この記事をかいた人
- 逆井マリ
- 神奈川県横浜市出身。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。
──完成した曲を聴いたときの印象はいかがでしたか?
後本:「夢じゃなかったんだ」って思いました。改めて嬉しくなりましたし、この曲をどう使っていただけるんだろうって。この曲で元気をもらえる方がいたらいいなって思いました。
──子どものような無邪気さや、優しさがとても素敵だなと思ったのですが、後本さんはご自身の歌声についてどのように分析されているのでしょう?
後本:完成した曲を聴いたときに「子どもが歌ってるのかな?」って思いました。レコーディングで聴いていたときの自分の歌声の印象とはまた少し違っていて。その幼さが今回のお話を彩るにあたっていい方向にいくんじゃないかなって感じています。
──これまでのお話とかぶってしまうかもしれませんが、今回の映画を観てくださる方に、曲を通してどのようなメッセージを受け取ってもらいたいですか?
後本:<泣いたって大丈夫 失敗も大丈夫>という歌詞があるんです。失敗を恐れないで欲しい、というメッセージが込められた言葉だと感じています。夢を持つ全ての人が、自分を信じて、夢に頑張れるようになったらいいなって。
──後本さん自身もそうやって、一歩一歩夢に向かわれてきたのでしょうか。
後本:やる前から自分の可能性を決めていた時期があったんです。そんなときに母が背中を押してくれて、この世界に飛び込めたという経緯があります。
中学生くらいのときから「声優になりたいな」って思っていたんです。それで母がオーディションの情報などを調べてくれていたんですが、「私はオーディションには受からないから、受けなくていいよ」って言っていたんです。そしたら母が「失敗しても良いから、受けるだけ受けてみたらいいんじゃない?」って。
それをきっかけに、何事もやる前から決めないで、「とりあえず頑張ってみよう!」ってポジティブに考えられるようになりました。
──そういうお言葉をお母様から受け取っていたんですね。いまの後本さんだから歌える曲でもあるし、過去の自分も背中を押されるような曲というか。なんだか運命的ですね。
後本:この曲を歌えるのが本当に運命なんじゃないかなって思っています。昔の自分にこの曲を聴かせてあげたいです。この曲を持っているメッセージを、身を以て体験しているので、皆さんにも届けられることができるんじゃないかなと思っています。
きっとお子さんと一緒に映画を見に来てくださった親御さんにも響くところがあるように思っています。
<誰も笑顔の主役><大人たちも光る>など、大人だからこそ感動するんじゃないかなって歌詞もあって。私としても、子どもも大人も、多くの人が感動して欲しいという願いがあります。
──早く観たいです!
後本:私もです! そして、いろいろな人にオススメしたいです!
──では「夢みる♡お子さまランチ!」という映画のタイトルにちなんで、お子さまランチにまつわるエピソードがあればおうかがいしたいです。
後本:オムライスのところに入っている旗を集めていました(笑)。今でも自分で料理を作ったときに立てています。
──お料理もされるんですか?
後本:好きなんです! 妹と弟がいるんですけど「お姉ちゃんの作る◯◯が食べたい」とリクエストしてくれるんです。それで昔からお手伝いをしていて。
──そしたら『デパプリ』を観て、料理をされたくなることも?
後本:はい! 毎週楽しみに見ています。観ているとお腹がすいてきてしまって「はらペコった〜!」になってしまいます(笑)。
「今日はこれ作ろうかな〜」って考えることがあります。実際に唐揚げやオムライスを作りました。今度ポテトサラダや野菜スープに挑戦したいなと思っています。
──このインタビューが掲載されるころには、後本さんは20歳のお誕生日を迎えられています。新しい年にチャレンジしたいことはありますか?
後本:実は歌に自信を持てない時期があったんです。このレコーディングを通して、「私、やっぱり歌うことが好きなんだ!」って改めて思うことができました。いろいろな曲に挑戦できる年にしたいなと思っています。
──今回の曲を聴いてとても素敵な歌声だなと思ったのでなんだか意外です。歌に自信がなかったというのはどうして?
