この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
週刊少年ジャンプにて連載されていた鬼才・藤本タツキ先生による人気コミック『チェンソーマン』。
2022年7月12日(水)より「ジャンプ+」にて読者待望の『チェンソーマン』第2部の連載がスタートしました。
ファン全員で、『チェンソーマン』の世界を共に楽しむべく、本稿では第116話「ヒトデの味」の最速レビュー・振り返りを行います!
デンジとアサは仲良くヒトデを食す。
デートは失敗したものの、2人の距離は近づいて……?
デンジの成長ぶりに、涙が止まりません。
ヒトデランチと洒落込むデンジとアサ。
気が狂ってもおかしくない状況なのに、自分の事で精一杯なアサと、慣れっこなデンジの距離は近づきつつ合った。
アサは自信を取り戻していき、デンジは昔の事を思い出しながら、物語は次の展開へ……
116話では、アサとデンジがちょっぴり仲良くなるエピソードを通して、デンジの成長を描いてくれる回でした。
冷静で朗らかにアサに接したり、ナユタ(一緒に暮らしててよかった)のために大学費用を貯めている事が分かったり。軽犯罪はこの際目をつむりましょうよ。
デンジがサラッと魚を干して保存が効くようにしている事に筆者は感動しました。あんなに計画性の無かった少年が、大きすぎる喪失を乗り越えて、貯蓄したり、魚を干せるなんて……。
稲作ができるようになったり、食品を保存できるようになってからの人類の進化は目覚ましいものがありますから、きっとこれからもデンジは読者を驚かせる成長を見せてくれるでしょう。
SNSで話題になっていたのは、彼がアキのような眼差しをするようになったことや、アサを見て昔の友達ーーつまりパワーを思い出して黄昏れている描写でした。
デンジはきっとこれまで「懐かしむ」という行為をやったことが無かったのではないでしょうか? デビルハンターになる前も後も、酷い経験ばかりですが、デンジが振り返って温かい気持ちになれる思い出が出来たことが素晴らしい事ですよ……。
アサとデンジは意思疎通が取れて、案外いいコンビになりそうですが、彼女たちは敵同士。きっと、戦いは避けられないのです。
「#チェンソーマン 第二部」
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) January 3, 2023
ジャンプ+にて
本日は最新第116話が配信されました!
▼「チェンソーマン」第116話はこちらからhttps://t.co/a661WZHxCn
アサの覚醒シーンと言っても良いんじゃないですか? デンジだけではなく、ユウコとの繋がりを経て彼女もしっかりと前に進んでいた模様。
デンジとお金を片っ端から集めて、何をするのかと思っていたら「戦争」の力を利用していました。
「所有物」という概念は意外と曖昧で、それを利用して水族館ごと買って(つもり)武器にしてしまおうという、アホらしいと言えばそうですが、誰にも思いつかないような機転の効いた良いアイデアですよね。
しかも、資金集めの際には、デンジに不当な約束をさせているあたり、デンジが武器にされる未来も容易に想像できてしまうな……。
水族館槍(アクアリウムスピア)、一体どんな武器なんだ!?
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!