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『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!』長縄まりあ&松田颯水が先輩から受け取ったこと【連載02】

『ひろプリ』『まほプリ』のプリキュアたちを見て感じた、“必殺技に込める想いの違い”とは? 『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』キュアワンダフル/犬飼こむぎ役・長縄まりあさん&キュアニャミー/猫屋敷ユキ役・松田颯水さんインタビュー【連載第2回】

 

ゲストキャラクターを演じる声優陣のお芝居から、“根底にある優しさ”を感じた

――今回のゲストキャラの印象をお聞かせください。

長縄:こむぎがゲームの世界に入ったとき、「こむぎのことだから大丈夫だろう」とあまり心配していませんでしたが、いろはが一緒ではなかったので、「どう頑張るんだろう?」と思っていました。そこで「こういうゲームだよ」とか「こういう世界だよ」とポンタとポコタが案内してくれて、「あっ、これは優しい人の匂いを感じるぞ」と。

松田:心の根元の部分がね。

長縄:そうなんです。「これをクリアしないと会えないぞ」と言いつつも「たぶん、すごくいいヤツなんだろうな」と(笑)。どちらの味方なのかわからないシーンもあったりしますし、ポンタとポコタはタヌキらしく隙があって、「一生懸命、ゲームを仕切るぞ」という意気込みを演じるジャルジャルさんの声からすごく感じて。とても大好きなキャラクターです。

 

 

――オーバーオールを着ていて、幼児番組のキャラクターみたいですね。

長縄:かわいいですよね!

松田:映画だけでなく、TVシリーズにも毎週登場してほしいと思うくらいのかわいさです。

ナツキさんは、台本やキャラクターイラストを拝見したときより、花澤(香菜)さんの声が入ったときのほうがより人間としての温かさや柔らかさを感じました。もちろん台本上でも優しい人ではあるけど、カラーリングが寒色寄りだったので、ちょっと心を閉ざした冷たい方なのかなと想像していました。でも声を聞いたときに、年齢を重ねて、大きな希望や夢を語れなくなってしまっただけで、根底の優しさや人間としての柔らかさはずっと変わらない人なんだなと強く感じたキャラクターでした。

――「子どもながらに天才ゲームクリエイター」という設定も今なら実際にありそうな設定ですね。

松田:今の時代では、「憧れのお仕事だ!」って感じがしますよね。

――PV等で映像をご覧になった感想をお聞かせください。

松田:PVを見て、幼い頃に日曜日の朝、アニメを見ていて、映画のCMが流れてきたら「夏休みが来るっ!」とワクワクが止まらなかったことを思い出しました。あとは入場者特典が大好きだったので、「『わんぷり』の映画の入場者特典だ!」と一番アガってしまいました(笑)。でもそういう人は絶対いると思うんですよ。映画を観に行ったら、おもちゃが一つ増えるというワクワクを、大人になった今、浴びてしまいました(笑)。

長縄:映画の挿入歌「大好きのキズナ」を、PVで初めて聴いたのですが、すごく素敵でした。もちろんTVシリーズの「わんぷり」の曲も好きですが、映画は特別で、しかも“絆”を歌っているのが素晴らしくて。

松田:「大好きのキズナ」ってこむぎが言ってそう。

長縄:言ってみたい(笑)。

お話の内容を知っていても、すごくワクワクしましたし、映画の公開がすごく楽しみになりました。視聴者の皆さんもPVを見てワクワクして、劇場に行って入場者特典をゲットしてもらえたら嬉しいです。

 

それぞれの“絆”の行方と、こだわり抜かれた、さまざまなバリエーションの衣装に注目!

――今作で、こむぎたちはゲームの世界に入ってしまいますが、今ハマっているゲームがあれば教えてください。

長縄:『あつまれ どうぶつの森』が大好きで。

松田:「見たい!」と言ったら現場にも持ってきてくれました。

長縄:(島作りを)あまりにも頑張ったので、みんなに見せたくて、たくさん自慢させてもらいました(笑)。始めてから3~4年はハマっています。

松田:アレは時間がかかるよね。まりあのは、もはや島ではなく、国になっていました。「まりあキングダム」(笑)。

私も『あつまれ どうぶつの森』が大好きなんですが、島作りを一切せずに、ずっと魚を釣ったり、虫を捕まえたりしています。

長縄:(ゲーム内の)お金を貯めるのが好きなんですよね。

松田:うん。無限に資金を増やすゲームになっちゃっています(笑)。でも、まりあのを見て、またやりたくなって、今はちまちま島の雑草を抜いています。

長縄:嬉しい! ぜひ続けてください。

 

