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- 塚越淳一
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毎日1曲ずつ名曲おすすめアニソンを紹介する連載企画「塚越淳一のアニソントラベラー」。連載第4回は亜咲花の「SHINY DAYS」です。
ずっと家にいるとたまには外に出たくなりますが、不要不急の外出は今は我慢。そんなときはこの曲を聴いて、キャンプにでも行った気分になるのもいいでしょう。
では塚越さん、お願いします!
亜咲花さんを一躍有名にしたのがTVアニメ『ゆるキャン△』の「SHINY DAYS」。彼女には一度だけ取材したことがあるけど、一瞬で好きになっちゃうような、まさに太陽のような方でした。タイトル通り!
アニメのキャストに取材をしたとき、『ゆるキャン△』がここまでヒットするとは思っていなかったので驚いた、というような話を聞いたのだけど、確かに当時はソロキャンブームもそんなに来てなかったし、アニメ化はブームを作ったひとつの大きなキッカケだったのかもしれない。徐々にキャンプブームが来ていたところでのアニメ化、そしてSNSの拡散力も手伝った的な。
そんな2018年の状況だったからこそ生まれた、挑戦的なオープニングテーマ「SHINY DAYS」。もちろん、聴いた瞬間に連想したのは、ジャクソン5だけど、僕の中でそれ以上に大きかったのは、亜咲花というアーティストが、ソウルフルな歌が歌えるという事実。彼女はアニソン大好きなので、それまでもいわゆるアニソン然とした曲を歌ってきたし、それもめちゃ上手いし、カッコいいんだけど、こういう才能もあるんだと教えてくれた曲として大きかったと思う。
あと、MVにキャンプ要素が少ないのが面白くて、ショートアニメ『へやキャン△』主題歌「The Sunshower」のMVのほうでは、一気にソロキャンしている。この辺も『ゆるキャン△』放送前後と考えると興味深い。で、この「The Sunshower」もさらなる彼女の進化を感じる、良い曲なんですよね。天晴。
『ご注文はうさぎですか?』のシリーズ楽曲毎日紹介の執筆やイベントパンフレットの制作、内田真礼さん、三森すずこさんのライブパンフレット、『まちカドまぞく』『ちはやふる』のブックレットほか、雑誌やWebなどで執筆をしているフリーライター。
アニメBlu-rayブックレットの執筆(「五等分の花嫁∬」「まちカドまぞく」「まちカドまぞく2丁目」「「ちはやふる」「リコリス・リコイル」etc.)、内田真礼、三森すずこなどのライブパンフレット、22/7写真集、久保田未夢UP_DATE執筆ほか、いろいろ