
なぜ我々は“ダメツナ”こと「沢田綱吉」をボスとして認め尊敬するのか──『家庭教師ヒットマンREBORN!』ボンゴレX世のカッコよさについて名場面を振り返って考えてみた!
“ツナだからこそ”ファミリーたちの想い
10代目ボンゴレファミリーを語る上でハズせないのが、6人の守護者たち。彼らもそれぞれツナに対する想いを持っています。
全編通して様々なエピソードが折り重なる『REBORN!』ですが、ツナへの想いが多く語られることとなったのがシモンファミリーとの戦いを描いた一編。本稿では獄寺とランボのエピソードを振り返ります。
嵐の守護者である獄寺が抱くツナへの想いは人一倍。ほぼ初対面の戦闘で命を救われたことをきっかけに忠誠を誓い続ける獄寺ですが、物語が進むにつれてその気持ちはさらに大きくなっていきます。
SHITT・P!との「風船割り」対決の最中、SHITT・P!が調べ上げたツナの“ダメツナっぷり”が暴露されてしまいます。「学年全体で3本の指に入る落第生」「超絶運動オンチ」「チワワが怖い」……威厳あるボスとは対局の存在であるツナのダメっぷりを眼の前にした獄寺が言い放ったのは「そんなモン 10代目のほんの一面にすぎねーよ」。
ツナのダメっぷりも何もかも、沢田綱吉を知り尽くしている獄寺。それでもなお「10代目」と呼び続ける獄寺が宿す忠誠心は、並大抵のものではないことが証明された一幕でした。
そして10代目ボンゴレファミリー最年少である5才のランボ。いつもおちゃらけている彼ですが、シモンファミリー・大山らうじとの戦いの中で「ツナのボスの資質」を問われた際には、このように答えています。
「正直 あの人のことをボスだなんて思ったことはない」「でもいい兄ちゃんだと思ってる」
ボスという肩書による圧のある支配でも、組織の大きさによる屈服でもない。人としての魅力にあふれるツナとその守護者たち、仲間たちがいる環境だからこそ「そこにいるのが何より うれしくて」と、幼いランボは考えたのでしょう。
ボスだからツナを慕っているわけではなく、ツナだからボスとして慕っている。単純な因果関係の逆転は、“肩書による畏怖”というありがちな支配関係から最もかけ離れた位置に存在する強固な信頼関係を表しているのではないでしょうか。
これからもボンゴレ10代目についていきたい!
本稿ではボンゴレ10代目ボス・沢田綱吉の魅力を名場面とともに振り返りました。ボスとしての器とともに一本芯の通ったツナ。例え勉強や運動がダメダメでもその魅力は変わりません。
そんな『REBORN!』は2026年でアニメ放送20周年! メモリアルなこの年に、もう一度本作を楽しんでみませんか?
TVアニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』20th ANNIVERSARY PV
『家庭教師ヒットマンREBORN!』作品情報
あらすじ
キャスト
(C)天野明/集英社・テレビ東京・リボーン製作委員会




























