映画
「細田守の原点/展」トークショー&内覧レポート

「時をかける少女」20周年記念 細田守の原点/展トークショー&内覧レポート|『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』を中心に細田監督作品の魅力に改めて迫る空間

まるで作品の世界に入り込んだかのような展示に、足を止めずにはいられない

展示会場にはそれぞれ『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の作品ごとのブロックが存在していました。

もうひとつ、「Early Days」という細田監督の『時をかける少女』以前のお仕事をまとめたエリアがあるのですが、今回は撮影できませんでした。

ここでトークイベントの時に話題に上った細田監督が中学時代に8mmフィルムで制作したアニメーションや油絵、実写自主制作映画を見ることができます。会場を訪れたらぜひご覧になってください。

夏のあぜ道を行くかのような入口を通り抜けると、まずはオープニングムービーが見られるエリアに。

そこを抜けた先にあったのは『時をかける少女』のブロックでした。ここでは細田監督が執筆された絵コンテが凄まじい数展示されており、『時をかける少女』の各シーンに細田監督がどんな意図を込めていたのかを窺い知ることができます。

特に必見だったのがふたつの映像展示。ひとつは「街を駆け抜ける真琴」というもので、真琴が千昭の待つグラウンドへ全力で走るシーンが出来上がるまでの過程をみることができます。ここが制作中に一番最後にあがったカットとのことですが、『時をかける少女』をご覧になられた方ならよく覚えていることでしょう。

もうひとつは「細田守作品の“空”映像集」。細田監督の作品に夏の青空と入道雲のイメージがある方も多いのではないでしょうか。それらの映像を一挙に楽しめるだけでなく、細田監督が青空と入道雲にどんな想いを込めていたかを解説している資料も存在していました。

続いてOZへのゲートを潜り抜けると『サマーウォーズ』のエリア。ここでは仮想世界OZの世界観が忠実に再現されており、原画や「映像展示:細田守作品の“アクション”映像集」を楽しめました。

また、「キング・カズマ」と「ラブマシーン」が対峙するかのように佇んでおり、今から戦いが始まるのではないかというピリピリとした空気感も漂っていた。

当時配布された携帯(※スマホではなくガラケー用)待ち受けたちといった時代を感じる展示や、世界各国の「よろしくお願いしまあああすっ!!」が聴けるコーナーもあったので、『サマーウォーズ』ファンは必見。

3つめのエリアはもちろん『おおかみこどもの雨と雪』。ここでは花、雨、雪が描かれた作品のメインビジュアルを思わせる3人が出迎えてくれます。ここでの見どころは、細田監督の出身地である富山県を描いた背景美術です。資料の中で細田監督が富山への想いを語っている資料もあったので、こちらもぜひチェックしてみましょう。

また、「映像展示:雪山をかけるシーン 線撮~完成画へ」も見られます。花や雪と雨の姉弟が雪原を駆ける名シーンの原画と映像を同時に楽しめるまたとない機会ですので、ぜひじっくり目に焼き付けましょう。

売店では今回の展覧会に際してグッズ販売が行われていた。一回りしたら目を通してみるといいかもしれません。忘れずに訪れていただければ幸いです。

併設されているコンセプトカフェで一息つこう

会場では『サマーウォーズ』の世界感を体感できる「OZ cafe」が併設されており、コラボメニューでお腹を満たしたり喉を潤すことができる。そのメニューをいくつか撮影させていただいたので、フォトレポートで紹介します。

 

開催概要

東京会場

会期|2026年6月20日 (土)~8月31日(月)
会場|CREATIVE MUSEUM TOKYO[東京・京橋]
https://www.creative-museum.tokyo/
(東京都中央区京橋1丁目7番1号 TODA BUILDING 6階)
開館時間|10:00~18:00(最終入館 17:30まで)
※ただし、毎週金・土曜日および祝前日、8/11(火)~8/14(金)は20:00閉館。(最終入館19:30)
主催:CREATIVE MUSEUM TOKYO、「細田守原点/展」東京実行委員会
特別協力:ア・ファクトリー、絵映舎
輸送協力:TERRADA ART ASSIST
協力:TOKYO MX、メディコス・エンタテインメント
問い合わせ|050-5541-8600(ハローダイヤル)

展覧会公式サイト

■展覧会公式SNS
X
Instagram
TikTok

巡回情報

<大阪会場>
会期:2026年10月28日(水)~2027年1月4日(月)
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888 (12:00~17:00 ※土日祝休業)

<福岡会場>
会期:2027年1月22日(金)~3月28日(日)
会場:福岡市美術館
問い合わせ:西日本新聞イベントサービス TEL 092-711-5491(平日9:30~17:30)

<富山会場>
会期:2027年7月3日(土)~9月5日(日)
会場:富山県美術館

 

CREATIVE MUSEUM TOKYOについて

東京・京橋のTODA BUILDING6階に位置するCREATIVE MUSEUM TOKYO(CMT)は、天井高5m、約1,200㎡の大空間で、作品や表現者、さらにその背景にあるプロセスまでを体感できるミュージアムです。2024年11月に『アニメ「鬼滅の刃」柱展 ―そして無限城へ―』をオープニング展として開業し、以降1年間で『ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ』、『堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」原画展』、『HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展』を開催。アニメ、マンガなどのポップカルチャーから現代アートまで、多様な領域の展覧会を年に約4本開催しています。

また展覧会と連動したグッズやコラボメニューを展開するミュージアムショップやテーマカフェも併設されています。

(C)『時をかける少女』製作委員会2006
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
(C)細田守の原点/展
おすすめタグ
あわせて読みたい

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2027年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026夏アニメ何観る
2026夏アニメ最速放送日
2026夏アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
平成アニメランキング