『Unnamed Memory』連載第4回:ルクレツィア役・川澄綾子さんメールインタビュー|ルクレツィアの笑い声は、音として「あはははは」と聞こえるように意識しています
電撃の新文芸より刊行中の原作・古宮九時先生/イラスト・chibi先生による小説『Unnamed Memory』(略称アンメモ)。本作のTVアニメが、2024年4月より放送中となっています。
アニメイトタイムズでは、本作の出演声優陣へのメールインタビュー連載を敢行。第4回目はルクレツィア役・川澄綾子さんです!
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ルクレツィアには親しみやすい印象も
――台本やシナリオ、原作などをチェックした際の本作の第1印象は?
ルクレツィア役・川澄綾子さん(以下、川澄):しっかりとした王道のファンタジーだなという印象を持ちました。それぞれの国の思惑や魔女の存在など、今後の展開が楽しみになるようなストーリーに引き込まれました。
――ご自身が演じるルクレツィアというキャラクターの第1印象を教えてください。
川澄:魔女らしく得体の知れないところはありますが、あっけらかんとしたところもあり、親しみやすい印象でした。
――ルクレツィアを演じる際にはどのようなことを意識していますか?
川澄:永い時を生きた魔女らしく、人間の常識からは逸脱したところもありつつ、様々なものを見てきた諦念や、達観した雰囲気を意識しました。
――アフレコ現場の雰囲気はいかがでしょうか? 他のキャストさんとの印象に残るエピソード、スタッフ陣からのディレクションで印象に残っているものなどもお聞かせいただければと思います。
川澄:ルクレツィアはよく笑うキャラクターですが、その笑い声の演技を文字通り「あはははは」と笑ってほしいというディレクションがありました。音として「あはははは」と聞こえるように意識しています。
――このメールインタビュー時点で第6話までが放送されました。ここまではティナーシャとの掛け合いが多い印象ですが、ティナーシャ役の種﨑敦美さんと掛け合ってみた印象やふたりの掛け合いを演じる際に気を付けていることは?
川澄:ルクレツィアはティナーシャよりも歳上の魔女なので、同じ魔女でもティナーシャよりも少し老獪な感じが出るように意識しました。
そして、魔女同士だからこその軽口をききながらも、ティナーシャの事を気にかけているところが感じられるように気をつけて演じました。