この記事をかいた人
- 逆井マリ
- 神奈川県横浜市出身。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。
——石川さんから他のキャラクターについてのお話がありましたけれど、第二期で動向が気になるキャラクターはいますか?
石川:それは新キャラじゃないですか? どんなキャラクターが出てくるのかはまだ言えないのですが!
上田:(笑)。私は実は、この先の原作を追わないようにしているんです。美世と全く同じ視点に立って、新鮮な気持ちで物事に触れていきたいと思っていて。でも新さんが「諦めるつもりはありません」と言っていたことが、二期にも関わってきそうだなと思って楽しみです!
石川:石田彰さん演じる堯人様も気になります。今後の物語は彼の予見したものになってくると思うので、彼の動きがどうドラマに影響を及ぼすのか注目して欲しいですね。ちなみに五道は全然出ません(笑)。
上田:そうなんですね?
——五道は一期でも凄い存在感でした。二期にも出てくると思いますよ(笑)。第二期の第一話で注目してもらいたいところはありますか?
上田:「家族って何?」という状態だった美世が家族の温かさを清霞に教えてもらって。なんだろう……結婚となると、彼だけではなく向き合わなければいけない人が増えるものだと思うんですよね。そういう人たちと家族になることに対して美世はどういう気持を抱いて、どうしていきたいんだろうかと、ずっと考えていたんです。
でも第一話を見てみると納得すると同時に「やっぱり強い子だな」と。元々素直で清らかだったけど、とっても温かい人に成長したんだなと感じて、見ごたえがあるなと思いました。覚悟を決めた美世の頼もしさにご注目いただきつつ、清霞とのかけあいの愛らしさに、ときめいていただけたら嬉しいです。
——最後にお二人から、第二期を楽しみにされてるファンの方に向けてメッセージをお願いします。
上田:そうですね。一期を一気見した時に……あっ。
——あっ(笑)。
上田:(笑いをこらえて)ごめんなさい。
石川:おっと思わず水をイッキしちゃう。やめてよ(笑)。
一同:(笑)。
上田:すみません! 私、ダジャレがすごく好きで……(と笑いをこらえつつ)話を戻しますね。一期を見た際、ここを見て欲しいんだよっていうシーンで120%のクオリティを出してくる今作に、とてつもない凄みを感じました。もちろんクオリティは常に高いんですけど、ここぞという時のパワーに、原作やコミカライズを読んでいた時のイメージがさらに輝く印象があって、感動を覚えたんです。
私も作品の一ファンだからこそ、こんなに丁寧に作っていただけて嬉しいなと。その高い熱量が第二期でもたくさん感じられるんじゃないかなと、今からすごく楽しみです。きっとみなさまにもご満足いただける内容になっているはずですので、第二期の放送にぜひご期待いただければと思います。
石川:第二期があるのは皆さんのお声のおかげなので、改めて「ありがとうございます」とお伝えしたいです。そして、第二期からは、美世が非常に可愛いです。ふたりの関係性が完成されているのもありますが……二期を演じていて思うのが「何なら序盤の方が夫婦っぽいんじゃないか?」と。
今は恋人の時期を楽しんでいる感じがあって、カップルとして可愛らしくなっているなと思います。そして、二期の第一話からふたりは旅行に行きます! なぜ旅行に行くことになったのか、ふたりがどんな旅行をするのか是非楽しみに待っていただければなと思います。ぜひ、よろしくお願いします!
[取材・文/逆井マリ]
神奈川県横浜市出身。既婚、一児の母。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。パンクからアニソン、2.5次元舞台、ゲーム、グルメ、教育まで、ジャンル問わず、自分の“好き”を必死に追いかけ中。はじめてのめり込んだアニメは『楽しいムーミン一家』。インタビューでリアルな心情や生き方を聞くことが好き。