夏アニメ『白聖女と黒牧師』先行上映会レポート|声優・澤田姫さん、石川界人さん、石谷春貴さん、中村カンナさんが今後の見どころやアフレコでのエピソードを語る
月マガ基地にて連載中の和武はざの先生による漫画『白聖女と黒牧師』。本作のTVアニメが、いよいよ2023年7月12日(水)よりTOKYO MXほかで放送開始となります。
先日7月8日(土)には新宿バルト9で第1話&第2話の日本最速上映会が実施。また、セシリア役・澤田姫さん、ローレンス役・石川界人さん、アベル役・石谷春貴さん、ヘーゼリッタ役・中村カンナさん登壇によるトークショーも行われ、いち早く本作をご覧になったファンのみなさんと作品に関する話題で盛り上がりました。
本稿ではこのイベントの模様をレポートします。
ローレンスは今後が楽しみなキャラクター
上映終了後にMCを務める大橋隆昌さんが登場。第1話と第2話の感想を求めると、会場は温かい拍手で沸きました。
続いて声優陣が一言ずつ挨拶していき、最初の話題は「第1話と第2話の感想」。澤田さんは作品から優しさや温かさが伝わってきたと述べたほか、石川さんはそんな温かな雰囲気がキャラクターたちや背景などの絵柄からも感じられるとコメントしていました。
石谷さんは原作からのファンなのだそうで、アニメでも原作の世界観がしっかり描かれているとコメント。中村さんは第1話で、セシリアとローレンスの様子を尊いと思いながら見守っていたとのことでした。
次の話題は「それぞれが演じるキャラクターの魅力」。澤田さんは本作が初主演ということで、セシリアを人のために動ける強さや、自分の想いを伝えられる強さを持っているキャラクターだと語り、自身の演じるキャラクターへの愛を窺わせました。
ローレンスについて石川さんは、今後が楽しみなキャラクターだと一言。かなり鈍感な部分や大人っぽく見えつつも年相応な部分があるそうで、この先の物語でそんな彼の一面が掘り下げられていくのだとか。
石谷さんは第2話で初登場となったアベルについて、その時点から振り幅があるキャラクターだったと振り返りました。加えて彼自身が抱えている過去や、人間関係の潤滑油になるような一面は注目とのこと。
ヘーゼリッタは第2話までに登場していないため詳細は語られませんでしたが、中村さんによると登場後は色々な表情が見られるそうです。キービジュアルではキリっとした表情を見せていましたが、そんな彼女の表情や過去、背景などは見逃せません。
今後はセシリアとローレンスの関係性の進展がみられる!?
「アフレコ現場でのエピソード」が話題に上ると、澤田さんが初めてのアニメ収録で緊張していたと語りだしました。そんな澤田さんを石川さんがフォローしていたのだとか。また、石谷さんは澤田さんが一生懸命にマイクに向かう姿を見て、自分も頑張らなければと感じたそうです。
中村さんは他の3人の中に後から入っていく形となったそうですが、澤田さんが率先してコミュニケーションを取ろうとしてくれたことや、その時点で既に優しい雰囲気が出来上がっていたことを明かしました。
告知コーナーでは、Blu-ray第1巻が9月6日(水)に発売されるとの告知がありました。また原作コミックスが第12巻まで発売中となっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
その後は第3話以降の見どころが焦点に。誰から語るか相談する一幕で真っ先に挙手したのは澤田さんとなり、ヘーゼリッタをはじめとするまだ登場していないキャラクターや、セシリアとローレンスの関係性の進展をピックアップ。
続いて中村さんは、とにかく自身の演じるヘーゼリッタを早く見て欲しいと熱望しました。
石谷さんはこれから先に少しシリアスなエピソードもあると話しましたが、それでも本作らしい優しく温かな結末に向かうとのこと。
そして石川さんは、登場人物が増える中でキャラクターたちのやり取りが多様化していくと語りました。第1話や第2話の時点ではハートフルな印象を受ける作品となっていますが、そうなるまでにキャラクターたちがどんな人生を辿ってきたかも描かれるそうです。
イベント終盤には、今回の上映回&トークショーがイベント初登壇だった澤田さんへ、石川さんたちが先輩としてエールを送るような一幕などもありました。そうしてひとしきり盛り上がったところで、声優陣がひとりずつファンのみなさんへご挨拶。
澤田さんはアニメ初出演かつ初主演となった本作のアフレコでの出来事を振り返り、関わったキャスト・スタッフのみなさんへの感謝を露わにしました。そして、本作をご覧になることでそんなキャスト・スタッフの愛が伝わり、優しい気持ちになれるのではないかと語って本イベントは終了の時間となりました。
いよいよ放送開始となるアニメ『白聖女と黒牧師』。もどかしくもずっと見守りたくなるような、セシリア&ローレンス、そしてふたりの周囲のキャラクターたちによる温かな物語が繰り広げられていきますので、この夏はぜひ本作をご覧になってみてはいかがでしょうか。