ジャンプフェスタ2025『ワールドトリガー』ステージレポート｜村中知さん、梶裕貴さん、田村奈央さん、潘めぐみさんがオーディションの裏話、遠征選抜試験の生アフレコで観客を沸かす！

2024年12月22日（日）に、千葉・幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2025」にて、『ワールドトリガー』のステージが実施されました。

ステージには、空閑遊真役の村中知さん、三雲 修役の梶裕貴さん、雨取千佳役の田村奈央さん、香取葉子役の潘めぐみさんが登壇。MC・高橋広樹さんの進行で、オーディションの裏話や遠征選抜試験の生アフレコなどで観客を沸かしました。

本稿では、『ワールドトリガー』のステージレポートをお届けします！

香取葉子の最初の印象は最悪だった!?

元気よくステージに登場したキャスト陣。それぞれが最初の挨拶をしていく中で、潘さんがジャンプフェスタの『ワールドトリガー』ステージ初参加とは思えない堂々としたコール＆レスポンスで会場を沸かせます。

初登場時の香取葉子について、雰囲気の悪さを感じ取ったと話す潘さん。その理由も、三浦雄太、若村麓郎の3人で結成される香取隊はギスギスした状態からのスタートに加え、葉子のご機嫌次第で隊のコンディションも変わっていくからと、香取隊ならではの特徴について語ります。

最初はダメなリーダーがいる代表例のように感じた香取隊ですが、玉狛との一戦を通して、彼女が戦う理由は染井華との関係性の上にあると判明してからは、葉子の面倒くさがり屋な一面も愛おしくなったそうです。

また、名前で呼び合っている姿も印象的な香取隊に、ストーリーが進むたびに彼らならではの愛を感じてほしいと思っていた潘さん。そんなとき、ワンフェス（ワンダーフェスティバル）で“香取隊は家族みたいなもの”という葦原大介先生の言葉を聞いて、自分は間違っていなかったんだと思ったのだとか。

葉子は身内認定をしている人に対して名前で呼ぶ傾向があると分析しつつ、未だ“メガネ”と呼ばれている修もいつか名前で呼ぶことができたら……と会場の笑いを誘います。

また、選抜試験が始まってからの葉子がかわいいという村中さんの話から、葉子が身につけている謎のTシャツには何かの謎が隠されているのはないかと盛り上がる一面も。

なお、遠征選抜試験では、遊真が歌川1番隊、修が諏訪7番隊、千佳が二宮8番隊と三雲隊のメンバーが違う隊で戦うことになりました。

遊真はどの隊でも戦っていけると話す村中さんに対して、どこか寂しい気持ちになる梶さんと田村さん。和やかな空気に包まれる中、人懐っこいところがある遊真と漆間恒がもっと仲良くなって話をしている姿が見たいと話します。

一方、田村さんは、遠征選抜試験で千佳が人に恵まれていると改めて感じたとのこと。それも、隊長・二宮匡貴の洞察力と観察力が凄まじく、しっかりと本人が自覚するまで導いてくれるからだと語ります。

隊長の器の広さを感じつつも、お寿司のTシャツを着て真面目な話をする姿に思わず笑ってしまったそうです。

アニメ化されていないシーンを声優陣が生アフレコ！

『ワールドトリガー』のステージといえば、キャストの質問に葦原先生が答える質問コーナーが恒例になっていますが、今年は葦原先生からキャストのみなさんへ質問が届いているとのこと。

「自分のキャラクター以外で演じてみたい、演じたかったキャラクターはいますか？」という質問に対して、村中さんはボーダーの最高司令官という責任を負ってみたいという理由で「城戸正宗」と回答。

梶さんは『ワールドトリガー』の中で異質な存在でドラマもある「林藤陽太郎」、田村さんは陽太郎が乗っているカピバラの「雷神丸」、潘さんは「若村麓郎」を演じて“言われる側の立場”を感じてみたいと話します。

