秋アニメ『それだけがネック』武藤(?)役・君沢ユウキさんインタビュー|武藤の不器用なりにも真剣に生きる姿が好き
君沢さんがネックに感じるのは“顔”!?
––アニメ作品の舞台化によく出演されている君沢さんですが、今回声優として出演が決まったときの感想を教えてください。また、演技の面で心がけたこと、注意したことはありますか?
ずっと周りにもやってみなよと言われていたので、いつか挑戦させてもらいたいと思っていましたし、とても光栄な気持ちでした。
武藤は顔に表情がないので、大袈裟にならないようにしながらも、声の中に武藤なりの感情の表情を見つけることを心がけていました。
––アフレコで印象的だったことや刺激を受けたことはありますか? 他キャストさんとのエピソードや監督等スタッフからのディレクションなどがあれば教えてください。
やはり武藤は顔の表情が見えないので、色んなテンションのパターンを試させてもらいました。
色んなテンションのパターンを試させてもらいました。A.B.Cパターンがあるとすれば、パターンがあるとすれば、AとBの間に、Cパターンを混ぜた感じなど、一緒に導いてもらいました。
––第6話では武藤(弥吉)のモノローグが繰り広げられ、初めて武藤の考えていることや思いが判明した回でした。この回で印象に残っているシーンや、実際に演じてみて感じたことがあれば教えてください。
猫と戯れていたり、店長のことを慮っている所や、現代に戸惑ったり、少し順応しようとしてる所も、武藤は愛おしい人だなと思いました。
––タイトルになぞらえて、“これだけはネックだなぁ”と思えるご自身の弱点はありますか? また、そんな弱点に負けない自分の長所も教えてください。
顔が濃すぎることです。僕も武藤のように顔を隠したい時があります。ですがマスクするとちょうどいい塩梅になります。
––最後に、アニメをご覧になっている皆さんへメッセージをお願いします。
いつも応援頂きありがとうございます。独特で不思議な世界観から、怒涛の展開に物語は転がっていきます。油断して見守っていて下さい。
不器用に突き刺さる人間ドラマをあなたの心の奥にお届けします。
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TVアニメ『それだけがネック』作品情報
放送情報
2020年10月12日(月)26時30分よりテレビ東京にて
イントロダクション
とある郊外のコンビニの日常。どこにでもありそうで、どこにでもいそうなコンビニバイト達、ただ、一人のバイトが怪しい。
全くしゃべらず、何かを黙々と作り続ける、決して顔が映らない一人のバイト。彼は何者なのか?何のためにこのコンビニで働くのか?
手作り惣菜を売りにしている、個人経営のローカルコンビニ「ホットホットマート」。今風の怠惰なバイト達が働く、このコンビニを舞台に謎の主人公とともに物語は進む。
店長やバイト達はお客をはじめ、お互い相手の顔をまともに見ず、空虚な会話で、仕事を行っている。誰もそのことに特に気をとめることもなく。
店長やバイト達も、それぞれ何かを抱えているようで……?
スタッフ
監督:井口 昇
キャラクター原案:カネヨシ
シリーズ構成・脚本:國吉咲貴
企画:内田 忍/船田 晃
チーフプロデューサー:蔵本昌也
プロデューサー:山崎朱紀/藤嵜怜那/酒井洋之
制作協力:アクア
アニメーション制作:TIA株式会社
製作:「それだけがネック」製作委員会アニメーション制作:亜細亜堂
キャスト
武藤(?):君沢ユウキ
店長:新納敏正
アダム:小栢伸五
猫丸:沢井正棋
大塚:木津つばさ
田端:雛形羽衣
上野:西野太盛
秋葉:深澤大河
月子:MoeMi
小田:おおたけこういち
空恵:朝木ちひろ
海奈:成瀬瑛美
音楽
主題歌:打首獄門同好会「それだけがネック」