音楽
超学生 新曲「Hazure」をきっかけにインターネットの音楽との架け橋になれたら/インタビュー

夏アニメ『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』OPテーマ「Hazure」超学生インタビュー|超学生らしさが詰まった「Hazure」、この曲をきっかけにインターネットの音楽との架け橋になれたら

 

Hakubiの担当するED曲「pray」とは対照的! サブスク配信ではOPでは聞けないパートや細かい音も楽しんでください

――Hakubiが担当しているED曲「pray」がシンプルなので、かなり対照的になりました。

超学生:ED曲はまさにアニメのEDらしい曲調で作っていらっしゃって、OPEDともに『ハズレ枠』を音楽で表現しながら対照的なので、そのギャップをアニメのファンの方にも楽しんでいただけるのではないかなと思います。

以前も『カワイスギクライシス』というアニメで、OP曲として「スペースキャットビッグバン」を歌わせていただいた時も同じような現象が起きて、OPはDIALOGUE+さんの「にゃんぼりーdeモッフィー!!」がまさに作品に合ったかわいらしい曲になっていて。女性声優グループと、変な超学生という対比感も気に入っていただけたかなと思うので、今回も楽しんでいただけたらいいですね。

――この「Hazure」は、1話放送直後から配信が始まっているのも嬉しいです。

超学生:1話の状況を思い出しながら聞いていただくと楽しいかも。先ほど挙げた「step1」からの部分はアニメのOPでは聞けないので、フルバージョンで聞いたらビックリしちゃうかも。またこの曲は本線以外で左右からいろいろと声が聞こえてくる仕掛けがあるので、イヤホンなどより近くで聞くと聞くたびに新しい音が見つかるのもおもしろいと思います。

 

 
僕自身、ステレオという概念はおもしろいと思っていて、例えば左右の音が同じ音量で流れる真ん中で聞いてみると、少し場所を動くと広がって聞こえたりするのが不思議だなと思っているので、この曲も楽しいです。

思い起こせば初めてイヤホンで音楽を聞いたのが小学生の低学年の頃で、音が頭の中で鳴っているのがおもしろかったし、うまいことイジると後ろや斜め前から聞こえてきたりして。だからステレオのスピーカーで聞く音作りはしていなくて。

話がちょっとそれましたが、ぜひフルで聞いて『Hazure』沼にどっぷりハマってください。

――この曲はカラオケで歌ったら難しそうですね。

超学生:確かに歌詞を初見で歌うのは難しいと思いますが、曲を頭の中にしっかり入れてしまえば、音域はそれほど広くないので、楽しんで歌っていただけると思うし、歌えたらカッコいいと思います。ぜひチャレンジしてみてください。

――ジャケットも灯河の顔で、かなりインパクトがあって。

超学生:シンプルなんだけど、見る人によって心象が変わって。まるで、有名な絵画のモナ・リザのような。僕のほうから「こんなふうにできたらいいんですけど」とイメージを伝えたら、その通りに作っていただいた夢のようなジャケットです。僕のシングルではアニメ公式のイラストジャケットは貴重ですし、アニメの関係者の方にも感謝しています。」

 

「歌ってみた」で好評の4曲もサブスク配信がスタート! タイアップ曲との違いを感じてほしい。そして木曜夜は「超学生NIGHT」に!

――超学生さんは前回のインタビューで、今年の目標はたくさんの楽曲をアップすることとおっしゃっていましたが、その通りのペースで。更に「バグ」(かいりきベア作)、「愛して愛して愛して」(きくお作)、「混沌ブギ」(Jon-YAKITORY作)、「脳内革命ガール」(MARETU作)など、「歌ってみた」でアップされた曲のサブスク配信が始まりましたね。

超学生:ここまでアップした曲の中から人気曲を選んでサブスク配信してみました。YouTubeでも視聴できますが、音がすごく圧縮されてしまうので、切られてしまう周波数もありますし、ビットレイトの制限もあるんですよね。僕がアップした時の想定した音で届けられるのが一番嬉しいので、サブスク配信では自分の音源をそのまま上げられるのが嬉しいし、ファンの方にも喜んでいただけているようで、良かったです。

 

 

――この4曲の「歌ってみた」の映像を視聴しましたが、超学生さんが歌っているシルエットみたいな映像に、曲ごとのイメージのアニメが動いているのがおもしろかったです。

超学生:ありがとうございます。知り合いや先輩の歌い手さんからは「アレはマネすると『超学生みたい』と言われてしまう超学生らしさを確立した、唯一無二のスタイルだからうらやましいよ」と言っていただくことも多くて。リスナーさんにも超学生らしさを一番感じられるのも超学生の原点も「歌ってみた」なので。

もし「Hazure」やこの記事で僕に興味を持ってくださった方には、まず公式YouTubeで「歌ってみた」の映像を視聴して気に入っていただけたり、曲を集中して聞きたいなと思ったらサブスク配信もチェックしていただけたら嬉しいです。

――ちなみ今、どのくらい「歌ってみた」の楽曲が上がっているんですか?

