TVアニメ『WIND BREAKER(ウィンドブレイカー)』内田雄馬さん(桜遥役)×内山昂輝さん(杉下京太郎役)インタビュー|桜遥&杉下京太郎&梅宮一の関係性、桜と杉下は犬猿の仲?
ふたりが語る中村悠一さんとキャラクターがリンクしていると感じるポイント
――ちなみに、梅宮を演じている中村悠一さんとキャラクターがリンクしているなと思う部分はありますか?
内山:強さという点では中村さんは、声が“強い”。最強キャラ感が(笑)色々な作品で最強キャラを演じられていますし、そんなにたくさんの最強ボイスを担える声優さんは下の世代からなかなか出てこないかも。
内田:それに中村さんは僕ら後輩ともたくさんお話ししてくださるんです。
内山:たしかに、実はアフレコの休憩中とかでもよく喋っている方なんですよ! (内田)雄馬くんとも謎の話をしてるんです(笑)。
内田:「謎の」って!(笑)。
内山:俺が知らない昔のアニメやゲームの話をしていて、なんかよく分からなくて(笑)でも結構フリートークしてらっしゃるなぁ、という印象なんですよ。
内田:そういう意味ではね、中村さんは「人好き」なところがあるのかなって。だから、その部分は梅宮と似ているのかもしれないですね。
内山:そうですね。ちゃんと交流しようとする心がおありなので。
――それでは、そんなおふたりが気になる『WIND BREAKER』のキャラクターを教えてください。
内田:そうですねぇ。個人的には獅子頭連の「十亀条」がやっぱりいいキャラしているな〜! って。梅くん(梅原裕一郎さん)の十亀はねぇ。
内山:ゆっくり喋るキャラだよね。
内田:人気が出るでしょうね。皆好きになっちゃいそうだなっていう感じがする。
内山:薄いサングラス感、みたいな感じでしょ?
内田:フハハッ、「薄いサングラス感」みたいな感じ?!
内山:掛けても良し(カッコいい)、外しても良しみたいな(笑)。
内田:そこのポイント?! ええ〜?!って(笑)。
(台本に描いてある十亀条のイラストを指差しながら)でもマジでこのキャラクター、絶対好きでしょ、皆! 登場するエピソードが増えてきたら、より「うわぁ。ずるいなー!」って感じるんだろうなぁ。
十亀は本当に気になるかっこいいキャラですね。今、かっこいいとしか言ってないけれど、ここから見てほしいところです(笑)。
獅子頭連は5人とキャラクター数も多いしなぁ。
内山:うん。僕はやっぱりそうなると(獅子頭連の)「兎耳山丁子」ですね。『WIND BREAKER』のなかでこれまでになかったタイプというか。結構よく喋る部分では楡井秋彦とかと重なりますが、違う方向で物語を盛り上げてくれるトリッキーなキャラクターなので、とても気になりましたね。
内田:たしかに。兎耳山が梅宮とタイマンを張るんだろうなという雰囲気ではありますけれども。
内山:兎耳山がどんな戦いを見せてくれるんだろうなっていう点でも楽しみなキャラだと思います。
――ありがとうございます! それでは最後に改めて今後の見どころをお聞かせください。
内田:今回はやっぱり、ボウフウリンVS獅子頭連で戦っていますから。ボウフウリンは背負うものがあって戦う人たちなので獅子頭連という存在に相対して、どういった喧嘩になるんだろう? という。
今までは、桜から見ると個人的な思いのために喧嘩をしていましたが、「仲間(風鈴)を守る」というもっと広い目線での喧嘩(対決)は初めてなので、そのぶつかり合いがどういうふうになっていくのかはとてもご注目いただきたいところだなと思っています。
内山:そうですね。今後もバトル描写が魅力的に描かれていくので、そこがまず大きな見どころです。
拳で語り合っていくところで、どんなふうにキャラクター同士の関係性が動いていくのかも見どころだと思いますので、ぜひぜひ最後までご覧になって、そして“杉下は喋るのか喋らないのか”注目ですね。
一同:(笑)。
内山:杉下は最終回で喋るのか!
一同:フハハ(笑)。
内田:(獅子頭連との)杉下のバトル、一瞬で終わっちゃったしね。
内山:終わりましたね、瞬殺で終わったね。なのでその辺もぜひ注目してみてください。
[取材・文/笹本千尋 撮影/MoA]
作品概要
あらすじ
キャスト
(C)にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project