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映画『仮面ライダーガッチャード』本島純政×松本麗世インタビュー

宝太郎とりんねがくれた困難に立ち向かう勇気――映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役・本島純政さん×九堂りんね/仮面ライダーマジェード役・松本麗世さんインタビュー|「宝太郎が諦めないなら、僕も負けられない」

2024年7月26日(金)より全国公開となる映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』。(『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』と同時上映)。

今作の舞台は、仮面ライダーガッチャードデイブレイク(=未来の宝太郎)のいる未来の世界。様々な困難を乗り越えてきた宝太郎とりんねが絶望の未来を覆す戦いに挑む、集大成にふさわしい内容となっています。そして、未来の宝太郎が明かす驚愕の真実とは……!?

アニメイトタイムズでは、公開を記念したキャストインタビューをお届け! 今回は、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役・本島純政さん、九堂りんね/仮面ライダーマジェード役・松本麗世さんに映画の見どころや演じるキャラクターの成長について、お話を伺いました。

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突如、未来の世界から、時空ゲートを通って敵の大軍団が襲来!なんとか応戦する一ノ瀬宝太郎=仮面ライダーガッチャードたち。未来にはかつて幾度も宝太郎たちの窮地を救った“20年後の宝太郎”=仮面ライダーガッチャードデイブレイクがいる。「今度は俺が助けなきゃ!」未来の危機を察知した宝太郎たちは”ギガントライナー”で時空を超えデイブレイクのいる未来への大冒険に出発!!さあ、ふたりのガッチャード、錬金術師とケミーたち、みんなで力を合わせて未来を取り戻せ!!作品名仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク放送形態実写映画シリーズ仮面ライダーガッチャードスケジュール2024年7月26日(金)『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』と同時上映キャスト一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャ―ド:本島純政九堂りんね/仮面ライダーマジェード:松本麗世黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド:藤林泰也銀杏蓮華:安倍乙鶴原錆丸:富園力也ミナト:熊木陸斗枝見鏡花:福田沙紀加治木亮:加部亜門九堂風雅:石丸幹二鳳桜・カグヤ・クォーツ/仮面ライダーレジェンド:永田聖一朗但馬鉄男:小島よしお未来の宝太郎/仮面ライダーガッチャー...

宝太郎とりんねは互いにとって欠かせない“相棒”

ーーTVシリーズでは101体のケミーが揃った後も、怒涛の展開が続いていますね。

本島純政さん(以下、本島):ケミーが揃ってから、さらに物語が加速しているというか。錬金アカデミーのメンバーが一致団結して戦うシーンも多いですよね。一方で、本音で話せる関係になったからこそ、ズレが生じることもあって。それがストーリーにも影響を与えている気がします。

松本麗世さん(以下、松本):それぞれの活躍シーンも増えていますし、色々な過去が深堀りされたり、新しい問題が出てきたり……。ここから盛りだくさんの内容でクライマックスに進んでいくので、1話も観逃さないでほしいです。

ーーでは、映画のお話を伺いたいと思います。まず、物語の舞台が未来の世界と聞いて、驚きました。TVシリーズの第16話〜第18話や第35話のラストがここで繋がるのかと。

本島:視聴者の方もそうだと思いますが、僕自身も仮面ライダーガッチャードデイブレイクの世界線の物語がとても気になっていました。未来の宝太郎がいたからこそ、その後の『仮面ライダーガッチャード』の物語があるので、彼が与えてくれた世界に対して、宝太郎も責任を背負っているんです。そういった背景も含め、自分が演じる宝太郎のお芝居に反映していきたいなと。「あの日(第16話)、デイブレイク(未来の宝太郎)が来ていなかったら……」と考えると、本当に恐ろしい気持ちになります。

映画では、DAIGOさん演じる未来の宝太郎の物語が丁寧に描かれていて、『仮面ライダーガッチャード』のアナザーストーリーというか。TVシリーズを観ていない方でも楽しめる内容になっていると思いました。

ーー本島さんが演じる宝太郎と未来の宝太郎のキャラクター性はかなり違いますよね。

本島:今の宝太郎と比べると、だいぶ落ち着いた性格になっていると思います。少し悲壮感があって、色んなことを諦めている部分もあるというか。ただ、そうなってしまった彼の背景には、仲間を失った悲しみがあるんです。それでもグリオンに立ち向かっていくわけですけど、どうしても超えられない壁が立ち塞がって。

宝太郎にとっては、“仲間”というものがとても大きな存在だと思います。一番大事なものが欠けてしまったことによって、徐々に未来の宝太郎のような性格に変わっていったんじゃないでしょうか。

ーー松本さんは未来の世界を描く今作の物語について、どのように感じられましたか?

松本:感動的なお話ですよね。私は台本を読んでいるときから、涙を流してしまうことが沢山あったんです。何度読んでも感動していたので、この感動を観てくださる方に伝えたいと思って、一生懸命演じさせていただきました。みんなが精一杯頑張って、より良い作品になったと思うので、ぜひ何度も観ていただけたらと思います。

ーーこれまでにない程シリアスなストーリーだからこそ、心に響くというか。

松本:そうですね。多くは言えないのですが、特に未来のりんねに関する場面はとても感動しました。加えて、アルザードという敵との戦いでりんねの感情が溢れ出すシーンに強く共感したんです。りんねに対して「頑張ってほしい」という気持ちもあって、色々なシーンで心を動かされました。

ーー今作は、宝太郎とりんねの絆の集大成でもあると感じました。

松本:最初の頃のりんねは悩みを抱えているからこそ、他人との距離を取っていたんだと思います。ルールを破る人が許せなくて、宝太郎のことも突き放していたんです。第4話(「アントルーパー・ラビリンス」)で宝太郎がピンチを救ってくれたとき、ようやく自分の悩みを話すことができたんじゃないでしょうか。そこから少しりんねの中の壁がなくなって、ふたりで色々な試練に立ち向かってきました。戦いの中で絆も深まっていって、お互いの相棒感が生まれたのかなと。

本島:今では、お互いにとって欠かせない相棒ですよね。最初は名前すら覚えてもらえなかったですけど(笑)。それが今作を通して、観ている方にも伝わるはずですし、注目してほしいポイントでもあります。

ーー未来の宝太郎を演じたDAIGOさんとは現場でお話されましたか?

本島:DAIGOさんとは、ずっと「ガッチャ!」を言い合っていました(笑)。監督の「OK」が出るたびに、DAIGOさんが「ガッチャ!」と言ってくれるので、それにつられて僕も「ガッチャ!」って。撮影の後半からは、監督も「OK」ではなく、「ガッチャ!」と言っていました。明るくて、居心地の良いガッチャードならではの現場でしたね。

楽しい雰囲気づくりをDAIGOさんがしてくださって、宝太郎のように明るい人なんだなと。もしも未来の宝太郎役がDAIGOさんじゃなかったら、この映画の雰囲気は全く違っていた気がします。本当にDAIGOさんで良かったです。

松本:私もDAIGOさんとは色々なお話をさせていただきました。子供の頃から、兄と一緒にTVで活躍されているDAIGOさんを拝見していたので、実際にお会いできて嬉しかったですし、DAIGOさんの方から気さくに話かけてくださったんです。お話するなかで、私の出身地である鹿児島のことを沢山聞いてくださって、興味を持ってくださっているんだなと嬉しい気持ちになりました。

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