に先駆けて、9月13日にはIMAX版が先行上映されることも合わせて発表されました。収録は昨年行われましたが、現在制作真っ只中で「公開ギリギリまで制作しているかもしれません(笑)」と菊島。またIMAX版については「とても大きいスクリーン、そして素晴らしい音響設備で迫力もすごいので、ぜひ見てください」と熱を持って訴えかけていました。IMAXエクスクルーシブビジュアルも公開されると会場から「おお!」というどよめきが。キャラクター原案のso-binの許可を得て原作13巻のカバーイラストが使用され、新たにデザインし直したとのこと。
早足で多くの情報をお伝えしたため、「盛りだくさん過ぎて頭がパンクしています」と言っていた日野。アインズの声で「本日は来て下さった客人の皆様に感謝を申し上げたい。本日は誠にありがとうございます」と発表会を締めると見せかけて、「だがまだ帰るには早いですよね……この会場のいる皆様へ特別に『聖王国編』の冒頭8分をご覧いただきたいと思います」と話すと一段と大きな歓声と拍手が。
そして『聖王国編』の冒頭8分が上演された後の大きな拍手に迎えられてキャスト陣が再登壇。冒頭8分の映像の感想は「改めてデミ様怖いな。そしてアインズ様のプレッシャーも半端じゃないだろうな」(日野)。「原作を意識して声を抑えてやったら収録では『もっと大きく』というディレクションがあったので、舞台で演じているくらいでやりました」(加藤)。「8分間がめっちゃ短いなと感じました。『聖王国編』は『オバロ』らしさを感じていただけると思います」(原)。菊島からは「本編尺は2時間以上あって、たくさんのシーンがありますので、ぜひご期待いただければと思います」と、『オバロ』ファンの期待感を高めるコメント。
終盤でも、ムビチケの第二弾ビジュアルの公開や、ポップアップストア『劇場版「オーバーロード」聖王国編』~魔導王陛下を称えるお店~が7月12日より東京・アトレ秋葉原にて展開、9月20日からは『オバロ』のカードゲーム発売など最後まで情報がいっぱい。
最後は情報発表会を締めくくるごあいさつ。「いい映画に仕上げたいと最後の追い込みに入っています。『オバロ』の完全新作の劇場版は初めてなので、ぜひ見てください」(菊島)。「冒頭の8分間はかなり濃度が高い場面でしたが、まだまだ氷山の一角です。ぜひ本編公開となったあかつきには劇場に足を運んでいただけたら」(加藤)。「たくさんのお知らせがあって。劇場版はすさまじい出来になっていると思うので、私も見るのが楽しみです」(原)。「10年目の節目に、『聖王国編』を皆さんと盛り上げられるのが嬉しいです。今日の冒頭8分の続きはぜひ劇場へ」(日野)。
公開まで約2カ月となって、いよいよアインズの足音がちゃくちゃくと近づいてくることを実感できた発表会でした。
イベント概要
【日時】7月7日(日)イベント 18:00~19:00
【場所】ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン10
【登壇者 ※敬称略】日野聡、原由実、加藤将之、菊島憲文(KADOKAWAプロデューサー)
MC:中倉隆道
『劇場版「オーバーロード」聖王国編』作品情報
あらすじ
聖騎士団長レメディオス、神官団長ケラルトをはじめ、聖王国は戦力を結集し迎え撃つも、ヤルダバオトとの圧倒的な力の差に為すすべもなく、国家は崩壊の危機に直面していた。
レメディオスはヤルダバオトに対抗しうる力を求め、自らの聖騎士団と従者ネイアを伴い、とある国へと助けを請いに向かった。
その国の名はアインズ・ウール・ゴウン魔導国。聖王国の人々が忌み嫌う、アンデッドが統べる異形の国家であった――。
キャスト
(C)丸山くがね・KADOKAWA刊/劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会