超学生:300本超です。今年になって毎週木曜日の19時頃に投稿していて、その日の深夜26:45から僕がパーソナリティを務めるラジオ番組『超学生の仮面を脱ぐ夜』の放送があって。更にアニメ『ハズレ枠』の放送も毎週木曜の24:59からで。

――すごい! 偶然にしても出来過ぎですね!

超学生:そうですね。でも大変なこともあって、「歌ってみた」の投稿が遅れると予定がズレてしまうので、毎週必死です(笑)。皆さんには木曜日の夜は「超学生NIGHT」として、超学生の世界にどっぷり浸っていただければ幸せです。

 

 

――では最期に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

超学生:アニメの『ハズレ枠』は、タイトルから「なろう系」なのはわかると思いますが、1話を見ていただけてたら「他のなろう系や異世界転生ものとは違うぞ」とピンとくると思います。始まり方からして、一般的な「なろう系」とは違うアプローチでお話を作っているのがわかると思うので、「なろう系」を普段見ない方にも届いてほしいなと思います。

「なろう系」好きの方にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけると思うし、戦闘シーンなどかなり凝っているので視覚的にも楽しめる映像になっていると思います。声優さんも豪華ですし、今後の展開をお楽しみに!1話を見逃した方は配信サービスで是非。そして楽しいなと思ったらSNSでいっぱいつぶやいていただけたら僕も嬉しいです。

「Hazure」は、『ハズレ枠』の世界を辻村さんらしく表現している楽曲で、アニメのタイアップ曲の中でも超学生が好きな要素が詰まっています。早口をビートにのせて言葉をリズム楽器のように使うアプローチも好きですし、変わっているけど刺激的な歌詞も好きで、実験音楽的みたいな要素も気に入っています。らしさが出ているほうの曲だと思うので、普段「歌ってみた」で曲を聞いてくださっている方も「全然違うじゃん!」とはならないと思います。

この曲でファンになってくださった方は、オリジナルとしてみんなの力を借りてリリースしているものと、どのような違いがあるのかも楽しんでいただけたら。そしてこの曲がインターネットと音楽をつなぐ架け橋になってくれたらいいなと思います。

木曜日の夜は、超学生の「歌ってみた」、アニメ『ハズレ枠』、僕のラジオでたっぷり楽しんでください。

超学生公式サイト
https://chogakusei.com/

超学生公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/ChogakuseiOfficial

 

作品概要

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

あらすじ

学校では空気な高校生、三森灯河はクラスメイトとともに勇者として異世界に召喚された。

女神ヴィシスによってクラスメイトたちが次々にS級、A級と能力を見出される中、灯河は最低ランクであるE級と宣言され『廃棄』対象となってしまう。

生存率ゼロの遺跡に廃棄された灯河はハズレ枠と貶された【状態異常スキル】を駆使して遺跡脱出を試みる。

その日から、女神ヴィシスへの復讐の炎を宿した青年は人畜無害な人間をやめ、心の奥底に隠していた本性を明かしていく……

「はじめようか、生存競争を」

キャスト

三森灯河:鈴木崚汰
セラス・アシュレイン:宮下早紀
ピギ丸:津久井彩文
イヴ・スピード:上田瞳
リズベット:和多田美咲
ヴィシス:小清水亜美
ニャンタン・キキーパット:汐入あすか
十河綾香:奈波果林
桐原拓斗:水中雅章
小山田翔吾役:KENN
鹿島小鳩役:長縄まりあ
戦場浅葱役:平山笑美
安智弘:山下大輝
高雄聖役:早見沙織
高雄樹:前田佳織里
シビト・ガートランド:諏訪部順一

(C)篠崎芳・オーバーラップ/ハズレ枠の状態異常スキル製作委員会

 

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