『Re:ゼロから始める異世界生活』劇場型悪意ジャパンプレミアで小林裕介さん、高橋李依さんら声優陣6名が第3期に向けた意気込みを語る!/レポート
『リゼロ』の魅力を一言でいうと?
続いて、声優陣が『リゼロ』の魅力を一言で表すコーナーに。山根さんは「推しが決めきれないというところ」と回答。やはり、レムもベアトリスもエミリアも、順番通りに見ていくほどそれぞれの過去が明らかになっていくため、みんなを好きになってしまうのだとか。
安済さんは歌での感情表現をピックアップ。3rd seasonの見どころのひとつである劇中歌について「今回はリリアナちゃんの歌が、どんな風に物語やみなさん(※視聴者)の感情とリンクして、みんなの心を動かすのか楽しみです」とコメント。これを受けた山根さんは、「頑張って歌います!」と声を上げていました。
『リゼロ』先輩の模範解答に圧倒される会場
また、この問いに『リゼロ』の先輩である高橋さんと小林さんも回答。
高橋さんは「(エミリアが)2nd seasonで試練を乗り越えたこともあって、自分らしく生きたいっていうのがみんなに当てはまるんじゃないかな」とコメント。
そして、「エミリアもやっと自分らしい姿を見つけられたと思うし、ベア子もきっと自分らしくなったと思うし、みんながみんな自分らしさを探しているのかなと思うと、そこら辺が私の推しポイントかなって思います」と続け、さすが先輩と言わんばかりの模範解答で会場からは関心の声が漏れ聞こえました。
次いで小林さんは「やっぱり人間ドラマと言わせてください」と断言。「オーディションで『Re:ゼロから始める異世界生活』っていうタイトルを見たときに、きっとすごくハッピーな物語が繰り広げられていくんだろうな」と感じたことを明かし、「でも、そんなものはこれですよ」と、人指し指と親指を近づけそんな幸せが指先ひとつ分だけだったことを振り返りました。
続けて「人間の汚さとか葛藤を描いていて、立派に見える人でも考えていることは俺たちと同じだったりします」と話し、そして「みんなと重なるところがある。だから、感情移入できる。そういうものが1️st season、2nd season、1話ごとのエピソードにあると感じられる作品になっていることがその一番の要因なのかなと」とまとめました。
岡本さんと、天﨑さんにはまた違った趣向の質問が!?
残るは岡本さんと天﨑さんとなったところで、おふたりにはMCから新たな質問が投げかけられました。その内容は作中のスバルのように「何度でもやり直したいこと」。
岡本さんは学生時代にバトミントン部に所属していたそうですが、その際に筋トレをしすぎて身長が伸びなかったことを悔いている様子。「170はいきたかったじゃん!」と心境を吐露すると、これに共感したのが小林さん。岡本さんが小林さんに「頑張ろうぜ大将!」と声をかけると、小林さんも「ああ!」と返答して一致団結していました。
一方、天﨑さんは「音楽やっておけば良かったなって思います」と少しばかりの後悔を語りました。「(※オットがー)“言霊の加護”を使っていろんな生き物と話をするときに音階というか、周波数とかが大事だなと思って。そういう音階が自分のなかにあればよかったなと思います」とご自身の演じるキャラクターへの愛に満ちたコメントを披露。
“死に戻り”のできるスバルを演じている小林さんは「格好いいこと言っていいですか」と前置きし、大きな声で「(戻りたい過去は)ないです!」と断言。「高校生の時に声優を目指し始めればよかったと思いましたけど、やっぱり社会人を経たからこそ今ここに立っていると思いますし、無駄だったことは本当にないなと思うんです」と言い切りました。
そして「スバルを演じて改めて自分を振り返り、そう感じさせてもらえたので、ないとはっきり断言させてください!」と締めくくり、最後は会場から「格好いい!」との声が沸き起こりました。
イベントで新キービジュアル第3弾が公開
イベントも終盤といったところで、新情報として3rd seasonのキービジュアル第3弾が解禁。それを見た天﨑さんが「前の三人も気を使って先に行ってくれている」と言うと、岡本さんも「ふたりにしとこうぜ、みたいな」とビジュアルに描かれたオットーやガーフィールに着目しました。
そして、岡本さんは「何が嬉しいって、これだったらXでこの画像をポストしたときにガーフィールとオットーがいるんです」とコメント。ひとつ前のビジュアルでは見切れてしまっていたそうで、この発表でその悩みが解消された様子でした。