『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』先行上映会レポート|ねんどろいど化や地上波特番など気になる新情報が続々解禁!
2025年1月10日よりTOKYO MXほかにてアニメ放送開始するTVアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』先行上映会&トークイベントが、11月17日(火)新宿バルト9にて行われました。主要キャストが登壇し、作品について賑やかに、そして熱く語りまくったトークコーナーの模様をレポート!
観る者を飽きさせない! アリナ役・高橋李依さんの挑戦と熱演
TVアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』(略称『ギルます』)の第1話、第2話の先行上映が終わり、大きな拍手で迎えられた、アリナ役の高橋李依さん、ジェイド役の熊谷健太郎さん、ルルリ役の古賀葵さん、ロウ役の安田陸矢さん、ライラ役の芹澤優さん。高橋さんは、アリナの大鎚(ウォーハンマー)を持って登場し、ステージの真ん中で、しっかりとポーズを決め、会場を盛り上げていく。
それぞれが挨拶を済ませると、天津飯大郎さんの司会で、トークコーナーがスタート。新宿バルト9で一番座席数が多いスクリーンだったが、平日にも関わらず満席となった会場を見て、「埋まっていることがまず嬉しい!」と、高橋さんは素直に喜ぶ。アニメを観終わり、満足度の高い表情をしている観客の熱気を感じたキャスト一同も、ホッとしている様子だった。
素晴らしいクオリティでありつつ、緩急の差が激しくジェットコースターのように駆け抜けた第1話と第2話について、キャストそれぞれが熱い思いを語っていく。
ギルドの受付嬢として働きつつ、時に謎の冒険者〈処刑人〉としてダンジョンのボスを討伐し、残業の原因ごと取り除いている主人公のアリナについて、高橋さんは「飽きさせないように演じることが目標だった」と語る。ほかのキャラクターと比べても圧倒的にセリフ量が多く、モノローグと誰かと話すセリフの温度差、さらに叫びなど、テンションが目まぐるしく変わるのだが、その上で、1話全体を見たときの気持ち良さや面白さを追求していたのだという。先頭を走りながら全体のバランスを考えるというのは、かなり難しいことのように思うが、アニメのテンポの良さも相まって、それが実現されていたことは、この2話を観ても感じ取れた。
アリナとの掛け合いが多かった同じくギルドの受付嬢・ライラを演じた芹澤さんも、第1話で叫ぶシーンが多かった高橋さんに対して「ずっと(同じ)叫びにならないよう、バランスをすごく気にしているのを隣で見ていて、さすが高橋先生!と思っていました」と語る。
それに対して高橋さんも、「“!”が多くあるセリフを大きな声で叫べば、それっぽくはなるんですけど、そこを大きな声だけでなく、いろんな声色で、緩急をつけて演じるようにしていました」と答えていた。
さらにキャスト全員のマイク前でのお芝居の空気感が良く、何を投げても絶対キャラクターとして上手く返ってくるからアフレコが楽しかったと笑顔で話す高橋さん。全員がテンション高く作品に向き合い、全力でお芝居をしていたため、それに参加せずに後ろで見ているときは、笑いを堪えるのに必死だったと語っていたのは熊谷さん。その全力さと雰囲気の良さは、フィルムにもよく表れていた。