アニメ
『ブルーロック』第2期:内山昂輝インタビュー【連載第14回】

『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』連載インタビュー第14回:糸師凛役・内山昂輝さん|作品をきっかけに“世界一のストライカー”を目指す人が増えたら素敵だなと思います

2024年10月5日(土)より放送され、最終回を迎えた『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』。

過酷なセレクションを乗り越え、潔世一たちが挑んだ、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)! 己のエゴを世界に刻み、自らの手で運命を変えるための、史上最もアツい戦い(試合)が遂に決着しました。

アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け! 第14回は、糸師凛を演じる内山昂輝さんにキャラクターの成長や“あのセリフ”についてのお話をお伺いしました。

※本記事には、第2期第14話までのネタバレが含まれます。

関連記事
ブルーロック VS. U-20 JAPAN
──全てを賭けて挑め。いくぞ、才能の原石共よ時代を変えるのは俺たち“ブルーロック(青い監獄)”だ──日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、日本フットボール連合は“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを立ち上げる。プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。しかも全員FW(フォワード)。脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む!今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が始まる。作品名ブルーロックVS.U-20JAPAN放送形態TVアニメシリーズブルーロックスケジュール2024年10月5日(土)~2024年12月28日(土)テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation”枠にて話数全14話キャスト潔世一:浦和希糸師凛:内山昂輝凪誠士郎:島﨑信長雪宮剣優:江口拓也乙...

第2期で露わになった糸師凛の“むき出しな感情”

ーー改めて、糸師凛というキャラクターを演じるうえで大切にしていることを教えてください。

糸師凛役・内山昂輝さん(以下、内山):世界一の選手になるために一生懸命努力しているストイックな雰囲気とか、他の選手や試合に勝つための闘争心などを大切にしています。そして、兄との関係も糸師凛には大きな影響を与えてきたので、一期の収録の段階からそれを頭に置きつつセリフを表現していきました。

ーー第1期からの物語を踏まえたうえで、キャラクターの変化・成長を感じた点がございましたらお聞かせください。

内山:第1期ではいつも冷静でいつも強い糸師凛の姿が印象的でしたが、第2期では士道龍聖に挑発されて感情を爆発させたり、糸師冴のいるU-20日本代表のチームと対戦する中で敵意をむき出しにするなど感情的な姿が多く見られました。そのあたりは、キャラクターの変化といえるかわかりませんが、第1期ではなかなか見られなかった姿だと思います。

ーー凛は第1期から兄の糸師冴に対して、並々ならぬ感情を抱いていました。第2期ではよりその感情が表面化していきましたが、凛にとっての冴とはどのような存在だと感じられていますか?

内山:現在の凛にとって糸師冴は倒すべき、憎い存在だと思います。しかし、昔はまったく違ったことが第2期の二人の過去が描かれた回で明らかになりました。スペインから帰ってきて雰囲気も変わり、夢の方向性も変えた糸師冴の言葉を聞き、凛は大きなショックを受けて当時の兄を否定します。そこから二人の関係は大きく変わっていきました。

ーー第37話(第2期第13話)ラストの「ぐちゃぐちゃにしてやる」というモノローグは、凛の新たな覚醒に繋がるキーワードだと感じました。第2期の物語全体を通して、凛の気持ちの動きをどのように捉えて最後まで表現されていったのでしょうか?

内山:もちろん先の展開まで把握した上で各話の収録に参加しましたが、第2期の物語全体を考慮して凛の気持ちの流れを設計していくようなことは特にしませんでした。ただ、他の“ブルーロック(青い監獄)”メンバーの活躍や対戦相手のU-20日本代表の面々のプレーに触発される部分も大きかったのだろうと思います。

ーー最後に、『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』をご覧になったファンのみなさんへメッセージをお願いします。

内山:私はヨーロッパのサッカーをテレビで見るのが好きですが、『ブルーロック』をきっかけに現実世界のサッカーに興味を持つ人が増えたり、世界一のストライカーを目指す人が増えたりしたら素敵だなと思っています。『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』が終わった後の続きは原作漫画で読むことができますので、気になった方はぜひそちらもチェックしてみてください。

[インタビュー/笹本千尋 編集/小川いなり]

連載バックナンバー


『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』作品情報

ブルーロック VS. U-20 JAPAN

あらすじ

──全てを賭けて挑め。
いくぞ、才能の原石共よ
時代を変えるのは俺たち“ブルーロック(青い監獄)”だ──

日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、
日本フットボール連合は“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを立ち上げる。

プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。
しかも全員FW(フォワード)。

脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、
選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。

時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。
エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む!

今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が始まる。

キャスト

潔 世一:浦和希
糸師 凛:内山昂輝
凪 誠士郎:島﨑信長
雪宮剣優:江口拓也
乙夜影汰:河西健吾
烏 旅人:古川慎
蜂楽 廻:海渡翼
二子一揮:花江夏樹
蟻生十兵衛:小西克幸
千切豹馬:斉藤壮馬
我牙丸 吟:仲村宗悟
雷市陣吾:松岡禎丞
御影玲王:内田雄馬
馬狼照英:諏訪部順一
時光青志:立花慎之介
氷織 羊:三上瑛士
七星虹郎:波多野翔
剣城斬鉄:興津和幸
五十嵐栗夢:市川蒼
帝襟アンリ:幸村恵理
絵心甚八:神谷浩史
糸師 冴:櫻井孝宏
オリヴァ・愛空:日野聡
閃堂秋人:若山晃久
超 健人:笠間淳
狐里 輝:梶原岳人
若月 樹:坂泰斗
颯 波留:小野賢章
蛇来弥勒:白井悠介
仁王和真:佐藤拓也
音留徹平:土岐隼一
不角 源:小林親弘
士道龍聖:中村悠一

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

ブルーロック VS. U-20 JAPANの関連画像集

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2025冬アニメ何観る
2025冬アニメ最速放送日
2025冬アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング