この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
週刊少年ジャンプにて連載されていた鬼才・藤本タツキ先生による人気コミック『チェンソーマン』。
2022年7月12日(水)より「ジャンプ+」にて読者待望の『チェンソーマン』第2部の連載がスタートしました。
ファン全員で、『チェンソーマン』の世界を共に楽しむべく、本稿では第114話「」の最速レビュー・振り返りを行います!
デンジ曰く、永遠の悪魔の力によって水族館に閉じ込められてしまったアサとデンジ。
そこに、デビルハンター部部長兼、生徒会長の伊勢海ハ……って「コベニ弟」!?
永遠の悪魔によって水族館から出られなくなってしまったアサとデンジ。
そこにデビルハンター部の面々と、デンジの保護者吉田が現れる。
チェンソーマンと同じような力を持つ伊勢海、そしてどこかで見たことのある少年も合流し、水族館を彷徨い続ける事に。
フラストレーションが溜まっていく彼らは一体どうなる……?
今週は物語に必要なキャラクターたちが続々と登場するエピソードになりましたね。デンジたちに加えて、チェンソーマンと瓜二つな姿に変身することができ、ヨルの標的となっている伊勢海ハルカ。
保護者の吉田ヒロフミ、デビルハンター部の一員である気弱な少年などなど。どこから突っ込めば良いのか分からないお話でした。
とりあえず、絶対「コベニ弟」じゃん!
ホクロの位置こそ違うものの、泣き顔や性格、家庭環境などがコベニにそっくりでしたね。彼女は弟のために高給取りなハンターに就職していたので、年の差もこれくらいかと思います。謎の存在である伊勢海を噛ませ犬にしてしまう藤本先生はやっぱり変わってるな……。
個人的に気になるのは、本当に永遠の悪魔の仕業なのか?という点です。
デンジは同じ現象を経験しているため、永遠の悪魔だと決めつけているようですが、アサは飢餓ちゃんに「デンジを武器にするまで出られない」と宣告を受けているので彼女が絡んでいる事は確実です。
飢餓の悪魔が、地獄から悪魔を蘇らせる力を持っていて、それを行使したんでしょうかね。この先描かれる展開に注目です。
「#チェンソーマン 第二部」
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) December 20, 2022
ジャンプ+にて
本日は最新第114話が配信されました!
▼「チェンソーマン」第114話はこちらからhttps://t.co/zu983RiMCa
今週はアサの挫折と言いますか、心がポッキリ折れてしまったシーンが印象的でした。筆者は苦悩を抱えているキャラや不器用なキャラが大好きなので、前回のテート大失敗に引き続き自分がダメな奴なんだと自覚していくアサに胸を打たれましたね。慰めてあげたいです。(反発されそうですが、むしろイイ)
作品の舞台が90年代後半から00年代くらいだとされているので、まだ携帯電話を学生が持っていることが珍しい様子。状況を打開するための秘策、そして自分が皆を救えるかもしれない状況にテンションが上がってしまったアサはずっこけて携帯を破壊してしまいます。
吉田でさえ愛想笑いを浮かべていたし、伊勢海は自己紹介をいっぱい邪魔されてイライラしていたのかな?、ドストレートにイヤミを言ってしまう。
そこで、心がポッキリ折れてしまうアサ。誰でもこういうなんにもうまくいかない時はありますが、彼女の場合は生まれ持った「性質」ではないかなと思います。これはかなり拡大された個人的な解釈ですが、彼女が一種の症状的なものを持っているキャラクターとして描かれているとなった場合、「ヨル」という名前も性格も正反対な存在の意味が少し変わってくる可能性もありますね。
メタ的なお話になりますし、原作者も読み切りで「普通に聴いてくれ」と仰っていたので筆者の中にひっそりと秘めることにします。
来週は戦闘も始まるかな……?
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!