この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
週刊少年ジャンプにて連載されていた鬼才・藤本タツキ先生による人気コミック『チェンソーマン』。
2022年7月12日(水)より「ジャンプ+」にて読者待望の『チェンソーマン』第2部の連載がスタートしました。
ファン全員で、『チェンソーマン』の世界を共に楽しむべく、本稿では第111話「アハハハハ」の最速レビュー・振り返りを行います!
何が起こっても、2人の友情はいつまでも続くと思われたが!?
正義と契約し悪魔になってしまったユウコ。しかし彼女はそれでもアサと友達で居たかった。
彼女の前で、全てをさらけ出し前を向いたユウコだったが、何者かに殺されてしまう。
ユウコを殺した"それ"は、頭からチェンソーのようなものが突き出ていて……!
『チェンソーマン』最新第111話「アハハハハ」本日配信❗️
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) November 15, 2022
予期せぬ友との再会ーー
目を見て直球…
可否を問う…❗️
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ドアを開けて立っていたのは、悪魔になってしまった親友・ユウコ。
さよならを言いに来たというユウコとアサの会話が印象的なエピソードでした。アサをイジメから助けたのも、正義の悪魔と契約したのも、隣人を殺したのも全ては自分の承認欲求のためだったとユウコは語ります。
全部、孤独な彼女のワガママだったんですね。でもわかります。人間だからやっぱり自分の寂しさを消したくなるものですよね。これは読者もユウコの気持ちに大変共感し、ユウコのことが好きになったでしょう。
キャラを好きになっても、そいつがずっと生きてるとは限らねえよなぁ!?
はい、ユウコ死んだーーーーー!!!!
しかも先週生きてたと思っていたのに死にました! 二度殺されたようなもんですよ!
悲しいですが、今週のエピソードは個人的にかなり良い話でした。互いに友情を確認し合った2人が夜中に笑うシーンが最高です。アサのモノローグで語られる「たくさん人が死んだのに、人を殺したのに、面白くて笑ってる」というセリフがグッときました。
人間はどんなに辛いことでも、大切なことでもいつの間にか慣れて、忘れながら生きていく生き物です。2人とも過酷なバックグラウンドを持っていますがそうやってこれまで生きてきたんですね。
しかも、2人とも体に悪魔を宿している所がまた良い。彼女たちは悪魔だから罪悪感を抱かずに笑っているのかもしれませんね。それは読者のみなさんの解釈に任せます。
そうやって日々が続いていくと思っていたところで奴が現れます。
アサに別れを告げて、どこかへ旅立とうとするユウコを謎のチェンソーマンっぽい何かが殺してしまうのです。前ページに寝ているデンジが描かれているのでなんとも言えないところですが、彼の正体は一体何なのでしょうか。
日常はずっと続くようにも感じるが、終わる時は意外と儚い。今後の展開に注目です。
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!