『イナズマイレブン』の新たな伝説が始まるーー『イナズマイレブン・ザ・ムービー 2025』舞台挨拶付き先行上映に日野晃博さん、小村将さん、木間萌さん、竹内順子さん、、吉岡茉祐さんが登壇
『イナズマイレブン』シリーズの原点にして始まりの物語『映画 イナズマイレブン総集編 伝説のキックオフ』と、ここから始まる新世代たちのストーリー『劇場版 イナズマイレブン 新たなる英雄たちの序章』の2本立ての映画『イナズマイレブン・ザ・ムービー 2025』。2024年12月27日より全国のイオンシネマほかにて公開!
公開を直前に控えた12月23日には舞台挨拶付き先行上映が実施! 舞台挨拶には、総監督であり構成や脚本を手がける日野晃博さんをはじめ、笹波雲明役の小村将さん、円堂ハル役の木間萌さん、円堂守役の竹内順子さん、忍原来夏役の吉岡茉祐さんが登壇し、作品にまつわるトークを繰り広げました。
待望の親子共演!“父”から子へのメッセージ?
MCの吉岡さんの呼び込みでキャスト陣が集結すると、早速、『映画 イナズマイレブン総集編 伝説のキックオフ』で久しぶりに円堂守を演じた竹内さんは「率直な感想を話すとみんなが涙を流しちゃいそうなので言えないんですけど(笑)」と前置きつつ、アフレコの感想について「みんな集まって楽しくて幸せでした!」と満足げに話しました。
その様子に日野さんが「『イナズマイレブン』をもう一回再生するということで……すごく良くなかったですか?」と問いかけると、竹内さんは「観ればわかります。新しく録り直したけど、より一層良くなっているのが肌で感じられると思います」と、この後の上映がより楽しみになるメッセージで会場を湧かせました。
絶対的な主人公の遺伝子を継ぐ円堂ハル役としてシリーズを託された木間さんは、「みなさんに長く愛されている作品に出させてもらうだけでも光栄なのに、まさかの主人公を任せてもらえるということで、最初はマネージャーと一緒にポカンとしていました(笑)」と役に決まった当時の心境を告白。
加えて円堂守の息子という役どころにも重みを感じていたそうですが、その際に日野さんから「遺伝子を感じる」という言葉をかけてもらったことを明かすと、その話を聞いた竹内さんは「良いことだよね。日野さんはたまには良いことを言うんだね!(笑)」という日野さんイジりで会場の笑いを誘いました。
また今回は円堂守と円堂ハルを演じるふたりが揃う貴重な機会ということで、竹内さんから「“父”から子へのメッセージ」が贈られる場面も。竹内さんは「私、女だし!(笑)」とツッコむものの「サッカーに携わっている男に言うならば『自由にやれ』」という名言を託すると、これに「めちゃくちゃやりたいようにやらせていただきます!」と木間さん。このやり取りを間近で見た観客は大きな拍手を贈りました。
シリーズ4人目の主人公・笹波雲明を演じる小村さんは、『イナズマイレブン』ドンピシャ世代のサッカー少年だったそうで、当時はファイアトルネードを真似てはコーチに怒られていたというやんちゃなエピソードでキャスト陣を驚かせます。
演じる笹波雲明については「初っ端から『サッカーなんてなくなってしまえば良い』というインパクトが強いセリフから入るキャラクターとなっているので、みなさん、どんなキャラクターなのかとても気になっていると思います。ぜひ映画を観ていただいて、雲明くんの始まりの物語がどんなものなのか、ここで楽しんでいただけたらと思います」とこれから物語を見届ける観客の期待を煽りました。
出演者にひとつだけ伝えたいことがあると切り出した日野さんは、このイベントでMCを務めつつ、ヒロインの忍原来夏を演じる吉岡さんを紹介。日野さんが「どうでしたか?」と質問すると、吉岡さんは「これからのワクワクにぜひ期待をしていただければと。今回はあくまで始まりに過ぎないので、これからの展開にも注目してほしいです」とメッセージ。さらに、この言葉を受けて日野さんは「まだ秘密ですけど、吉岡さんはこれから難儀な収録があるんですよね?」と語りかけると、吉岡さんは「普通の声優ではなかなか聞くことがないスケジュールが入っています」と、ファンとしては気になってしょうがないコメントも飛び出しました。
お知らせコーナーでは日野さんから新情報として、2025年1月3日から『脅威の侵略者編』がTV放送されることが発表されると一際大きな歓声が会場に響きます。この反応に驚きつつも嬉しそうな日野さんは「ちょうど映画を観た後に繋がりますので」と語ると、一同、年始も『イナズマイレブン』を楽しんでほしいと呼びかけました。
最後に、「新たな伝説がスタートします」と語気を強めた竹内さんは「ぜひ、この新しいメンバーを応援してください」と客席に訴えます。ほかキャスト陣もついに公開を迎えられたことに感慨深い様子を見せるとともに熱いシーンの数々に注目してほしいとメッセージ。日野さんは本編の終盤に「面白い仕掛け」を用意していることを匂わせると、「やっぱり『イナズマイレブン』だったんだ、と感じてもらえるラストシーンになっています」「円堂編が熱いんですよ。円堂守の伝説は本当に伝説だったんだなって」とその仕上がりに自信を覗かせてイベントを締めくくりました。