ドラマCD『ラグナロクオンライン』第三弾キャスト・日高里菜さん、内田真礼さんにインタビュー
日本最大級のファンタジーオンラインRPG『ラグナロクオンライン』の10周年を記念したオリジナルドラマCDの第三弾が4月24日(水)に発売となる。泣き虫で弱気な主人公のヒナを演じた日高里菜さんと、新キャラクター・ロレッタを演じた内田真礼さんにアフレコ終了後の感想や作品の見どころをうかがった。
<ドラマCDのストーリー>
マジシャンのヒナは、ウィザード(魔導士)になるかセージ(賢者)になるかを悩む女の子。旅の途中でロレッタとミエリという二人の女の子に出会い、行動を共にすることになる。時にはケンカをしたり、アクシデントに見舞われながらも仲間と友情を深め、自分が就きたい職業を選ぶ。
●新キャラクターを迎え仲間と共に成長するヒナを描く、三作目
──収録を終えられたところですが、今回の収録はいかがでしたか?
ヒナ役・日高里菜さん(以下、日高):私は第一弾からやらせて頂いているんですけど、今回はキャストが私以外は全員新しいメンバーということで、また全然違った雰囲気でした。普段言わないような単語のイントネーションが難しかったです。「ウィザード」と「セージ」が分からなくて、苦労しました(笑)。自分でイメージしていたものと、現場とでは違っていたりして。皆で教え合ったり、スタッフさんに聞いたりして、なんとか終えることが出来ました。
ロレッタ役・内田真礼さん(以下、内田):私は今回初めて参加させて頂いたんですけど、本当に片仮名のイントネーションは難しかったです。さっきの「ウィザード」は「リザードン」と同じだということに落ち着いたんですが(笑)。その他にも作品の世界観とか、私自身もゲームが好きなので面白いなと思いました。このダンジョンは、なるほどそういうことか、みたいなイメージを膨らませながら演じておりました。
──日高さんは第一弾から成長したヒナ役を演じられて、いかがでしたか?
日高:びっくりしました。第一弾の時は私が最年少で周りは年上の方ばかりだったんですけど、今回は同年代の3人組ということで、ヒナがツッコミ役だったということに、まず驚きました。第一弾はいつも、焦っていたり慌てていたりしてボケキャラだったのが、大人になったなと。第二弾の中でも後半になると、さらに成長していて最終的にはリーダーとなって仲間を引っ張って行くところには感動しましたし、嬉しかったですね。必殺技も出したりとかしたので、そこはいつものヒナとはちょっと違う声で言わせてもらいました。
──今回のメンバーは同世代の3人組ということで、気をつけられたことなどありましたか?
日高:私は特に成長しなきゃとか、意識していたわけではないのですが、他の2人がボケボケなのでツッコんでいる姿が成長しているように見えたのかな。現場に来て会話をして、いつのまにかヒナが成長したのかな、という感じでした。でも、スタッフさんに言われたのがモノローグになると、やっぱり自分の気持ちを語る部分なので「第一弾のヒナに戻るね」と言われました。
──内田さんはロレッタを演じられてどのような印象を受けましたか?
内田:私が演じたロレッタは3人の中でも大人っぽくて落ち着いているイメージなんですけど、一緒にいるミエリが賑やかな感じなので、それにペースを乱されるという子です。ちょっと人間関係において不器用な子ですね。自分を上手に出せなくて、一見クールそうにみえるけど、本当は等身大の優しい17歳の女の子だと思います。その親友の二人がヒナと出会って、衝突するんですけど、いつの間か仲良くなっているというか。同世代特有のそういうのがあるんだと思うんですけど。
──印象に残っているシーンはありますか?
日高:やっぱり戦闘シーンですね!今までヒナが必殺技を言うような場面がなかったので、第一弾とは違ったヒナが見れるのではないかと思います。
内田:私は、ケンカをしているシーンが面白いなと思っています。ケンカして二人が、わちゃわちゃしている様子を楽しんで頂けたら嬉しいです。
──今回登場する3人のメインキャラクターと自分自身が似ているな、と思うところはありましたか?
日高:私は小林ゆうさんが演じられてるミエリですかね。元気はつらつで、派手好きの、めんどくさがり。自分に正直で思ったことを言ってしまうところが似ているなと思いました。魔法も、一撃でドーンとやるんですけど、私もちまちましたことよりは一回で片付けたいタイプなので、そういう面では似ているのかなと思いましたね。ヒナは人見知りで、おどおどしていてなかなか素直になれない子なんですけど、私とは真逆ですかね(笑)!
内田:私はミエリとロレッタの間くらいだと思います。全然違うんですけど、どっちの面も持っているなという感じです。私も口下手で、自分が言ってしまったことをフォローできなくて、あわあわってなったりするので二人が混ざっているのかなという感じですね。友達とわいわいしたいのに、伝わらないとか「ロレッタ、わかるー!」と思うんです。どちらかと言えばロレッタに番近いのかなと思います。
●日高さん、内田さんはゲームが大好き!
