『がんばっていきまっしょい』ボート体験&完成披露上映会の公式レポートが到着! 雨宮天さん、伊藤美来さん、高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さん、櫻木優平監督が登壇
2024年10月25日(金)より上映される『がんばっていきまっしょい』。9月22日(日)に開催された完成披露上映会の公式レポートが到着しました!
イベントには雨宮天さん、伊藤美来さん、高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さん、櫻木優平監督が登壇。
また、雨宮さんたちメインキャスト5人が参加したボート体験のレポートも到着しています。
ボート体験&完成披露上映会の公式レポート
<ボート体験レポート>
ボートに青春をかける女子高生たちの熱い物語が描かれる本作。作品のテーマが“ボート”ということで、今回、雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美のメインキャスト5人が、念願のボート体験に挑戦しました!
実際にボートに乗り込む前には、劇中でもボート部の練習シーンで登場した「ローイングエルゴメーター」という練習用機械を屋内で体験。初めはぎこちない様子だった5人も、コツをつかんでくると徐々にスピードアップし、最後には映画の中でボート部の5人がボートを漕ぐシーンさながらに「キャッチ!ロー!」と、息の合った掛け声に合わせて本格的なフォームで体を動かしました。初めての体験を終えた5人はその難しさに驚きつつも、「楽しかったし、永遠に漕げそうだね!」と声を弾ませ、まさに劇中のボート部員のように全力で取り組んで楽しみました。
屋内でのエルゴメーター体験後には、ついに実際に水に浮かぶボートに乗り込んだ5人。それぞれが演じたキャラクターと同じポジションでボートに腰掛けると、念願叶った嬉しさにとびきりの笑顔を見せました。そしてその後、5人を代表して雨宮と伊藤が実際にボートを漕いで進ませてみることに! 初めて体験する競技ボートに緊張と期待の表情を見せながら、高橋、鬼頭、長谷川に見送られ出発した2人。一緒に乗艇した学生からの丁寧な指導を受けながら、オールを持った雨宮と伊藤は「すごく進む!」と実際にボートを進ませる感覚に戸惑いながらも、直前の練習を活かして最後はぐんぐんとスピードが上がり、短時間で見せた上達ぶりに実際のボート部の学生たちをも驚かせていました。
乗艇後、雨宮は「オールを漕ぐのを失敗した時と成功した時の感覚が違いました!楽しかったね!」と笑顔で語り、劇中ではコックス(オールを漕ぐ他4人の対面に座り、ゴールまで細やかな指示を出す舵取り役)を担当するヒメを演じた伊藤は「実際に自分で漕いでみて、みんなの動きがわかったよ!」と感動した様子。キャスト陣念願のボート体験がついに叶い、5人揃って大興奮の時間となりました。
<完成披露上映会レポート>
上映後ということもあり観客の興奮は冷めやらぬまま、今か今かとキャストの登場を待つファンからの鳴りやまない拍手に包まれながら登場したのは雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美ら豪華声優陣、そして本作の監督・脚本を務める櫻木優平。ファンからの熱い声援と大きな拍手を浴びながら登場し完成披露上映会は幕を開けました。
世界最大規模のアニメーション映画祭《アヌシー国際アニメーション映画祭2024》では、非コンペ部門「アヌシー・プレゼンツ部門」へも出品されている本作。日本でのお披露目は本イベントが初めてということで、雨宮は「試写会で観させていただいた時にキャストということを忘れて、本当にすごく感動したので、今きっと同じ気持ちの方が目の前にたくさんいらっしゃると思うと嬉しいです」と喜びを噛みしめ、高橋も「この作品を観ると自分がもう一度青春を追体験できたような感覚があるのですが、これだけたくさんの方が一斉に青春をしたということですもんね!」と会場を見渡し、長谷川も「皆さんキラキラしている!」と笑みを見せました。
それぞれ個性のあるキャラクターが登場する本作。MCから演じたキャラクターと自身の性格が似ているか問われると雨宮、長谷川が挙手し、長谷川は「お嬢様というとこ以外は…(笑)」と始め、会場を笑いに包み、「負けず嫌いな部分など内面的な部分は自分に通ずるものがあるなと思いました。そういったイモッチの部分に共感ができて好きでした」と似ている部分があることを明かしていました。雨宮は「本当に私の高校時代そのままというか、挫折などを経験して、諦めている感じで生きてみるものの、どこか諦めきれず熱をくすぶらせている部分がそっくりだなと思いました」と自身の高校生時代を振り返り、続けて「私もずっと授業を寝ていました(笑)」と話し笑いを誘っていました。
