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夏アニメ『マケイン』遠野ひかるが語る、”負けヒロイン”たる所以を一気に出したかったシーンとは?【連載01】

八奈見杏菜が”負けヒロイン”たる所以を一気に出したかったシーンとは? 『負けヒロインが多すぎる!』連載 第1回:遠野ひかるさん(八奈見杏菜 役)インタビュー

負けて輝け少女たち! マケインたちのはちゃめちゃ敗走系青春ストーリー、TVアニメ『負けヒロインが多すぎる!』がついに放送スタート!

映画のようなクオリティと、怒涛の展開。面白いけど、なぜか泣けてくるような本作。食いしん坊な幼なじみ系ヒロイン・八奈見杏菜の負けっぷりが描かれた第1話について、杏菜を演じる遠野ひかるさんにお話を伺いました。

 

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集中して浸れる環境で第1話をもう一度…

――まず、オーディションの思い出から聞かせていただければと思います。

遠野ひかるさん(以下、遠野):テープオーディションとスタジオオーディションがあったんですけど、スタジオは、ほかのキャラクター役の皆さんと掛け合いでやらせていただくスタイルだったんです。その時、偶然同じグループで温水和彦を演じていたのが梅田(修一朗)さんだったので、第1話のアフレコのときにもイメージがしやすかったです。

ただ実は、そのスタジオオーディションのあとに、杏菜役だけでもう一度オーディションをしているんです。監督がオーディションの為に作ってくださった映像に合わせてお芝居をしながら、じっくり向き合っていただきました。

 

 
色々試しているうちに、テープからガラッと変わった部分もあります。最初はラブコメのヒロイン的な、このかわいいヴィジュアルに沿った、明るい人気者という意識が強かったんです。でもスタジオではもっと振り切って、幅をどんどん広げていった印象がありました。

――つまりは、残念な感じになっていったのですか?

遠野:もっと残念な面を広げるためにも、どんどん今のかたちになっていきました(笑)。

――第1話で、すでにそれは出ていましたね(笑)。

遠野:負けだよな〜って感じでしたよね……。

 

 

――王道ヒロインを受けるときとはまた違うモチベーションだったりするのですか? あくまで“負け”だぞ、みたいな。

遠野:モチベーションはどの役に対しても同じく持っているんですけど、王道ヒロインとは違うというか(笑)。見せられる面がたくさんあったので、やりがいや面白さをすごく感じました。

――第1話を、大きなスクリーンで見られたそうですが、完成した映像はいかがでしたか?

遠野:アフレコの時点で、第1話はかなり出来上がっていて、こんなに動くんだ!とか、もっと遊びたいとか、この表情に追いつけるお芝居をしたい!というのを意識してアフレコをしていたんです。だから、素晴らしい絵だというのは、そのときからわかっていたんですけど、そこからさらに、こんなに素敵になるんだ!と衝撃を受けました。

息を呑むような、映画館で見てほしいくらいの映像で、音も深みがあったんです。これだけの映像を、皆さんはお家で見ることになるので、ぜひ集中して浸れる環境で第1話を見ていただきたいです。本当に美しかった!

 

 

――校舎の感じとか、リアリティがかなりあって素晴らしかったですよね。

遠野:きっと皆さん、青春ってこうだったなと思うんじゃないかと。モデルとなった豊橋市にある高校の再現度がすごく高いんです。さらに、ひとつひとつのディテール、作り込みがすごくて!

温水くんが見ている掲示物もそうだし、文芸部の部室内や扉が閉まったときに貼ってある紙とか、本当に細かくて。彼らが通っている高校にしかない味とか色が感じられるんです。豊橋に、彼らが居るというリアリティがあって、この物語でしか見られない世界観が出来上がっていると思いました。

――よく、出演されているアニメを見るときに客観的には見られないと聞きますが、それはどうでしたか?

遠野:確かに自分のお芝居が絶対に気になるものなんですけど、初めてというくらい、自分の芝居を見ようという気持ちがゼロに近かったんです。大きなスクリーンで見たときは、自然と作品そのものに見入っていました。

 

 

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