『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』連載インタビュー第9回:二子一揮役・花江夏樹さん|主役は“奪う”もの――潔の言葉に影響を受け、成長し続ける二子の才能
2024年10月5日(土)より放送中の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』。
過酷なセレクションを乗り越えた潔世一たちが次に挑むのは、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)! 己のエゴを世界に刻み、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が幕を明けます。
アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け! 第9回は、二子一揮を演じる花江夏樹さんにキャラクターの成長や第9話の感想などをお伺いしました。
※本記事には、第2期第9話までのネタバレが含まれます。
鋭い観察眼でチームに貢献する二子の“人間らしさ”を引き出したい
ーー「U-20日本代表戦」が中心となる第2期の物語の印象や魅力を感じる点について、お聞かせください。
二子一揮役・花江夏樹さん(以下、花江):第2期では、「ブルーロック」ならではの緊張感や戦略的な駆け引きがさらに深まりました。全員が自分の才能を最大限に発揮し、チームで戦いながらも個々が主役を奪い合う姿は本作ならではの魅力だと感じました。
ーー改めてになりますが、二子一揮というキャラクターについて、どのようなことを考えながら演じられているのでしょうか? 役を演じる中で大切にしていることもお伺いできればと思っております。
花江:二子はクールでありながら、鋭い観察眼を持ったキャラクターです。その冷静さの裏には、サッカーに対する熱い思いや自分自身を認めさせたいという意志が感じられるので、そこも意識しながら演じています。また、潔や周囲の選手たちとのやり取りの中で、二子の持つ人間らしい部分を引き出すことも心がけています。
ーー演じるキャラクターの変化や成長について、お聞かせください。第1話で、潔世一に「主役は奪うものだって、キミに学びましたから」と言葉をかける場面も印象的でしたが、役と向き合う中で第1期と変化した点、または変わらない点がありましたら、併せてお伺いさせてください。
花江:第1期と比較すると、二子の視野の広さや冷静さがさらに際立ち、成長を感じました。変わらないのは、彼のプライドや自信です。潔の言葉に影響を受け、さらに成長した姿を見せられるのは、演じていてとても楽しいです。
ーー第8話(第32話)で二子の視野の広さ、圧倒的な「読み」の能力が「U-20日本代表戦」のレギュラー獲得に繋がったことが明かされました。第2期の中で印象的だったシーンや物語を振り返ってみての感想をお聞かせください。
花江:第8話(第32話)のシーンは特に印象深いです。二子の能力が評価された瞬間であり、それがチームに大きな影響を与える場面でもありました。また、試合の中で彼が冷静に戦局を分析し、周囲を動かしていく姿も魅力的です。こうした二子の才能が光るシーンは、演じる上でもやりがいを感じました。
ーー最後に、今後の見どころや楽しみにしてほしいポイントを教えてください。
花江:今後の試合はますます激しさを増し、それぞれのキャラクターがまた新たな一面を見せてくれる所が楽しみです。特に、二子がどのようにチームに貢献しつつ、自分自身を証明していくのかに注目していただきたいです。視聴者の皆さんが息を呑むような展開が続きますので、ぜひ最後まで見届けてください!
[インタビュー/笹本千尋 編集/小川いなり]
連載バックナンバー
『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』作品情報
あらすじ
いくぞ、才能の原石共よ
時代を変えるのは俺たち“ブルーロック(青い監獄)”だ──
日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、
日本フットボール連合は“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを立ち上げる。
プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。
しかも全員FW(フォワード)。
脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、
選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。
時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。
エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む!
今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が始まる。
キャスト
糸師 凛:内山昂輝
凪 誠士郎:島﨑信長
雪宮剣優:江口拓也
乙夜影汰:河西健吾
烏 旅人:古川慎
蜂楽 廻:海渡翼
二子一揮:花江夏樹
蟻生十兵衛:小西克幸
千切豹馬:斉藤壮馬
我牙丸 吟:仲村宗悟
雷市陣吾:松岡禎丞
御影玲王:内田雄馬
馬狼照英:諏訪部順一
時光青志:立花慎之介
氷織 羊:三上瑛士
七星虹郎:波多野翔
剣城斬鉄:興津和幸
五十嵐栗夢:市川蒼
帝襟アンリ:幸村恵理
絵心甚八:神谷浩史
糸師 冴:櫻井孝宏
オリヴァ・愛空:日野聡
閃堂秋人:若山晃久
超 健人:笠間淳
狐里 輝:梶原岳人
若月 樹:坂泰斗
颯 波留:小野賢章
蛇来弥勒:白井悠介
仁王和真:佐藤拓也
音留徹平:土岐隼一
不角 源:小林親弘
士道龍聖:中村悠一
(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会