『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』先行上映会レポート|ねんどろいど化や地上波特番など気になる新情報が続々解禁!
ロードムービー風のOPに心躍る! 『ギルます』は音楽と映像の調和が絶妙
そして話題は、冒険者ギルドの最強のパーティ〈白銀の剣〉のメンバーの話へ。ヒーラーの白魔道士・ルルリと黒魔道士でムードメーカーのロウのシーンについて、あまりに自然な2人の佇まいに、「イチャイチャして…」となぜか不満げな芹澤さん。このほっこりとする2人のやり取りは、ぜひ本編をチェックしてほしい。
〈白銀の剣〉のリーダーであるジェイドの話になると、キャスト陣からも失笑が起こる。カッコいいけど、どこか笑ってしまうところがあるのが彼の魅力なのかもしれない。熊谷さんも「ジェイドはかっこいいですよ、時々」「純粋なんだ! 下心はあるけど……」と、フォローになっていないフォローをしていた。
第2話でも、いろんな不運に見舞われるアリナについて、監督から「アリナは可哀想な人なんです」と最初から言われていたと打ち明ける高橋さん。でもそれを上回るエネルギーがあって、“可哀想かわいい”みたいなところがあるのだという。だから気軽に、笑いながら見てほしいと伝えていた。
そんなアリナの魅力が炸裂していた第2話で、アリナがとあるキャラクターにブチギレるシーンがあったのだが、その相手役を高橋さんと関係性が深い福島潤さんが演じていたこともあって、リテイクするたびに巻き舌がどんどんエスカレートしていったと語る。「あれは相手が潤さんだから出ました。やっぱりお芝居は掛け合いだなと思いました」と、高橋さんがしみじみと話していたのが面白かった。
また、第2話まで見て、アリナのサービスカットが多かったと熱弁する芹澤さん。着替えやお風呂、ボクシングシーンなど「意外にも、いい身体なんだ」と感心していた。特に頻繁に出てきたアリナの体育座りに関しては、芹澤さんと古賀さんで大興奮。なぜか男性陣が「落ち着いてください」となだめていた。
OPテーマが310の「パーフェクトデイ」、EDテーマがナナヲアカリの「明日の私に幸あれ」であることは発表されていたが、語らずにはいられないのが、OPとEDアニメーション。OPは、アリナが〈処刑人〉の衣装を手に入れるまでの物語をロードムービー風に描いたもの。ファンタジー色の強い映像に仕上がっていて、「すごくワクワクするOPだった」「ミニ映画みたいだった」とキャストも大絶賛していた。一方、EDのアニメーションはかわいさに振り切ったもの。安田さんが「ロウも出たかったな」と漏らしていたが、アリナとルルリとライラがとにかくかわいい映像だった。キャラクターが踊っていた振り付けを、女性陣が踊ったそうで、それは後日TikTokにアップ予定とのこと。「見て、振り付けを覚えて踊ってほしい」と話していた。
1月3日(金)に地上波特番が放送決定!
インフォメーションコーナーでは、1月3日(金)に今回と同じ5人のメンバーで地上波特番放送や、「ねんどろいど アリナ・クローバー べーしっく」の商品化が決定したことなどが発表された。まだまだ面白いことが目白押しなので、こまめに情報をチェックしてほしい。
最後は、キャスト一同から、会場に集まったファンへメッセージが贈られる。
「クオリティが高すぎて、お芝居も絵もすごくかわいかったです。ライラは基本的に推しピへの愛をささやいていることが多いので、皆さまの想いも受け取って、〈処刑人〉大好きだ!という推しへの愛をガッツリと込めましたので、ぜひぜひ最後まで応援していただけたらと思います」(芹澤優さん)
「アフレコ現場もすごく楽しかったので、今日も楽しみにしていたんですけど、想像を超えた楽しいステージになりました。この作品は魅力的なキャラクターがたくさんいるのですが、ロウも良いところがたくさんあって、癖(へき)にぶっ刺さるところがあると思うので、ぜひ推してください!」(安田陸矢さん)
「今日は皆さん、きっと仕事を終えて来ているんだろうと思います。明日が大変になることなんてないだろうと信じています。この作品は、働く皆さん、現代社会を生きる皆さんに対し “生きてたら、大変なこともあるよね。それでも生きていこうね! 大丈夫だよ!”と勇気をもらえるような、明日も一生懸命頑張るぞ!と思える作品になっていると思います。このメンツの織りなす素敵なストーリーを、最後まで見届けていただきたいと思います。3話以降〈白銀の剣〉のメンバーもいっぱい活躍していくので、そちらも応援いただけたらと思います。良いお年を!」(古賀葵さん)
「楽しい現場だったということは、このステージを見ていただいて伝わったのではないかと思っています。これから物語が続いていく中で、アリナ、ルルリ、ライラ、ロイ、そしてジェイド。かわいい、そしてカッコいい、いろんな姿が見られると思います。彼らがどんな日々を過ごして、どんな戦いをしていくのか、楽しみどころ、盛り上がりどころが満載なので、オンエアを楽しみにお待ちください。ぜひともリアタイで、よろしくお願いします!」(熊谷健太郎さん)
「アフレコのとき、台本を開いて、ワード数がこんなにあってどうしよう!ってなったけど、家で練習して、みんなに絶対楽しんでもらうんだ!と頑張ってきた日々が、この作品に詰まっています。でもそれは、私だけでなく、キャストもそうだし、歌のチームもそうだし、映像を作ってくださった皆さんもそうです。みんないろんな波を乗り越えてやってきました。観ていただくことが、私たちの喜びだったりします。ぜひとも『ギルます』が1月から放送されることを布教していただけたらと思います。私たち頑張ったので、これから付いてきていただけると嬉しいです!」(高橋李依さん)
アニメ本編のようにあっという間で、怒涛のように過ぎていったトークショー。TVアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』は、2025年1月10日よりTOKYO MXほかにてアニメ放送開始(ABEMA・Prime Videoにて1月10日より毎週金曜24:00~地上波同時配信)!
[文・塚越淳一]
作品概要
あらすじ
可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅。愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こうーー。
アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。しかし。その実態は、理想とは程遠かったー
ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑。めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。おかげで来る日も来る日も残業地獄...ああ、もう我慢の限界!!
アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。 チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、銀に輝く大鎚【ルビ:ウォーハンマー】で、強大なボスを叩き伏せる――。
何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!!
でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから...。アリナの平穏な暮らしは、守られるのか!?
第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作、待望のTVアニメ化!
キャスト
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