『Re:ゼロから始める異世界生活』劇場型悪意ジャパンプレミアで小林裕介さん、高橋李依さんら声優陣6名が第3期に向けた意気込みを語る!/レポート
2024年10月よりTVアニメ3rd season(第3期)の放送を控えた『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、リゼロ)のカーペットイベントが8月10日(土)に開催されました。
登壇者は、ナツキ・スバル役の小林裕介さん、エミリア役の高橋李依さん、ガーフィール・ティンゼル役の岡本信彦さん、オットー・スーウェン役の天﨑滉平さん。そして、3rd seasonから初登場となるリリアナ・マスカレード役の山根綺さん、シリウス・ロマネコンティ役の安済知佳さんを加えた6名で、8月30日(金)から上映される先行上映についての意気込みや、レッドカーペットを歩いてファンのみなさんと近い距離で交流した感想などを語りました。
本稿では、歌舞伎町が『リゼロ』の世界観に包まれた本イベントの模様をレポートしていきます。
巨大なスクリーンのカウントダウンでイベントスタート
イベントの開始が近づくと、まずは東急歌舞伎町タワーの巨大なスクリーンに控え室にいるキャスト陣が映し出されました。小林さんが「本日は、“Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意”ジャパンプレミア カーペットイベントにご来場いただきまして誠にありがとうございます!」と第一声。そして、高橋さんが「みなさま盛り上がる準備はできていますか?」ともう間もなくの開演をアピールし、一斉に「待っていてねー」と声を揃えました。
モニターのカウントダウンにあわせて、キャスト陣が登壇。そのあとにエミリアとレム、ラムの着ぐるみたちも続き、そのあまりの愛くるしさに、高橋さんが「ちっちゃい! かわいい」と声をもらしていました。
ほかの『リゼロ』のイベントにも参加してくれているエミリアですが、レム・ラムは初のお披露目。そんな、温かな空気に包まれた状態でイベントがスタートしました。
『リゼロ』初のレッドカーペットで大盛り上がり
今回のイベントでは、キャスト陣がレッドカーペットの上を優雅に歩くところが見どころ。輝かしい空の下、小林さんたちは観客ひとりひとりの顔を見ながらゆっくりと歩みを進めていきました。
ほとんどのキャストはレッドカーペットを歩くのが初めてだったそうで、3rd seasonの幕開けにぴったりの晴れ舞台で、初めてとは思えないほど仲睦まじい様子や、キラキラとした笑顔で手を振っている仕草が伺えました。
レッドカーペットを歩いた小林さんは「暑いですが、それ以上に気持ちいいです。(※ファンのみなさんに)こんなにも見守られて、こんなに近い距離感で温かみを感じられてすごく嬉しいです」と喜びを露わに。高橋さんは「レッドカーペットは初めてなので、気持ちいいですね!」と意気揚々とした様子で声を高めました。
岡本さんは「暑いんですけど、みんな盛り上がってるかー!」と会場を盛り上げ、「この熱気をこのレッドカーペットのなかで受けられる。最高だと思いました!」と熱くコメント。天﨑さんは「暑いんですけど、でも歩いているとみなさんがうちわで扇いでくださって、すごい涼しかったです」と言ったのちに、「ご自身にも(※うちわで)扇いでくださいね~」と会場の観客にも体調を気遣っていました。
山根さんは「レッドカーペットを歩くことが初めてのことなので本当に気持ちいいです。『リゼロ』のファンのみなさんにお会いするのも初めてなのでとても嬉しいです。今日は楽しんでいきましょう!」と会場をさらに活気づけました。
安済さんは「初めて『リゼロ』のイベントに出させていただきまして、今回はキービジュにいる、右側(※魔女教大罪司教)の陣営が唯一私だけなのでちょっと気まずかったです」と話すと会場は笑いに包まれました。そして「でも、このような機会を与えていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感謝を会場に伝えました。
声優陣の推しキャラに変動あり!?
