小野田坂道役・山下大輝さん、東堂尽八役・柿原徹也さんが10年の思い出を語り合う! 『TVアニメ「弱虫ペダル」10周年フェスティバル』開催記念トークショーをレポート
TVアニメ「弱虫ペダル」放送10周年を記念して、ところざわサクラタウンで『TVアニメ「弱虫ペダル」10周年フェスティバル』が2024年9月23日まで開催中です。
開催期間の真っ只中、9月14日(土)には、『TVアニメ「弱虫ペダル」10周年フェスティバル」開催記念上映会&トークショーを実施。初の劇場上映作品「弱虫ペダル Re:RIDE」の上映と、小野田坂道役・山下大輝さん、東堂尽八役・柿原徹也さんのトークショーが行われました。
本記事では、上映会前に行われた山下さん、柿原さんのトークショーの模様をレポートします!
山下さんのブレイクを予感していた
司会の鷲崎健さんの呼び込みで登壇した山下さんと柿原さん。まずは開催中の『TVアニメ「弱虫ペダル」10周年フェスティバル』展示会についてのトークからスタートしました。
トークショー開始前に、時間ぎりぎりまで展示を見に行っていたという山下さん。TVアニメシリーズの思い出が蘇り、とても懐かしさを覚えたそう。特に名言集を見て、当時の収録で言ったセリフやお芝居で頻繁に叫んでいたことを思い出したそうです。
他にも個性的な展示やフォトスポットの数々をしっかり見て回った様子。御堂筋のキャラクター性、展示での使い勝手のよさにも驚いたようでした。
続いてのトークテーマは「10年を振り返って」。山下さんは初の主役作品ということもあり、『弱虫ペダル』と共に歩んできた声優人生を振り返ります。柿原さんとは『弱虫ペダル』で一緒に演じる前から面識があり、その時から包み隠さずなんでも話せる方という印象を持ったそうです。
柿原さんも初めてあった時から山下さんは絶対声優として成功すると思っていたし、実際1年もたたずに坂道として再会したので驚いたとか。
さらにお二人とも、10年間も一緒に歩めるキャラクター・作品なんて滅多にないと感謝をしつつ、キャラクターへの思い入れを語りました。
冬でも汗だくになりながら、キャスト全員が全力でアフレコ!?
話は当時のアフレコに移り司会の鷲崎さんから「敵チームに対してはアフレコの中でもバチバチだったのか?」と問われると、山下さんからはキャスト同士は仲がよかったので、お互いに信頼しあって全力でやりあっていたというお話が。
柿原さんもアフレコ現場のエネルギーがすごく、他のキャストが全力で戦っているのを見ると、これ以上のものを出したいという刺激を受け、また他の方が頑張るというループになり、すごく役者として刺激を受ける現場だったと話します。「冬場なのに冷房ガンガンで汗だくでアフレコしていた」というエピソードには、山下さんもうなずいていました。
思い出を振り返ったところで、今度は『TVアニメ「弱虫ペダル」10周年フェスティバル』で販売されているグッズを見ていくことに。御堂筋の衣装センスのよさや、柿原さん演じる東堂の実家である「東堂庵 おまんじゅう」、山下さんも大好きな巻島愛用ブックカバーなどを取り上げながら、グッズの数々をチェックしていきました。
これらのグッズはところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム3FのEJアニメミュージアム、展覧会の会場で販売されていますので気になる方はお見逃しなく。
イベントはあっという間に終了の時間となり、「10周年ということでもっとハートウォーミングな話をいっぱいしたかった」としつつ、簡単に締めの挨拶をいただくことに。
柿原さんは「大輝と一緒に話すのが久々で、がっつり話せて嬉しかったし、『弱ペダ』に会う前の話とか昔の話ができて嬉しかった。またこういうイベントに呼んでください」とコメント。
山下さんは「10年間、本当に色々なことがありました。それを乗り越えていくたび、ここにしかない絆が生まれていくと実感しています。今回のイベントでは柿原さんの作品愛がすごいところも見せられてよかったです。また、10年間の思いを伝えられて嬉しかったです。これからも作品の応援よろしくおねがいします!」とイベントを締めくくりました。
[取材・文・写真/二城利月]
『弱虫ペダル LIMIT BREAK』作品情報
あらすじ
今泉や鳴子と共に2年生へと進級し、キャプテン・手嶋たちと新チームで連覇を目指す!
そして迎えた夏のインターハイ。
昨年の雪辱に燃える王者・箱根学園は、新キャプテン泉田を中心に次々とリザルトを獲得し、快進撃を見せる。王者の風格を取り戻した箱根学園を前に、総北は再び挑戦者となり、苦境に立たされる。
そんな中、遂にレース最終日がスタート!
2日目のゴールを制した京都伏見・御堂筋も新たなフェイズへと動き出す……。
各チームが闘志を燃やす中、坂道は仲間と繋いてきた絆を信じ、栄光のゴールを掴み取れるのか――!?
キャスト
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会