秋アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』リリルカ・アーデ役 内田真礼さん&ヴェルフ・クロッゾ役 細谷佳正さん|ベルの魅力は「優しさ」や「変わらないところ」【連載第11回】
ベルに、変わってほしくないと思っている人がきっと多いのだろうな…と
──今作でのフレイヤをはじめ、ベルは多くの女性から思いを寄せられています。第1シーズンからこれまでを通した上で、ベル・クラネルの魅力を改めて教えてください。
内田:ベルは、とても優しいですよね。やっぱり、そこにみんな惹かれるんじゃないでしょうか!
あと大事な時にはしっかり伝えてくれる言葉の数々が、ずるいなぁと思います。
細谷:ベルの「変わらないところ」は少なくない人々にとって魅力的に捉えられているのだろう、と感じます。ベルに、変わってほしくないと思っている人がきっと多いのだろうな…と。
ベルの、少し可哀想にも思えるくらい全く器用ではないところとか、純粋であるところというのは、多くの人たちにとって「とても苦労している」ように、ともすれば見えてしまうと思っていて。
急にベルが器用に生き始めて、異性から寄せられる好意に敏感に気づき、それを自分のものにしようと動いたとしたなら、人々はベルを魅力的とは感じなくなるだろう…というか。
何だか大袈裟な言い方をすると、沢山の人達が日頃感じているであろう小さな苦しみや大きな苦しみを、代わりに背負ってくれている感じがあるから、人々はベルを魅力的だと感じるし、変わってほしくないと思うのかもしれないなと、個人的に感じました。
──ベルを欲するフレイヤの本気度が示された戦争遊戯がついに開戦しました。お二人から見て、フレイヤはどういった存在でしょうか。
内田:フレイヤ様は、シンプルにとてもこわいです!
フレイヤ様の思いの強さは伝わってくるんですけど、無理にいくとみんな、びっくりしちゃうのではないかなと、一歩引いて見守っています。
細谷:声優である自分としては、魅力的な役だな、という存在でした。
──『ダンまちⅤ 豊穣の女神篇』において、自身が演じる人物以外で特に気になる人物はいらっしゃいますか?
内田:シルです。彼女のことが気になって仕方ない5期でした。
今までのシルの姿が、アフレコをしている期間、走馬灯のように蘇って、、、思いを巡らせることが多かったです。
細谷:自分の役以外は正直そんなに気になることはないです(笑)。自分が演じるこの作品ではヴェルフだけなので。
──第12話の見どころや個人的に注目してほしいシーンをネタバレギリギリの範囲で教えてください。
内田:みんなが総力戦で戦う中、限界ギリギリの姿は、胸を打ちます。
どうか最後まで、ベルさまたちの行く末を見守っていてください!
細谷:楽しみにしてる方が沢山いらっしゃると思うので、注目シーンも敢えてここでは書かないことにしておきます(笑)。是非、本編をご覧頂けたらと思います。
作品概要
あらすじ
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会