津田健次郎さんってどんな人? アニメ、ドラマ、バラエティーで大活躍中! 過去のインタビューから津田さんの人となりを知ろう!
声優として様々なアニメのアフレコ、映画の吹き替えだけでなく、ナレーター、映画監督、俳優と幅広く大活躍中の津田健次郎さん。最近ではTVの出演も多くなり、お見かけする機会も増えてきましたね!
津田さんはキャリアも長いことから、昔から津田さんを知っている方も多いと思いますが、実際のところどんな人なのかは、みなさん知っていますでしょうか?
そんなときに役に立つのが、過去のインタビュー郡です。インタビューでは作品を通して役者の個性が垣間見えます。それはもちろん津田さんも。
ということで今回は、アニメイトタイムズに掲載中の過去に行った津田さんのインタビューを総まとめ!
アニメイトタイムズではこれまでたくさんの津田さんのインタビューを掲載してきましたが、今回は津田さんおひとりだけのインタビュー記事だけをピックアップしてみました。
もう津田さんを知っているという方も、これからもっと津田さんを知りたいという方もインタビューを読んで一緒に“津田健次郎”という人物について知っていきましょう。
最新のインタビューはこちら!
はじめての単独は“強靭! 無敵! 最強!”なあの人
アニメイトタイムズに残っている最古の津田さんのインタビューは、なんと津田さんを代表する『遊戯王デュエルモンスターズ』の映画作品である劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』での取材。もちろん津田さんが演じている海馬瀬人についてもたっぷりとお聞きしています。
注目の発言
──海馬の執念は狂ったようにも見えますが、どこかカッコいい印象もありました。
津田:そのカッコよさというのは、海馬の純粋性から出ているものだと僕は思っています。あまりに純粋だから、社会のルールからすると狂っているようにしか見えない。でも全く狂っているわけではなく、ただただ純粋なだけなんです。全ての財力とエネルギーを使っても「自分が最強でありたい」ということに向かっているだけなんですよね。それはとても気持ちのいい狂い方という感じはします。それに付随してどこかユーモアが漂う(笑)。そこの部分のギャップこそ、彼が愛される所以なのかなって思いますね。普通の人からしたらよくわかんないことを言ったりするんだけどね(笑)。
より津田さんの演技について踏み込む!
みなさんは津田さんが演じるキャラクターってどんな印象がありますか? 渋くてかっこいい感じ? ミステリアスな感じ? オネエ言葉を使う感じ!?
そんな津田さんの演技について踏み込んで聞いてみました。
注目の発言
──3人ともそれぞれ方向性が異なるキャラクターですが、異なるタイプのキャラクターをどのように演じわけているのでしょうか?
津田:経験からくる勘といいますか、中心をどう掴むかが一番大事な気がします。外側だけ変えるというより、キャラクターの中心を捕まえて、そのキャラクターの持っているモードといいますか、リズムだったり躍動感だったり、そういう中心ラインをどう捕まえるのかが一番大事だと思うんです。それを捕まえて精神構造、肉体構造、根底みたいな真ん中にあるものを捕まえていけば、自然に声も変わるし、しゃべり方も変わるし、ベースができていくんです。この方法がキャラクターを捕まられる一番の方法なんじゃないかと、そういうふうに僕は考えていたりしますね。
津田さんが大好きな作品に出演!
津田さんほどのキャリアがあると、海外の大きな映画作品に吹き替えとして参加することもしばしば。その最たる例が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でしょう。キーキャラクターであるカイロ・レンの日本語吹き替えにチャレンジした津田さんの当時の様子はこちら!
注目の発言
──2017年12月15日(金)に公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には、「光か、闇か…」というキャッチコピーがつけられ、ヒロインのレイやカイロ・レン、ルークが闇に完全に落ちてしまうのか、という部分にも注目が集まっています。津田さんご自身は、今までに迷いや戸惑い、落ち込むなど、“ダークサイドに落ちていた”時期はありますか?
津田:ありますね。20代の頃などは自分の未成熟な部分や何者でもない自分だったりとか、そういう葛藤しかなくて。それが本当に目の前に、ずっと大きな壁のように立ちはだかっていましたね。それに、早く何者かにならなくてはいけないみたいな、どこか焦りもあって。他にも、早く結果が欲しいとか、早くなんかこう立場が欲しいとか。役者として良い表現が出来るようになりたいとか、認められたいとか、もう“ダークサイド”に落ちてましたね。とにかく挫折の連続でした。
大人の魅力があってミステリアス……まさに津田さんなキャラクター!
『マクロス』シリーズを手掛けている河森正治監督の意欲作『重神機パンドーラ』。本作に登場するダグ・ホーバットというキャラクターを津田さんが演じているのですが、これまた津田さんにぴったりな役なんです。津田さんも演じるのに苦労したというお話は必見です。
注目の発言
——なるほど。難しそうな役ですね……。
津田:最初のころ河森監督や音響監督さんがいるブースに行きましたからね。「あのー、これはこういうことなんですかね……?」みたいな(笑)。僕、あんまりそっちの方に行くことないんですよ。でも、「これはちょっと難物だぞ」と。役者陣と現場で「難しいよね。この作品」みたいなことは言ってました。なかなかキャラクターを掴めなくて。そういうのもあって、早くスタッフの人と飯食いたいみたいな話をしています(笑)今後の展開も含めて色々お話聞きたいなと思っています。しかも、中華料理がかなりクローズアップされる作品なので食べに行きたいですね。特に火鍋(※1)がよく出てくるんです。だからみんなで「火鍋食いに行こうか!」みたいな話をいつもしています。