春アニメ『アストロノオト』インタビュー連載:斉藤壮馬(宮坂拓己 役)|とにかくあらゆる要素がてんこ盛りの、観て食べて美味しい物語が展開!
80年代を彷彿させる懐かしさ、ラブコメ、SF、コメディ……全部が詰まったオリジナルアニメ『アストロノオト』が2024年4月より放送スタート! 木造アパート"あすトろ荘"の可愛すぎる大家さん・豪徳寺ミラ(CV.内田真礼)。そしてアパートに引っ越してきた料理人・宮坂拓己の恋の行方は?
アニメイトタイムズでは、毎話の放送に併せてスタッフ&キャスト陣のインタビュー連載を実施! 初回となる今回は主人公・宮坂拓己を演じる斉藤壮馬さんに、『アストロノオト』第1話の感想を聞いた。
突き抜けたギャグ顔も見どころ! 表情豊かな拓己は増し増しお芝居で
――今回はオリジナルアニメとなります。アパートもので愉快な住人という舞台、キャラクター設定を見たときの、率直な感想を教えてください。
宮坂拓己役 斉藤壮馬(以下、斉藤):まずは自分がいち視聴者、あるいは読者として大好きな作品を作られている錚々たる皆さまだ!というのが率直な印象でした。しかも設定資料の段階で、ものすごく面白そうで、これは絶対に関わりたい!と強く思いました。
アパートものもラブコメディもSFも好きなので、テープを収録しているときからわくわくしていましたね。拓己はオーディションの段階から非常に多くの表情を見せてくれていて、その時点で楽しかったです。
――キャラクター原案を窪之内英策さんが担当されていますが、どのような印象をお持ちでしたか?
斉藤:『ツルモク独身寮』を読んでいましたし、各所で素晴らしいイラストを拝見していたので、まさかお仕事でご一緒できるとは……!と感無量でした。いただいた資料からして、どのキャラクターもとても魅力的で、窪之内先生の繊細かつ美麗な色彩が本当に素敵でした。
――宮坂拓己は、あすトろ荘の住み込み料理人で、ミラと恋仲になりたい青年ですが、演じた上で、どんなキャラクターだと思いましたか?
斉藤:等身大の青年で、青かったり情けなかったりお人好しだったりと、たくさんの要素を持っている人だなと感じました。実際の収録では、彼のくるくる変わる表情に対して、芝居も増し増しでというディレクションをいただいたので、かなり多くの扉を開けてもらった気がします。ハイカロリーではありましたが、毎週ものすごく楽しい収録でした。
――第1話で印象的だったシーンを教えてください。
斉藤:やはりミラさんとの出会いは印象に残っています。こんな素敵な人、きゅんとこないわけがない!と思いましたね。歓迎会のシーンでは、先輩方とアドリブも交えて収録ができて非常に刺激的でした。「ミボー人」に関しては、うすうすまさか……と思いつつも、これこれ!という勘違い感がしっくりきました。半端なく個性的なキャラクターたちからも目が離せないですね。
――第2話の見どころを教えてください。
斉藤:第1話ですでにこの作品のテイストを存分に感じていただけたかと思いますが、2話以降でさらにさらに加速してまいります。ラブもコメディもSFも料理も、とにかくあらゆる要素がてんこ盛りの、観て食べて美味しい物語が展開されていきます。何を言ってもネタバレになってしまうので、ぜひ皆さまご自身でご賞味くださいませ!
[構成・塚越淳一]
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あらすじ
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(C)アストロノオト/アストロノオト製作委員会