『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』21年目に突入する映画『プリキュア』の<新たな試み>とは? 監督&プロデューサー&CGディレクターが語る
プリキュアシリーズ21作目となる『わんだふるぷりきゅあ!』(略称:わんプリ)が、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットで毎週日曜に放送中! そして同TVシリーズの映画最新作『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』が、9月13日(金)より全国公開となります。
今回は、舟腰優子プロデューサー、宮原直樹監督、中沢大樹CGディレクターのコメントをもとに、21年目に突入する映画『プリキュア』の<新たな試み>をフォーカス!
作画とCGで舞台を変えながら描いていくこと、プリキュアでもあまり登場していなかった【ゲームの世界】を舞台にしたこと、CGを駆使した躍動感のある表現など、本作にまつわる秘話が語られてます。
監督&プロデューサー&CGディレクターが明かす“新たな試み”とは?
映画最新作となる本作は、大人気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため、こむぎ、いろは、ユキ、まゆ、大福、悟が集合! みんな仲良くゲームスタート! のはずが、あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれちゃったみたい。さらにこむぎは、いろはやみんなと離れ離れになっちゃった!? 大好きないろはに会うために、こむぎはいろんなゲーム対決に挑戦することに! 「ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」も大集合しちゃいます。
昨年は「プリキュア」シリーズ20周年という節目を迎え、新たな未来へスタートを切る記念すべき作品となった「わんだふるぷりきゅあ!」ですが、「21年目という新たなスタートを切るタイミングでも、(「わんだふるぷりきゅあ!」の映画では)“新しいことにチャレンジしてみよう!”という大きなテーマは企画を立ち上げる段階から持っていました」と当時の心境を振り返るのは、プロデューサーを務める舟腰優子さん。
今までの「プリキュア」シリーズにはない“新たな挑戦”というテーマを念頭に進められたそうで、「話を進めていく上で、作画とCGで舞台を変えながら物語を展開していくということにチャレンジしてみようと思いました」と明かしています。
そのような狙いから、本作ではCGと作画で豊富な実績を誇る宮原直樹監督とタッグを組み、「どのような舞台や設定にしようか話す中で、プリキュアでもあまり描いてきていない“ゲームの中の世界”をCGで描くことになりました」と舞台設定の誕生秘話についても触れています。
劇中で登場する「ゲームの設定にはかなりこだわりました」と明かすのは、宮原直樹監督。
ゲームを軸に物語を展開するにあたり、プレイヤーの目線にも意識しながらルール設定にもこだわりが散りばめられているそう。中でも“ダンシング玉入れ”のシーンについて、舞台裏を次のように明かしています。
「ダンシング玉入れは他のプレイヤーたちから玉を投げられている間を駆け回っているこむぎとユキをカメラで追っているように見えるシーンを作った際には、技術チームから「過去の作品の制作において)ボール1球でもあれだけ苦労したのに!」とお叱りを受けました(笑)でもみんな楽しく制作してくれています。こういった映像表現が出来るのもCGならではですね」(宮原監督)
【ゲームの世界】という舞台で、時には走って跳んでダンスをしながら奮闘するこむぎやユキ、そしてプリキュアたち。
監督がこだわりを明かす言葉からも、躍動感いっぱいに描かれるキャラクターたちの活躍と大冒険にますます期待が膨らみますが、CGディレクターを務めた中沢大樹さんも「かわいくデフォルメされた魅力的なキャラクターのデザインや、全体的に作りこまれているゲームのデザインや背景、ゲームの世界の空間自体が綺麗にまとまったなと思っています」と自信をのぞかせています。
さらに「細かいところでいうと、ストーリーの進行に直接関わってこないキャラクターがゲームに参加していたり、タヌキが大量に出てくるシーンもあります。アニメーターの遊び心でいろいろな動きやポーズを取っていたりもするので、画面の隅々までご覧いただけるとまた違った楽しみ方ができるかもしれないです」とアピール。
【ゲームの世界】という舞台を最大限に生かした工夫が至る所に散りばめられた本作は、観るたびに新たな発見があるような楽しさが凝縮されていることが伝わります♪
“新たなチャレンジ”も感じられる、ドキドキワクワクがいっぱいの物語が展開される本作。21年目への“ワン”ステップを踏み出す、映画最新作『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』(9月13日(金)全国公開)をぜひ劇場でご覧ください♪
『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』作品情報
9月13日(金)公開
スタッフ
原作:東堂いづみ
監督:宮原直樹
脚本:加藤陽一
演出:村上貴之
音楽:深澤恵梨香
キャラクターデザイン:宮谷里沙
美術監督:谷岡善王
色彩設計:横山さよ子
撮影監督:大島由貴 佐々木果南
CGディレクター:中沢大樹
音響監督:菅原三穂
わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会:東映アニメーション 東映 ABCアニメーション バンダイ ADKエモーションズ マーベラス
エンディング主題歌:「Happy≒Future」
歌:後本萌葉・吉武千颯
作詞:青木久美子
作曲・編曲:馬瀬みさき
挿入歌:「大好きのキズナ」
歌:石井あみ・北川理恵
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:馬瀬みさき
声の出演
長縄まりあ
種﨑敦美
松田颯水
上田麗奈
関根明良
加隈亜衣
村瀬歩
七瀬彩夏
古賀葵
高橋李依
堀江由衣
早見沙織
齋藤彩夏
寺島拓篤
立花慎之介