またヒメに似てはいないが憧れが強いと言う伊藤は「すごく周りが見えていて、気も遣えるし、高校生なのに心は大人というか」と自身の演じたキャラクターについてコメントすると雨宮は「すごく似てるよ。自己紹介かと思った(笑)」と伊藤がヒメに似ていると返すと、伊藤は「自分では気づかなかったです(笑)」とユーモアたっぷりに答えていました。鬼頭は口調を変えながら話し始めるも、「似てるとは思います(笑)。荒々しい口調ではないんですけど、さばさばしているところとかが似ているなと」、高橋は自身の名前と役名が似ていると言い「あんまりにも名前が似すぎていて、埼玉出身なのも一緒で!」と5名全員が役に似ている結果に会場は更なる盛り上がりを見せました。
また原作のある作品を映画化しようと思った理由について問われた櫻木監督は「中学生くらいの時に実写版の映画から入り、日常系で部活動を描いた最初の作品だとも思いました」と映画化した過程を明かし、伊藤は「アニメーションとしてリメイクがされて世に出るということに驚きはありましたけど、伝えたいものって時代を超えても一緒なのだと思いました」と感想を述べていました。
完成披露上映会舞台挨拶の前に、まさにキャラクターたちが乗っていた5人用の競技ボートに乗艇した声優陣。ずっとボートを漕ぎたいと思っていたという伊藤は「オールの動きとかも教えてもらいながら、アニメーションの中にも出てくるオールの動きなどが細かく作られているのだなと、改めて体験して思いました」と感動した様子。
また今回の作品を振り返ってのお気に入りのシーンについて鬼頭は「私は作中の水の表現がとても綺麗で、この上をボートで進んだら気持ちいいだろうなと、CGの良さとアニメの良さが合わさった作品になっているなと思いました」とCGならではの映像美に驚きを見せ、伊藤は「私は花火のシーンです。本当に花火を見ているような感覚になって、すごく印象に残っています」と言うと、櫻木監督は「本当に(音を)収録してきました」と秘話を明かしていました。今回オーディション時に受けている役がそれぞれ違かったことがトークにより分かり、鬼頭は悦ネエの1役のみを受けダッコになったことを明かし、「生っぽいお芝居を求めている硬派な作品なのかなと思いオーディションを受け、この作品に参加することが決まってスケジュールを見たらダッコ?となって。私の悦ネエを聞いてなんでダッコにしてくれたんだろうと気になっています」と話すと、櫻木監督は「キャラに近い人物像というか、5人がセットで並ぶことが多いので、バランスを考えたところ今のキャスティングになっていました」と経緯を説明し、名前が似ており出身地も同じリー役の高橋は「埼玉キャスティングというわけではなかったんですね!」と自身の演技が認められたことに喜びを見せていました。
最後に公開を楽しみにしている人々に向けて、櫻木監督は「自分にとっては5年ぶりの劇場作品で、勝負をかけたい作品で、とても気合を入れて作りました。2度3度観ても楽しめる作品になっているので是非劇場に脚を運んでいただけると嬉しいです」、雨宮は「自分も見ないようにしている自分の弱さにもぞもぞするなというか、さわやかな気持ちに包んでくれる作品だなと思っております。観るたびに新しい発見があるというか、心理描写が繊細に描かれているので、別の部分が見えてきたりするので何度でも観て頂けたらと思います」とメッセージを送りました。そして最後に、本作のタイトルでもあり、作中でも主人公たちが励ましあう「がんばっていきまーっしょい!」の掛け声で会場は一体となり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
さらに完成披露上映会と同日、本作の主題歌を務める「僕が見たかった青空」の挿入歌『マイフレンズ』も解禁。ぜひ合わせてお楽しみください!
『がんばっていきまっしょい』作品情報
あらすじ
どこまでも広がる青い空と青い海。この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。
漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、負けを確信し漕ぐのをやめる。やりたいことも見つからない。
家と学校を往復するつまらない毎日だ。
ある日、悦子のクラスに転校生がやってきた。クラスマッチを浜辺から見ていたという梨衣奈という名の転校生は、ボート部は廃部にも関わらず「ボート部に入りたい!」と初対面の悦子に熱弁を振るう。悦子と幼なじみの姫が力添えをしてボート部を復活させると、同学年の妙子、真優美も入部。名義貸しのつもりだった悦子もボートをやることになり、初心者5人の猛練習が始まった。
大会予選で惨敗し、自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそは勝とうと気持ちをひとつにする。バラバラだった悦子たち5人の、濃くて、熱い毎日が、今走り出す―。
この秋、日本中が胸を熱くする青春アニメーション映画の新たな名作が誕生する。
キャスト
(C)がんばっていきまっしょい製作委員会