まだまだ話が尽きない中、ここでMCの高橋さんから耳寄りの情報が。およそ10年前のアニメ第1期オーディションで、別キャラクターのオーディションに参加した方がいるとのこと。なんと、梶さんと潘さんは、遊真のオーディションも受けていたことが発覚します。

潘さんは遊真に加え、木虎藍、小南桐絵のオーディションを受けていたそうで、他のキャストもびっくり。一方、田村さんは千佳だけを受けたそうですが、なかなか通ることのなかったテープオーディションだったため、気合いを入れて臨んでは反省会をしていたと当時の思い出を振り返ります。

テープオーディションの後、玉狛4人（空閑遊真、三雲修、雨取千佳、迅悠一）の候補者が集められ、スタジオで掛け合いのオーディションを行った当時はドキドキしていたと話す村中さん。観客の中には連載開始当初から追っている方も見受けられ、月日の流れをしみじみと感じます。

ここからは、遠征選抜試験の中のワンシーンをキャストが生アフレコでお届け。（他キャラクターのセリフは高橋さんが代読）

巴虎太郎に空閑遊真がアドバイスするシーン（コミックス25巻）、トリオン兵を使った戦闘戦略を空閑遊真が歌川隊のメンバーに話すシーン（コミックス27巻）では、久しぶりに遊真の声を聞けて嬉しい気持ちになる梶さんと田村さん。

そんな梶さんと田村さんが演じるのは、戦闘シミュレーションを任された千佳だったが結果はうまくいかず、その後、二宮が千佳に話しかけるシーン（コミックス27巻）。千佳が仲間と一緒に乗り越えようとする姿を生アフレコで見ていると、心の中に何かこみ上げてくるものがあります。

最後は、梶さんと潘さんが生アフレコ。お届けするのは、戦闘シミュレーションで思うような結果が出ず、突然やる気をなくした葉子にやる気を出してもらおうと、修が香取隊の三浦に電話で相談しているシーン（コミックス26巻）。

まだアニメ化されていない遠征選抜試験の生アフレコに、観客のみなさんも聞き入り、自然と大きな拍手が沸き起こります。

そして最後は、恒例の「トリガー、オン！」という掛け声で一体感に包まれる中、ジャンプフェスタ2025『ワールドトリガー』ステージは幕を閉じました。

『ワールドトリガー』は原作コミックス最新28巻が2025年2月4日（火）に発売。現在、アプリ「少年ジャンプ＋」にて、コミックス9巻分となる79話が無料公開中です！　2025年1月6日まで読むことができるので、この年末年始は『ワールドトリガー』を楽しみながら過ごしてみませんか？

作品概要

キャスト

【玉狛支部　三雲隊】
空閑遊真：村中知
三雲修：梶裕貴
雨取千佳：田村奈央
迅悠一：中村悠一
ヒュース：島﨑信長
林藤陽太郎：浦和めぐみ
宇佐美栞：中尾衣里

【生駒隊】
生駒達人：小西克幸
水上敏志：竹田海渡
隠岐孝二：小野将夢
南沢海：堀江瞬
細井真織：大空直美

【王子隊】
王子一彰：石田彰
蔵内和紀：半田裕典
樫尾由多嘉：橘龍丸
橘高羽矢：川口桜

【柿崎隊】
柿崎国治：田中大文
照屋文香：のぐちゆり
巴虎太郎：井野優
宇井真登華：藤井ゆきよ

【香取隊】
香取葉子：潘めぐみ
若村麓郎：赤羽根健治
三浦雄太：三野雄大
染井華：近藤玲奈

【ガロプラ】
ガトリン：江川央生
ラタリコフ：豊永利行
ウェン・ソー：園崎未恵
コスケロ：津田健次郎
レギンデッツ：村瀬歩
ヨミ：白石涼子

影浦雅人：杉田智和
東春秋：浜田賢二
村上鋼：野島裕史
ミカエル・クローニン：竹内良太
林藤ゆり：能登麻美子
里見一馬：森久保祥太郎
佐伯竜司：新井良平

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

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