後本:あまり歌で評価をされた経験がなかったんです。私自身、歌えるとも思っていませんでした。でも歌うこと自体は楽しくて、大好きで。だからプリキュアの主題歌、ライブのお話をいただき、「歌うことができるんだ!」と思うと同時に、「ここで自分に自信をつけられるかもしれない」と思いました。
──今おっしゃっていた「歌うことが楽しい」というお気持ちって大切ですよね。そういう気持ちも声には乗るように思うんです。
後本:本当にそう思います! だからレコーディングのときは楽しむことだけを考えていました。曲が長かったので、4時間くらいレコーディングをしたんです。
最後のほうはエネルギーを振り絞るように歌いました。終わったあとにすごくお腹が空いてしまって(笑)。レコーディング後にいただいたおにぎりがとても美味しかったです。
──それはレシピッピが飛びまくっていますね(笑)。
後本:飛びまくっていました!(笑) 他にもたくさんお菓子をいただいて。幸せな空間でした。
インタビュー・逆井マリ
神奈川県横浜市出身。既婚、一児の母。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。パンクからアニソン、2.5次元舞台、ゲーム、グルメ、教育まで、ジャンル問わず、自分の“好き”を必死に追いかけ中。はじめてのめり込んだアニメは『楽しいムーミン一家』。インタビューでリアルな心情や生き方を聞くことが好き。
価格:2,200円(税込)
価格:1,320円(税込)
タイトル『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』
同時上映『わたしだけのお子さまランチ』
2022年9月23日(金・祝)全国公開
配給:東映
みんなー!あたし、和実ゆい!食べるの大好き中学2年生!
あたしたちの住むおいしーなタウンに、「お子さまランチのテーマパーク<ドリーミア>」が突然現れたんだ!
あそび放題、たべ放題なんだって!わあー!はらペコった~!みんなで行ってみよー!♪
デリシャスマイル~!なアトラクションがたくさん♡
コメコメたちは、園長のケットシーさんにお子さまランチをごちそうしてもらったみたい。
みんなで楽しくあそんでいたんだけど…、ええ!?大変!!マリちゃんがぬいぐるみになっちゃった!?
<ドリーミア>にはなにかヒミツがあるの…!?
お子さまランチみたいに、想いをあつめたらコメコメが奇跡を起こしちゃう!?
原作:東堂いづみ
監督:座古明史
脚本:田中仁
音楽:寺田志保
総作画監督・キャラクターデザイン:松浦仁美
作画監督:廣中美佳
美術監督:渡辺佳人
色彩設計:清田直美
撮影監督:髙橋賢司
製作担当:星郁也
映画デリシャスパーティ♡プリキュア製作委員会:東映アニメーション、東映、ABCアニメーション、バンダイ、ADKエモーションズ、マーベラス
映画主題歌:「ようこそ、お子さま♡ドリーミア」
歌:後本萌葉、作詞:大森祥子、作曲・編曲:森いづみ
菱川花菜
清水理沙
井口裕香
茅野愛衣
高森奈津美
日岡なつみ
半場友恵
前野智昭
内田雄馬
花江夏樹
和牛(水田信二・川西賢志郎)
映画公式サイト
映画公式ツイッター(@precure_movie)
©2022 映画デリシャスパーティ♡プリキュア製作委員会
『ごはんは笑顔♡みんなあつまれ!いただきます!!』
ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットにて2022年2月6日(日)朝8時30分よりスタート
※BSS山陰放送では2月13日(日)朝6時15分よりスタート
★各見放題サービスにて、毎週水曜日より見逃し配信中!
配信サービスの詳細はコチラから
この世のおりょうりをつかさどるふしぎなおいしい世界・クッキングダム。ある日、クッキングダムが大切に守ってきた全てのおりょうりの作り方が書かれたレシピボンが、怪盗ブンドル団にぬすまれたからさあ大変!すべてのおりょうりをひとりじめしようとたくらむブンドル団が、つぎに狙うのはおりょうりの妖精【レシピッピ】…!!
レシピボンを探しに人間界のおいしーなタウンにやってきたエナジー妖精たちのちからを借りて、ひょんなことから、3人の普通の女の子がプリキュアに変身!レシピボンを取り戻し、みんなのおいしいえがおを守るため、ブンドル団に立ち向かう!
和実ゆい/キュアプレシャス:菱川花菜
芙羽ここね/キュアスパイシー:清水理沙
華満らん/キュアヤムヤム:井口裕香
キュアフィナーレ/菓彩あまね:茅野愛衣
コメコメ:高森奈津美
パムパム:日岡なつみ
メンメン:半場友恵
原作:東堂いづみ
シリーズディレクター:深澤敏則
シリーズ構成:平林佐和子
キャラクターデザイン:油布京子
美術:増田竜太郎
色彩設計:清田直美
音楽:寺田志保
番組公式サイト
番組公式ツイッター(@TVanime_precure)
番組公式Instagram
公式ツイッター(@precure_marv)
©ABC-A・東映アニメーション