秋アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ガリバー兄弟役 市川太一さん|謙虚に自分達を俯瞰して見られているからだと思います【連載第5回】
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊/通称『ダンまち』)。
TVアニメシリーズ最新作となる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が、2024年10月より放送開始されました。
今回の放送に合わせて、アニメイトタイムズでは出演キャスト陣にメールインタビューを実施!
第5回は、ガリバー兄弟役 市川太一さんにガリバー兄弟を演じるうえで心がけていることやフレイヤ様はどういった存在か、注目してほしいシーンなどをお伺いしました。
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意外と常識人枠なのかも知れません
──5期から『ダンまち』シリーズに参加されますが、原作や台本を読まれた際の印象はいかがでしたか? また、ガリバー兄弟という4人1役を演じる上で心がけたことがありましたら、お聞かせください。
ガリバー兄弟役 市川太一さん(以下、市川):過去の話数にもチラッと登場しているのですが、本格的参加は今期からになりますね! 作品の印象については、相変わらずベルくんが過酷な状況に追いやられているなぁ…と。
ガリバー兄弟は小人族(パルゥム)なので幼く見えますが、年齢は意外にも29歳。僕が初めて演じた時はだいぶ年上に感じていましたが、いつのまにか年齢を追い越していました……(笑)。
割と達観したキャラクターなので、フレイヤ・ファミリア幹部間で揉めてる時以外は基本的に落ち着いた雰囲気でニヒルに憎まれ口を叩くキャラクターにしてます。
基本的にはアルフリッグが先導してそれにドヴァリン、ベーリング、グレールがユニゾンに近い形で続く感じ。声色は大きく変えていませんが自分の中でその時々の応じて微妙に変化を持たせてやらせてもらってます。戦闘ではそもそも武器種が違うので重量感だったり。アルフリッグは特に間を取り持つ苦労人なので若干普段の声色が柔らかくなってると思います。
──個性的な面々が揃うフレイヤ・ファミリアですがファミリア内におけるガリバー兄弟とはどのような存在だと思いますか?
市川:幹部の中だとツッコミ役に回ることも多く、意外と常識人枠なのかも知れません。全然ケンカはするんですけど行き過ぎた行動を咎めたり、その辺りのラインは見極められてる感じはします。あと、フレイヤ様の意向に沿った命令遂行意識は幹部の中でも上位に当たると思ってます。