カーペットイベントの途中で質問時間が設けられました。『リゼロ』が3rd seasonとなり一番の推しキャラクターに変動があったのかという質問に対して、小林さんは「エミリアです」と即答。「1️st season、2nd seasonとやっぱりエミリアとスバルの距離って近づいたようでまだ近づけていなかったというところがあるんですけど」と前置きをし、「3rd seasonは同じ陣営として同じ方向に進んでゆくっていう気持ちが強く出ているので、頼もしいという意味でもエミリアに注目してほしいと思いますね」とコメント。
高橋さんは「そうなると、やはり2nd seasonの最終話で騎士様となってくれたスバルです!」とコメントし、会場が歓喜に包まれます。「騎士様っていう新しい関係性と、信頼感みたいなところが3rd seasonには詰まっていると思うので、(※そこが)見どころですね」と言葉を添えました。そうして高橋さんと小林さんは「ねっ!」と言い合う仲睦まじい様子も披露しました。
岡本さんは「ガーフィール的にはラムです!」と告白したのち、「3rd seasonになると気になる方々が二人ほど増えまして。ミミ(※ミミ・パールバトン)さんもちょっとね、気になるところですね」と推しキャラが増えたことを明かしました。
天﨑さんは「誰も言ってくれないかもしれないので、我らが内政官オットー・スーウェン!」と笑いを誘い、「3rd season、2nd seasonでスバルのよき友人となって、エミリア陣営に入って、大活躍をしますので3rd season楽しみにしておいてください」と話してくれました。そして、岡本さんのコメントに乗っかるように「天﨑個人としてはミミが好きだったりします」同じキャラクターを好きになっていることが明らかに。
山根さんは「私はベアトリスちゃんが好きなんですけども、好きすぎてアフレコの最初の方で新井さん(※新井里美さん)とご一緒したときに、お芝居を見すぎてどんどんベアトリスちゃんみたいに寄っていくっていう」とベアトリスへの愛を熱弁。「それくらい、いい影響をいただいたのでベア子が好きです」と告白しました。
安済さんは「ペテルギウス・ロマネコンティさんが、なぜか“ロマネコンティ”っていうのがなぜかわからないんですけど、(※自身の演じるシリウス・ロマネコンティ)と一緒なので」とペテルギウスとの関係性を示唆。「なぜかわからないんですけど、そこにシンパシーを感じたりして推しでございます」と語っていました。
自身のキャラクターで自己紹介
続いて見どころ満載のトークイベントに移行。自己紹介は、キャストが自身のキャラクターの好きなセリフで行う流れとなり、小林さんは「俺の名前はナツキ・スバル。銀色のハーフエルフ、エミリアの騎士!」と声を張りました。
お次は高橋さんが、「私の名前はエミリア。ただのエミリアよ。ありがとう、スバル。私を助けてくれて」と挨拶。
岡本さんは「格言がいっぱいあるので、今回は3rd seasonに向けてのやつをいこうと思います」と前置きしつつ、「ラインハルトからは逃げられないってなぁ!」と作中で“剣聖”と称されるラインハルトにまつわる格言をガーフィールらしく披露しました。
天﨑さんは「私は大好きなこのセリフで行きたいと思います」と「友達の前で、かっこつけるのなんてやめちまえよ! ナツキ・スバル!」と名言を披露。
山根さん「ギリと人情を秤にかけたらぶっ壊すのが、リリアナ・マスカレードです」と自己紹介。なんとキャラクターの声がでるのが本邦初公開だったようで、「はじめてセリフを表で言いました!」と嬉しそうに語っていました。
安済さんは「はい、もう私のはめっちゃ簡単でみなさんもすぐにできるので日頃から使ってください」と前置きをしてからの、「ありがとう、ごめんね」と言う非常にシンプルな自己紹介に会場は笑いに包まれました。
山根さん&安済さんが『リゼロ』のアフレコに初めて参加した感想は?
収録について「ある程度頻繁に会っていた」という小林さんは「あんまり久しぶりっていう感じはしなかった」と現場の落ち着いた様子も語ってくれました。
一方、初参加となる山根さんは「リリアナは本当に劇中歌が多くて、台詞だけでなく歌うシーンもたくさんあるんですけど、一話からももちろん(※歌うシーンが)ありまして、もう歌のことで頭が一杯になって」と精一杯だったことを暴露。劇中歌をアフレコ現場で収録すると聞いた際は「台本をいただいてからお風呂とかでもずっと歌って、それぐらい気合をいれて現場に行きました」と必死でお芝居に取り組んだことをアピールしました。
また、「もう心臓が飛び出るかと思いました、口から」と笑いを誘う山根さんに、小林さんは「普通は別で取りますからね」と言葉を添え、「その分臨場感が出ていたと思います」と劇中歌の出来をアピールしました。
山根さんと同じく、3rd seasonで初参加となる安済さんは「えっ可愛いでしょ、見てこのポーズ」と自身の演じるシリウスの可愛らしいポイントを後ろのビジュアルを指してアピールしました。
また、「私は全部見てすぐに収録に挑みまして、だから誰よりもホットな気持ちというか、たぶんファンのなかで最速で次(※3rd season)にいけたと思います」と作品へかける熱量を吐露しました。
ご自身の演じるキャラクターについては、「そんな感じで台本を読んで、あーこれはやばいキャラクターだって思って、すごい役を任せていただけたのだなと思ってかなり緊張しました」と話してくれました。
そして、「自分のなかではいろんな試行錯誤をしてやり方を変えて臨んだので、ドキドキバクバクです」と収録時の緊張感も告白。「収録の前後はアドレナリン出っぱなしみたいな経験をさせてもらえる現場はなかなかないので楽しかったです」とアクの強いキャラクターを演じられたことについて嬉しさを言葉にしました。