主人公・セト役は花守ゆみりさん！　フランス発の正統派少年冒険ファンタジー　TVアニメ「ラディアン」10月6日より毎週土曜午後5時35分からNHK Eテレでアニメ放送開始！

19世紀にヨーロッパで流行した日本趣味「ジャポニスム」に倣い、「第2のジャポニスム」とも呼ばれるのが昨今のマンガ・アニメの世界的大ブーム。ことフランスでは、日本マンガの翻訳市場規模が世界最大となり、日本マンガに憧れて育った若い作家も増えているそうです。

その代表格が、フランス人作家トニー・ヴァレントと、彼が描く『ラディアン』。日本語版の発売により、マンガの生まれ故郷たる日本で作品を発表するという長年の夢も果たしましたが、さらにNHKと日本アニメ界最前線のスタッフ・キャストによるアニメ化も決定しました！

Eテレにて2018年10月6日（土）午後5:35より放送スタート。フランス発の正統派少年マンガ、日本人が忘れかけていた“王道”の冒険ファンタジー、堂々開幕！

【あらすじ】
カッコいい大魔法使いになることを目指す少年・セト。空からやってくる怪物・ネメシスを倒すため、毎日魔法の特訓に励むが、うまくいかずトラブル続き。住人たちに迷惑をかけ、育ての親・アルマからも叱られてしまう。

そんなとき、超巨大ネメシスが町を襲う！ 世界を救うためネメシスの根絶を決意したセトは、ネメシスの巣があるという伝説の地“ラディアン”を探す旅に出る。新たな仲間との出会いや、強敵との戦い、待ち受ける困難に立ち向かうセトの冒険が今、始まる！（全21話）

Radiant (C) ANKAMA EDITIONS，by Tony Valente

『ラディアン』（原題：Radiant）
著者／トニー・ヴァレント　翻訳／原 正人
ユーロマンガコレクション（発行／ユーロマンガ　発売／飛鳥新社）より邦訳版第1巻～第8巻発売中。各740円（税別）

アニメ「ラディアン」プロモーションムービー

アニメ「ラディアン」プロモーションムービー第2弾

原作／トニー・ヴァレント
1984年、フランスのトゥールーズ生まれ。日本のマンガに影響を受け、『ラディアン』から本格的にマンガスタイルを取り入れた作品を発表している。

「ラディアン」を描くにあたって、冒険、アクション、熱血、そしてファンタジーを織り込んだ、深みのあるストーリーを目指しました。大好きな少年マンガ作品のような！　ただ、読者は自分だけだろうなと。^^

そんな僕のキャラクターたちがNHKとLercheの手でアニメとして生まれ変わるなんて、光栄です!!　若い視聴者の反応が楽しみです……キャラクターたちと共に過ごす時間を楽しんでもらえたら、と心から願っています！

監督／岸誠二（きし せいじ）
アニメーション監督。滋賀県出身。2003年、テレビアニメ『かっぱまき』で監督デビューを果たす。その後も『瀬戸の花嫁』（2007年）や『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』（2013年）など、数々の作品を手がけ、第19回アニメーション神戸（2014年）において、個人賞を受賞。代表作に『暗殺教室』『ダンガンロンパ』シリーズ、『結城友奈は勇者である』シリーズなどがある。

日本の漫画文化を大きくリスペクトして描かれた作品であるラディアン。そんな日本漫画文化をリスペクトした作品を映像化させて頂ける事を光栄に思います。

今回は若い元気なスタッフと共に、血湧き肉躍る冒険ファンタジーを皆様にお届け致します。お楽しみに！

シリーズディレクター／福岡大生（ふくおか だいき）
1982年岡山県生まれ。アニメーション監督。東映、サンライズで制作進行を務めた後フリーの演出家へ。スタジオ五組作品やラルケ作品に多く参加しており、『乱歩奇譚』最終話の絵コンテ・演出がきっかけで、岸が総監督を務める『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』にて初監督。その後も岸とタッグで『結城友奈は勇者である』の劇場版・2期においても監督を務めている。

ラディアンを初めて手に取って読んだ時、不思議な気持ちでした。遠い異国の地で生まれたはずなのに、凄く読み慣れていて懐かしい。そこには確かに少年マンガの血が流れていました。