 

――作品全体の見どころと演じるキャラ的な見どころ、それぞれのご紹介をお願いします。

長縄:たくさんあるので、たくさんしゃべります(笑)。

ゲームの世界に入って、普段は見られないユキやこむぎ、大福を見られるのが一番かなと。冒頭はいつものTVシリーズのように始まって、どうゲームの世界に入っていくのかを楽しみにしていただけたらと思います。

そこから、応援に来てくれた「ひろプリ」「まほプリ」のメンバー、ツバサさんやモフルンたちがゲームキャラになるので、この2作を見ていた方は、好きなキャラクターのいつもと違う姿にも期待してください。「わんぷり」ファンの方にもかわいいモフルンを見てほしいです。

「わんぷり」のTVシリーズでは、こむぎといろは、ユキとまゆという二人の絆、プリキュア四人の絆に加えて、悟の協力も得て、みんなで力を合わせて、ガルガルを浄化しています。この映画では、こむぎといろは、ユキとまゆが引き離されてしまったことで、お互いをどう思っているのか、どれくらい必死になって助けようとするのか、こむぎとユキ、いろはとまゆが二人になったときにどんな気持ちになるのか、といったところを見てほしいです。

クライマックスでは、ムジナさんとナツキさんのうるっとしてしまうシーンもあります。いろいろな“絆”が描かれているので、それぞれの行方を見届けてほしいなと思っています。

 

 
松田:ほとんどまりあが言ってくれたので、私はそれ以外のところを(笑)。

注目してほしいのは服や衣装です。普段のTVシリーズとは違う私服に特別感を感じられるところがたくさんあるので、そこは見逃さないでほしいです。

あと、二足歩行の動物たちが目を引きますが、プリキュアさんたちのCGの姿もすごく好きで。頭のサイズ感やスカートのボリューム感など、いろいろな部分がいつもとはちょっと違うデフォルメをされていて、「このぬいぐるみ、欲しい!」という気持ちになりました。「もっとウエストを細くしたほうがかわいい」とか、めちゃめちゃこだわって作っていただいているんです。そういうところも見てほしいんですが、たぶん1回見ただけではすべてを味わい尽くせないと思うので、ぜひ何度でも見てください。

長縄:例えば、ユキちゃんがCGになった姿など、5通りのパターンが一度に見られるなんて、この映画でしかないですよ。

松田:そうだね。

公開前なので、お知らせできていないことがまだあります。サプライズ的なところも楽しみにしつつ、みんなの服はしっかり見てくださいね(笑)。

 

作品概要

わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!

あらすじ

大人気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため、こむぎ、いろは、ユキ、まゆ、大福、悟が大集合!
みんな仲良くゲームスタート!のはずが...
あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれちゃったみたい...。
さらに大ピンチ!こむぎは、いろはやみんなと離れ離れになっちゃった...!?
「ずっとずっといろはの隣にいたいんだワン!」
大好きないろはに会うために、こむぎはいろんなゲーム対決に挑戦することに!
一体どうしてこんなことに...?ゲームの世界に隠された秘密ってなに...?
手がかりはゲームをつくった少女・ナツキが握っていて――。
ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」も大集合!
みんなの想いがひとつになった時、わんだふるな奇跡が巻き起こる!?

キャスト

犬飼こむぎ/キュアワンダフル:長縄まりあ
犬飼いろは/キュアフレンディ:種﨑敦美
猫屋敷ユキ/キュアニャミー:松田颯水
猫屋敷まゆ/キュアリリアン:上田麗奈
ソラ・ハレワタール/キュアスカイ:関根明良
虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム:加隈亜衣
夕凪ツバサ/キュアウィング:村瀬歩
聖あげは/キュアバタフライ:七瀬彩夏
プリンセス・エル/キュアマジェスティ:古賀葵
朝日奈みらい/キュアミラクル:高橋李依
十六夜リコ/キュアマジカル:堀江由衣
花海ことは/キュアフェリーチェ:早見沙織
モフルン:齋藤彩夏
兎山悟:寺島拓篤
兎山大福:中村悠一
メエメエ:立花慎之介

【ゲスト声優】
タヌキ・ポンタ:後藤淳平(ジャルジャル)
タヌキ・ポコタ:福徳秀介(ジャルジャル)
ナツキ:花澤香菜
ムジナ:三宅健太

(C)2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会

 

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