──普段、オンラインゲームはプレイされますか?
内田:はい、好きです!時間があればプレイしていますね。
──ずばり、お二人が好きなゲームのジャンルはなんですか?
内田:職業とかも決められて自由に遊べたりするRPG的なゲームが好きですね。
日高:今は『パズドラ』をやっています。課金をどうするか悩んでるんですけど。声優さんの中でも、やっている人が多いのでフレンド登録して助けてもらってポイントもらったりとかしつつ、毎日やっています。
──もし魔法が使えるとしたら、何に使いたいですか?
日高:『パズドラ』やっている影響もあってかドラゴンとかやっつけるのに快感を覚えますね(笑)もし、ドラゴンがいたら倒しに行きたいです!
内田:私は栄養ドリンクとか飲んで、ものすごく強くなってから、ドラゴンとか強そうな敵を殴りに行きますね。
──ゲームの中ではいろんな職業が出て来ますが、自分がプレイヤーとしてやってみたい職業はありましたか?
内田:私は攻撃魔法が使いたいのでウィザードかな。
日高:私もさっき言ったように、ドーンと一撃で派手な攻撃をするのが好きなのでウィザードです。楽しそうですよね~!!
●もし、現実で職業が選べるとしたら……?
──今回、物語が転職しようかどうかを悩むという内容ですが、お二人が声優という仕事以外に就きたいと考えた職業などありますか?
日高:私は5歳の頃から芸能のお仕事をやらせてもらって、そのまま声優になっているので、他の仕事が考えられないんです。よく「この仕事をしてなかったら何になりたいですか?」と聞かれるんですけど、芸能の仕事をしていない自分が想像できななくて・・。でも、アルバイトはしてみたいですね。
──様々なキャラクターを演じられる中で、疑似体験的にこの職業が面白そうだな、と思ったものはありますか?
日高:今まで学生ばっかり演じて来たんですけど、巫女はやってみたいですね。私が演じたわけではないんですけど、巫女に関わる作品に出させて頂いていて、巫女さんの神秘的なところとか癒しは、自分とは程遠い存在なのですが、憧れはあります。
内田:私は高校を卒業する前にバスガイドになろうと思ったことがあって、職業体験にも行きました。そのまま就職するのもありだな、と思ったのが高校3年生の10月くらいでした。ところが、半年くらいの間に声優になると決めて、年明けの1月には日ナレ(日本ナレーション演技研究所)入りました。もしかしたら、バスガイドになっていたかも知れないです。
●ドラマCDが発売される、春に向けての目標
──早くも2月が終わろうとしていますが、今年はどんな年にしたいですか?
日高:私は毎年、挑戦したいことを考えているんです。個人的には4月から大学生になるということで、それだけで個人的には挑戦です。周りに流されずに自分の思う道を進んでいきたいなと思いますね。単位も頑張って取りたいです!(笑)。
内田:去年は、ファンの方やいろんな人と会うということを目標にしていて、それが叶ったので、今度はもう少し大きなところで海外とか地方でもいいし、いろんなところへ行けたらなと思います。
──最後にファンの方へメッセージをお願いします。
日高:皆さまの応援があったおかげで第二弾ができました! 本当に感謝しております。第一弾をご存じない方も楽しめる内容になっていると思います。個人的に「おっ」と思ったのが、最後がまだ続きがあるような終わり方なんですよ。ヒナの「パートナーが見つかるといいな」というセリフがあったので、この先パートナーが見つかるまでのお話もあるんじゃないかなと私自身気になっています。ゲームをやっている方も、そうでない方も楽しんで頂ける内容になっておりますので、たくさんの方に聞いて頂けたらな、と思います。よろしくお願い致します。
内田:作品の世界観が濃く出ているドラマCDだな、と思いました。ゲームを知らない方にも楽しんで頂ける内容になっています。それぞれ個性的な3人が冒険している様子が出て来ますので、是非その世界をゲームで体験して頂いて、またこのドラマCDに帰ってきてくれたらな、と思います。何度も何度も繰り返し聞いて頂けたら嬉しいです。
<発売情報>
【商 品 名】「ラグナロクオンライン 10thアニバーサリードラマCD ~私が選ぶ、明日の私~」
【価 格】3,000円(税込)※同梱アイテムチケット:アイテム名称「ピアメットのリボン」
【発 売 日】2013年4月24日(水)
【発 売 元】株式会社ブロッコリー
オンラインゲーム・MMORPG「ラグナロクオンライン」
<キャスト>
ヒナ:日高里菜
ロレッタ:内田真礼
ミエリ:小林ゆう 他
>>『ラグナロクオンライン』公式サイト