その作品のアニメ化にシリーズディレクターとして関われるのはとても光栄です。初めてアニメに関わったのが少年マンガであり、今また少年マンガに戻ってこれた事に、自分の血も騒いでいます。誠心誠意を込めて作っていますので、今しばらくお待ち下さいませ。

キャスト

セト／花守ゆみり
メリ／悠木 碧
ドク／大畑伸太郎
アルマ／朴 璐美
ミスター・ボブリー／小市眞琴
ドラグノフ／遊佐浩二
グリム／子安武人
マスター・ロード・マジェスティ／山口勝平
ヤガ／吉野裕行
ミス・メルバ／東山奈央
トルク／三宅健太
フォン・ツェペシュ／寺島拓篤
ウルミナ・バグリオーレ／早見沙織
リゼロッテ／佐倉綾音
サントーリ／緒方賢一
ピオドン／木村良平
ボス／稲田 徹
ナレーション／速水 奨

【メインキャスト発表に際してのコメント】

セト
魔法使いの少年

セト 役：花守ゆみりさん
作品を初めて読ませていただいた時、王道の『光』の魅力を濃く持ちながら、同時にその裏である『影』の魅力の濃さに驚きました。人とネメシス(化物)、そして魔法使いを巡る関係と世界の中で、まっすぐに自分を持って走って行くセトを演じることが今から楽しみでたまりません。どうぞよろしくお願いいたします。

メリ
可愛いだけじゃない二面性のある少女

メリ 役：悠木碧さん
メリの、おとぼけで憎めない面と、隠されたもう1面、しっかり演じ分けつつ、フランス発の王道ファンタジーを思いっきり楽しんでもらえるよう頑張ります！　楽しみにしていてください♪

ドク
研究者

ドク 役：大畑伸太郎さん
これからドクとして、セトたちと一緒にラディアンの世界を旅したり、いろいろドタバタに巻き込まれていくわけですが、その中でドクはリアクション担当といいますか不幸担当と言いますか(笑)。そんなトコをとにかく楽しく演じていきますので、ぜひ素敵な世界観と一緒にラディアンを楽しんでもらえたらと思います！

アルマ
セトの育ての親の魔法使い

アルマ 役：朴 璐美さん
まさにワクドキな、ザ・冒険もの！　やりがいのある役を頂きまして嬉々としております。セトの師匠であり、友人であり、親であり、同胞である、そんなアルマを肝っ玉母ちゃんの愛情で、全力で演じたいと思います。いろいろな世代の方に、この冒険を応援してもらえるよう、しっかりセトと作品を支えるため、力を尽くします！


【キャスト第2弾発表に際してのコメント】

ミスター・ボブリー 役：小市眞琴さん
ボブリーくんはとても愛らしい見た目に反して中身はフフフなキャラクター。演じていてとても楽しいです！　「ピュイーー！！」の中に想いをたくさん込めていますので、なんて言っているか是非当ててください！　ピュイピュピュピューィ!!

ドラグノフ 役：遊佐浩二さん
主人公が少年、王道な冒険活劇という作品には、実はそんなに出演経験がないので非常に嬉しいです。

いろいろ伏線のありそうなお話で、出演者としても視聴者の立場でも楽しみにしています。

グリム 役：子安武人さん
グリムはキャラクタービジュアルが個性的なので、一体どんな活躍を見せるのか、今からとても楽しみです。魔法・冒険・最高ですよね 大好きです。

マスター・ロード・マジェスティ 役：山口勝平さん
マジェスティ、こーゆー設定の役は大好物！　魔法使いが出てきて、魔法学校出てきたら、ワクワクしかないじゃないですか！　しかもそこの学院長、あの見た目で学院長ですよ、萌えしかありません!!　頑張るのじゃ～！

ヤガ 役：吉野裕行さん
この作品は、冒険、バトル、友情、成長、めっちゃファンタジー！　王道なんじゃないでしょうか？　私が声を担当させていただいてるヤガは年配のキャラクターでして。魔法をセトに教えるわけですが。。。

私、人にものを教える立場の人間を演じる事が非常に珍しく、とても嬉しいです。

ミス・メルバ 役：東山奈央さん
とにかくテンションが高くて、スカッとする作品です！　魔法使いのみんながチャーミングで目が離せません!!　ミス・メルバも可愛いのですが……パンチ効いてます（笑）。特製コーヒーをご用意して、皆さんのご視聴をお待ちしてますね。うふふ♪

