『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』白の魔法使いサルマン登場シーンの場面カット到着｜吹替には、故クリストファー・リー氏のボイスを使用

2024年12月27日（金）より公開となる映画『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』。

このたび、白の魔法使いサルマンが登場する場面カットが到着しました。

また、サルマンの吹替キャストに、実写映画でサルマンを演じた故クリストファー・リーさんの声が使用されていることも明らかになりました。

サルマンの吹替がクリストファー・リーさんになった経緯

『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』に登場するサルマンの吹替キャストには、実写映画で同人物を演じたクリストファー・リーさん（2015年6月7日逝去）の声が使用されていることが明らかになりました。

シリーズすべての脚本を手掛け、本作にプロデューサーとして参加しているフィリッパ・ボウエン氏が、生前のクリストファー・リーさんから受け取った手紙と、彼の妻ビルギット・クロエンケさんと交わした会話からこのアイディアが生まれたと言います。

AI技術による復元ではなく、生前にリーの妻ギッテ・クロエンケから承諾を得て、過去の『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの膨大なアーカイブから音声を探し出し、吹替が実現しました。

『ホビット 決戦のゆくえ』（2014）ではサルマンがガラドリエルに“Are you in need of assistance, my Lady?”と尋ねるセリフの別テイクを使用しています。

フィリッパ・ボウエン氏は「正直に言うと、そのセリフが見つかるかどうかわからなかった」と明かしており、同じ声が出せる別キャストをブッキングする可能性もあったそうです。

しかし、「クリストファー・リーの声を演じられる人はいるかもしれない。でも、私はそうは思わない。彼の声を使えたことが本当に嬉しいし、素晴らしいことだと感じています」と海外メディアで喜びを語っています。

『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』作品情報

あらすじ

映画史に名を刻む傑作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作につながる、まだ誰も知らない伝説の戦いが、長編アニメーションとして映画化！強大な力を持つ侵略者から、命を懸けて城と民を守るローハンのヘルム王の一人娘ヘラの成長物語。未熟な王女であり戦士でもあるヘラは、偉大な父を亡くし、幼馴染が宿敵として現れ、いかにして城と民を守るのかー？

キャスト

ヘルム王：市村正親
王女ヘラ：小芝風花
ウルフ：津田健次郎
オルウィン：本田貴子
ロット：村治学
リーフ：田谷隼
フレアラフ：中村悠一
エオウィン：坂本真綾
フレカ：斧アツシ
ハレス：森川智之
ハマ：入野自由
ターグ将軍：山寺宏一
老ペニクルック：沢田敏子
ソーン卿：大塚芳忠
シャンク：飯泉征貴
サルマン：勝部演之

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