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- 塚越淳一
- アニメイトタイムズでいっぱい書いています。
1曲ずつ名曲おすすめアニソンを紹介する連載企画「塚越淳一のアニソントラベラー」。現在、1年ずつ、1990年からアニソンの歴史を追っていく企画を展開中です。
この連載を追えば、アニソンの歴史はこうやって作られていった、と少しでもわかることでしょう。
連載第78回は、2004年にアニソンタイムトラベル。アニメ『ふたりはプリキュア』より、五條真由美さんの「DANZEN! ふたりはプリキュア」です。
プリキュアの歴史はここから始まった! 子供ながらに見ていましたが、こんな伝説のシリーズになるとは思ってもいませんでした。
やっぱりこの曲は外せないですよね! 塚越さん!
『明日のナージャ』から、だいぶ路線を変更して始まった『ふたりはプリキュア』。これまでとは違う強い女の子を全面に押し出した作品は、大ヒットを記録。
プリキュアシリーズはその後も続き、昨年15周年を迎えた。それまで、戦うのは男の子という固定観念をぶち破ったことが成功のキーだったと思うし、時代にすごく合っていたのだと思う。
これまでのシリーズ、見たり見なかったりを繰り返しているが、それぞれのオープニングテーマは全部聴いてきている。
だが、プリキュアの主題歌と言われて真っ先に思い浮かぶのは、やはり「DANZEN! ふたりはプリキュア」だ。それほどインパクトがあるし、実はとてもおしゃれだし、歌謡曲っぽいし、もっといえばピンクレディーっぽい。
歌っている五條真由美の歌声にネガティブな成分がまったくないところも素晴らしくて、まさにプリキュアの歌を歌うにふさわしい人だなと思った。何度かライブで歌っているのを聴いたことがあるのだが、あまりの衝撃で、「めちゃうま・・・」というシンプルな言葉しか出てこなかったことを覚えている。天晴!
『ご注文はうさぎですか?』のシリーズ楽曲毎日紹介の執筆やイベントパンフレットの制作、内田真礼さん、三森すずこさんのライブパンフレット、『まちカドまぞく』『ちはやふる』のブックレットほか、雑誌やWebなどで執筆をしているフリーライター。
アニメBlu-rayブックレットの執筆(「五等分の花嫁∬」「まちカドまぞく」「まちカドまぞく2丁目」「「ちはやふる」「リコリス・リコイル」etc.)、内田真礼、三森すずこなどのライブパンフレット、22/7写真集、久保田未夢UP_DATE執筆ほか、いろいろ