トルク 役：三宅健太さん
〝野獣〟トルク、はっきり言って謎に包まれています。僕にとっても、彼の今後の一挙手一投足がとても気になるところです。ただ、〝野獣〟トルクの中には、野獣の如く猛々しい〝正義の剣〟が存在する……　これだけは言えるでしょう。

フォン・ツェペシュ 役：寺島拓篤さん
フランスの作品ということで、ワクワクしながら原作を読ませていただきました。凄いですね！　日本の漫画に通じるところはたくさんあるけど、際立った個性で描かれた作品でした。良い色を添えられるよう、精一杯演じます！

ウルミナ・バグリオーレ 役：早見沙織さん
ウルミナに声をあてさせて頂きます、早見沙織です。「ラディアン」は冒険心のくすぐられるお話で、幅広い層の方に見て頂ける作品ではないかと思います。私も先の展開を楽しみにしながらアフレコに臨ませていただいております。ぜひご期待くださいませ。

リゼロッテ 役：佐倉綾音さん
リゼロッテを演じさせて頂きます、佐倉綾音です。なかなかに個性の強い謎多き集団の中におります。

原作の熱を引き継いで、頑張ってアフレコに臨む所存です！　楽しくて泣ける熱い冒険譚にご期待ください！

サントーリ 役：緒方賢一さん
試練を乗り越え、世界を救うために、少年は立ち上がる。

セトの前に立ちはだかる魔の手。

冒険と友情、目的達成のためには、全ての苦難をクリアしなくてはならない。

ラディアン解決も大事だがセトの人としての成長に期待する。

ピオドン 役：木村良平さん
熱く真っ直ぐな冒険譚。なんだろう、新しいのに懐かしい。僕は、なかなか掴めない、でもカッコイイ兄貴をやります！　お楽しみに!!

ボス 役：稲田 徹さん
まず、自分の演じるキャラクター、ボスって名前が気に入りましたね。次にキャラのイラストを見て、表情豊かで、どこか尊敬して止まない先輩に似ている風貌に惹かれました。そして台本を読んで、自分好みの熱い王道ストーリーにワクワクしました。アフレコもノリ良く楽しくやれました。あとは皆さんと共に、放送を見て楽しみたいと思います。

ナレーション：速水 奨さん
冒頭のナレーションで、如何にラディアンの世界へ誘うことが出来るか……。今作においては、そこに僕のすべてがかかっています(笑)

怪物ネメシス、それ以上に忌み嫌われる魔法使い、世界の危機……。この作品は現代社会の縮図のようです。でもセトの成長は未来を照らす光になる筈。一緒に見守ってください。

音楽

04 Limited Sazabys（フォーリミテッドサザビーズ）

【オープニングテーマ】
「Utopia」
作詞:GEN
作曲:04 Limited Sazabys
編曲:akkin
歌:04 Limited Sazabys

【04 Limited Sazabysさんからのコメント】

冒険やバトルをする王道の少年漫画なので、強大な敵に諦めずに立ち向かっていくイメージで作りました。

しかし勇気や友情があるワクワクのファンタジーでありながら、主人公の魔法使いセトは差別され迫害を受ける存在です。

差別の問題や移民の問題もきっとこの作品の重要なテーマだなと感じたので、そういった痛みだったり、怒り、そしてそれと闘う強い意志も歌詞や音に込めたつもりです。

ラディアンの世界観やキャラクターが、僕らの音楽とどう混ざり合うかが楽しみです。

ポルカドットスティングレイ

【エンディングテーマ】
「ラディアン」
作詞・作曲:雫
編曲:ポルカドットスティングレイ
歌:ポルカドットスティングレイ

【ポルカドットスティングレイ 雫（しずく）さんからのコメント】

エンディングテーマを書かせていただいてとても光栄です。この曲は、主人公のセトやメリの冒険においての鍵となる「友情」と、「自らの手で世界を変える」ことをテーマに作りました。メリの視点で、セトに語りかけるように書いています。メリから見たセトを、「光(=ラディアン)」と表現しました。

自分の背中を押してくれる、そして背中を押してあげたいと思う友達のことを思い浮かべながら聴いていただけると嬉しいです。

>>アニメ「ラディアン」公式サイト